果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

栗田智仁の果物日記

2010年11月16日 | 日記
ハイ!栗田智仁です。
今日は、洋梨の話です。

洋ナシは追熟が必要
“梨”には、和梨と中国梨の東洋種系と、洋梨の西洋種系があります。ここでは、洋ナシを取り上げます。洋ナシは和梨と違い、木で完熟したものを収穫して食べるのではなく、ある程度熟したものを収穫し、一定温度の中で保存し、成熟させてから食べるのです。これを追熟と言います。

追熟は温度管理が大切
青いうちにとって追熟させるわけですが、最適期に収穫しないと、肉質が悪く香りが少ないだけでなく、果肉褐変などの障害も起きるそうです。また、収穫後の温度管理も重要で、はじめの10日間前後は約4℃の冷蔵で、その後約20℃で追熟させます。追熟時の温度が30℃を超えてしまうと追熟は行われず、障害を起こして果皮も色づかず、肉質もザラザラで、独特の芳香も発しなくなるそうです。