細き道-The Narrow Way-

その先には・・・

いよいよ、新製品。

2007-05-11 00:45:57 | かる~い容器と包装

明日はいよいよ、新製品の化粧液2点の容器の試作立会い。

硝子瓶なので、工場を見せていただくのが楽しみ。

硝子工場は強烈に熱いので、真夏じゃなくて良かったなぁと思ってます。

今回のガラス瓶の形状は比較的コンサバティブなので、特に心配はしていません。

ファーストトライでなんとかなって欲しいものです。

瓶が出来上がっても、次の加飾でどうなるか・・・

パール塗装に印刷とホットスタンプ。色味がどうでるか・・・心配ですね。

 

今年はもう1社硝子メーカーさんの工場を見学したいと思っています。

樹脂のボトルでも、コンパクトケースでも、パッケージでも物が出来る工程を見るのはとっても楽しいですね。

超大手の化粧品メーカーさんと同じメーカーで作ってもらえる・・・なんか凄い。

 

包装関係の資格を取りにいくことになり、今年は結構忙しいなぁ。

Lotus/Tommy Bolin


環境に優しいということ

2007-03-17 22:59:31 | かる~い容器と包装

最近は、CMでも「リデュース」「リユース」「リサイクル」とやっております。

実際のところ、どれだけ再資源化や省資源化がはかられているか・・・よくわかりません。

世の中に出ている、容器や包装に使用されている資源はどうなっているのでしょう?

今度調べてみたいと思っています。

としたところで、新商品などの企画があがると、どうも疑問が湧きます。

パッケージで差別化を図る方向性は前回述べましたが、仕様を聞いていると・・・それって環境にやさしくないのでは?

と思ってしまうことがあります。

技術は進歩しているようで、様々な再生品や植物由来の原料で作られた製品が出来ているようです。

ポリ乳酸を使ったフィルムや容器。非木材原料の紙、大豆由来のインク、水無しオフセット印刷などなど・・・

でも、完全ではないらしく、混ぜてみたりして機能性を持たせているようです。

それでも、そういった形にシフトしつつあるのは、化石燃料の枯渇を伸ばしたり、二酸化炭素の排出を抑えたり、排水などによる土壌や水質の汚染を防いだりするのに少しは貢献してる。

自分も消費者として生活していますが、「作り手と使い手」という自分の立った側によって分からなくなること、忘れてしまうこと、気づかないこと、気づかない振りをすること、見過ごすことが多々あるなと感じます。

雪が降らない冬・・・ほんのちょこっと降ったけど・・・何か嫌だなぁ。

July Morning/Uriah Heep


容器と包装

2007-03-15 00:00:18 | かる~い容器と包装

最近、うちの会社の容器やパッケージが凝ってきている。

取引先さんに聞いてみると、多くのメーカーさんがそうだと言う。

中身勝負といったところや、簡易包装といった内容から差別化という観点にシフトしているのではとのこと。

確かにドラッグストアや百貨店に行くと・・・すげぇ。

特に制度品と言われるメーカーの容器と箱はほんとに惚れ惚れします。

一般品といわれるメーカーさんも箱などを見るとほんとに凝っています。

どうやって作っているのか・・・紙器とか容器とかのメーカーさんに確認すると、色々な確認法があるようです。

箱では、もちろん持ち帰って調べることもあるのですが、その場で調べるときには必ず

ルーペを取り出し、さらに「破っていいですか?」と聞かれます。

ルーペで印刷の状態を確認し、破ることで表面加工や紙の元の状態をある程度は判断できるようです。

見よう見まねでルーペを覗き、破ってみると・・・なるほど、素人の私でも分かることがあります。

印刷の部分がドット(点々)によって表現されていたりするのが結構分かります。

消費者に買っていただくために、競合品に勝つために「他と違うものを」または「あの商品に似せて」と日々化粧品メーカーと箱や容器のメーカーさん達が四苦八苦しながら仕様を決定していきます。

デザイン、見せ方、形状、質感、材質、重量、内容量・・・新しい技術と共に様々な商品が生まれてくるのですねぇ。

化粧品売り場で容器の底を見ている人がいたら、箱ののりしろを調べている人がいたら・・・そっとしてあげてください。

メーカーや加飾(印刷等)を必死(?)に確認中なのです。職業病ですね・・・

でも、面白い。明日も新製品の取引先との打ち合わせ。どんな話が聞けますか、楽しみです。

Tabacco Road/David Lee Roth