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「撮影許可に3年も! 640回突破、テレ東「美の巨人たち」の探求心」:イザ!

2013-02-21 03:23:16 | 日記
【話題のTV舞台裏】
毎回ひとつの美術作品を取り上げ、作品に隠された謎や物語を紹介するテレビ東京系の「美の巨人たち」(毎週土曜午後10時)は、4月で放送14年目に入る長寿美術番組だ。
世界各地に点在する作品を撮影するには、思いがけない苦労もあるという。
テレ東と共同で番組制作に当たっている日経映像(東京都中央区)の栗本宏プロデューサーによると、番組で扱うメーンの美術作品は必ず、「実物」を撮るようにしているという。
美術館などから借りた映像やデジタルデータでは、作品の細部をきれいな映像で伝えきれないためだ。
栗本さんは「美術作品はディティールが重要。
現在の高精細度な放送に耐えるような映像を撮るには、実際の作品を撮ることを原則にしている」と説明する。
ただ、作品の保存状態や所有者の意向などによって、撮影を申し込んでもすぐに許可が降りるとはかぎらない。
昨年放送したバチカン・システィーナ礼拝堂の天井画(ミケランジェロ作)の撮影許可は、申請から3年かかったという。
また、所有者から、放送前に撮影した映像の確認を求められるケースも少なくない。
VTRを海外に送って返答を待つこともあるといい、「放送日に間に合うかどうか、ハラハラしたことも多い」と栗本さんは明かす。


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