世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

奇石博物館 FILE:4

2016-07-04 22:22:22 | 史跡・観光・他
エントランスから廊下を進んだ先にある、化石コーナーの展示物を見ていく。

まずは、コプライト。見ての通り、うんこの化石だ。展示方法が解りやすくなっている。
草食獣の糞は、珪化木のように地中でメノウ化するため比較的残りやすいそうだが
逆に肉食獣の糞は分解されやすいため、完全な形で見つかる事はレアなんだそうな。
獣の糞の化石 肉食獣の糞の化石 オキナエビスの殻
一方、とぐろを巻いているのは、生きた化石のリュウグウオキナエビスベニオキナエビス
コプライトと並べて掲載したことに特に意味は無い。アラレちゃんをイメージしてはいけない。

同じ巻貝でも、オウムガイはアンモナイトのような形をしている。
生きた個体は、まえに沼津港深海水族館へ行った時に見たな。
オウムガイの殻 ゴキブリの祖先の化石
我々に一番身近な生きた化石といったら、やはりコックローチだろう。その歴史は実に3億年以上。

そんなゴキブリの祖先よりも更に古い歴史をもつのが、クモヒトデ。およそ5億年前から
存在していたらしいが、分解しやすいため完全な化石は、なかなか見つからないらしい。
クモヒトデの化石 クモヒトデの化石 琥珀
それら個性的な化石にまじって、ひときわ輝きを放っていたのが樹脂の化石である琥珀だ。

ストロマトライトは、およそ35億年前の始生代の頃に大量発生したとされるシアノバクテリアが形成した物。
珊瑚と比べて成長速度が遅く、このサイズのストロマトライトを形成するのにも、1,000年以上費やすとの事。
ストロマトライト メノウ化した珊瑚
珊瑚といえば、メノウ化した珊瑚の化石も展示されていた。そして次は、巨大な海の生物が登場です。

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