トンネル崩落事故で車ごと生き埋めにされた男...
トンネル生き埋めされたらどうしよう
やっぱ車に色々入れとかないとな
と安易なサバイバルものかと思っていたのですが、
全然違いました
男の命より
先に人の手により削られ
死んでく殺されていく
希望がとても残酷でした
救助を待つ男を妨げる仕掛け
水食料通信からの広がりも見事でしたが
救助する側を妨げる仕掛けが
素晴らしかったです
もはや敵キャラと化した
美辞麗句並べるだけのお偉いさん
邪魔にしかならないマスコミ
経済優先の建設会社
連中の理屈が
一応一理あるだけにキツイんですよね
所詮一人の命だろ？
もっと優先すべきことあるんだよ
とぶっちゃけわかるんだけど
わかるんだけど
と映画の経過に比例して増す
徒労感も手伝って
希望が絶望に変わっていく様が
いやー
辛かったですね
てゆーか
あいつら全員殴ってくれよ
たのむから
誰かの命を救けるのに必要なのは
優しさなんかじゃなくて
誰かの本気なんだと教えてくれる
傑作密室映画でした！