Red Pianoと子どもたち

いつかCHARLIE GORDONみたいなちゃんとした人になることを
夢見る不良の物語

命の道行き 3

2017-05-09 23:17:44 | Weblog
『命の道行き』




僕の兄は量子力学の博士だった

なぜ空は青いのか?

どうして虹は七色に見えるのか?

誰が時間を作ったのか?

想いの深さは時空を超えられるか?

すべての答えを兄は知っていた

それなのにある日突然兄は死んでしまった

きっと大好きな100兆のニュートリノになったのだろう

もう彼を目でみることは出来ない

でも毎秒ごとに僕たち家族の身体のなかを通り抜けてゆくのがわかる


2016年6月

納骨の日は暑かった

父と僕は兄の骨を小さく砕いてお墓のなかに入れた

母は墓石から少し離れて車椅子のなかからそれを見守った

父の無言の所作と母の黒い帽子が僕の脳裏に刻まれていった

最後に僕は兄の好きだった曲をほんの少しだけ歌った

『Wake me up. When September ends....』

人生を旅する者の道行きの果てとは傍にいるひとたちの心のなかだった

風でもない星でもないただの心のなかだった
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5 コメント

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前に (shin)
2017-04-25 20:07:10
目sにどこかで
木は旅が好き
という話を聞きました
いざなぎ (牧童)
2017-04-26 22:47:38
「道行」って言葉は響くね。
お遍路さんの杖にある
「同行二人」がふと浮かぶ、、、
勝手な想像にイザナワレちまうぜ。
なんてな。
ここでコメントすると
オイラは野暮になる。
続きは今度またに
とっとくじゃ。

shinさんに (Red Piano)
2017-04-26 23:03:22
推敲せずに書いてしまいました。無残です。そのうち消すか推敲します。
牧童さんに (Red Piano)
2017-04-26 23:16:03
タイトル以外は駄作にもならない。。

思いの深さと頭に浮かんだフレーズがなにも練り上げられてない。

「同行二人」。よく履歴書の志望動機欄に使っていた好きな言葉だ。

もう昔のことだ。
Unknown (O)
2017-05-07 22:41:18
度々のコメント、申し訳ありません。
前々回の記事にコメントさせていただいた者です。
大変恐縮なお願いですが、お話をお伺いできないでしょうか。
メールアドレス宛にご連絡いただけましたら幸いです。

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