仙台ラーメン最強伝説

二杯目のおかわり

緑屋(青森県弘前市)

2012年09月04日 | 青森県

091228135938 青森の、特に津軽地方の味付けは一般的にしょっぱいといわれてますが、実はそんなでもないです。関西圏の味噌料理や関東の醤油料理の方が塩味強かったりしますし実際、津軽でいろいろ食べ歩いてみてもそんなにしょっぱいお店ってお目にかかったこと無いです。


逆に津軽では、普通は甘くないものが甘かったりするのによく遭遇します(笑)


確認しただけで「いなりずし」「赤飯」「茶わん蒸し」が甘かった。実際に弘前のスーパーで探して食べてみたことがあるのですが、甘いだけでなく、そもそもの製法が異なるようです。たとえば「茶わん蒸し」には銀杏の代わりに栗が入っていて砂糖で甘く味付けされているんですね。ほとんど和のスイーツ感覚。


赤飯がほんのり甘いのには思わず笑ってしまいました。ゴマ塩が合わない(^^; もっとディープな赤飯もありまして、小豆の代わりに甘納豆+砂糖を炊き込む製法の赤飯。これはご馳走になったことがあるのですがかなりの激甘で…ちょっと自分には合いませんでした(^^; どうやら甘いものをお祝い事とかに食したりする文化が津軽地方にはあるらしいです。


弘前のラーメン界にもそういう文化が根付いているようで、老舗で人気店ほど一寸甘めな味付けになってたりする気がします。有名な弘前中三の味噌ラーメンなんてその最たるもので、もしかしたら日本一甘めの味噌ラーメンかも?です。


今回の「緑屋」さんも弘前では人気の老舗。醤油、塩、味噌と一通りありますが、看板メニュー「手打ちラーメン」600円(写真上)は醤油味。お麩こそ乗らないですが、刻み葱にメンマ、チャーシューと飾らない必要十分なトッピングが乗っかり、黄金色のスープに強い縮れの細麺という津軽の中華そばのスタンダードなビューになってます。


スープベースは豚骨と鶏ガラの合わせで、あっさりながら綺麗に取られてクセが無し。醤油ダレは強すぎず魚介系の主体は昆布。煮干しも効かせてありますがいわゆる今時の青森煮干しインパクト系とは路線が違います。香味野菜のダシもしっかり出てますし油量も控えめで、古き良き時代の中華そばの組み立てですね。弘前出身の知人曰く、昔はこういうラーメン屋が弘前の主流だったらしいです。


味醂少量、あと中三味噌ほどではないですがおそらく砂糖を一つまみ加えてあるのかな、天然素材の旨味の中に僅かに醸される甘さが優しいスープです。


あと手もみの自家製麺がド迫力!某○忠さんよりも更に強く縮れさせてますね。「緑屋」は女性店主のお店なんですが失礼ながら…どうやっているのかな???食感も良く魅力的な麺に仕上がってます。手打ちじゃない麺だと50円安く(600円→550円に)できますが、ここは粋に手打ち麺で頼みたい所です。


とにかく人気店で客足が絶えない「緑屋」は、麺だけでなくチャーシューもメンマも全て自家製というこだわりの本格派。優しい風味の中に”じょっぱり”を感じさせる一杯ですね。ごちそうさまでした。


091228135507 (09/12/28)
緑屋/青森県弘前市豊田1-1-2

ジャンル:
ラーメン
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« らーめん くまちゃん(青森県... | トップ | 弥助ラーメン(青森県弘前市) »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

青森県」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL