うみーのお魚愚痴日記+case

都会のアパートお魚日記 + 日本の水辺の生き物

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タガメ

2011-07-31 09:40:41 | +Case(魚以外)
タガメも羽化が始まったことだし
メモがてら今年の育成方法を記録。

ちなみに括弧書きの中身は100円ショップの名前。


○産卵~孵化
昨年度はメスを同じ入れ物にいれていたため
孵化直後に3割ほどメスに食べられてしまった。

そのため、今年はメスを別の容器に移しました。
おかげで、孵化した全ての幼虫を確保。

その後、ヘゴ支柱に残った卵をコレクションとして剥がす。

⇒更に産卵をさせたい人は、
 もしかしたらこれは残した方がいいかも。
 これを残して、再度メスを同じ容器に入れれば、
 オスが守っている卵塊(孵化済)をメスが壊すので
 すぐにオスが交尾をする気になる……と、思う。多分。

 今年はメスが卵塊を壊さなかったせいか
 オスが一度しか産卵しませんでした。
 ……まあ、うちは2ペア産卵したので一度だけで十分だったのだが。


○1令
1令については集団飼育。適当に水槽を分けて、
造花ならぬ造水草(ダイソー他)で足場を作って飼育。
餌として餌魚を適当に投入し、
自分で餌を捕らせる。
餌はヒメダカが適当。サイズ的にアカヒレでもいいが、高い。
自己採取ができる人はオイカワ・ムツ系の稚魚が優秀。
稚魚は一箇所に溜まっているので、狙い撃ちが出来て良し。

数匹(割合として2~3%とかその程度)共食いが発生するものの、
餌不足さえなければ特に問題なく飼育が可能。


○2令
この段階でも集団飼育は可能だが
今年は譲渡で程ほどに数を減らせたため
個別飼育を開始。

去年は使い捨てのコップ(550ml)だったが、
水が少なく水質の悪化が早すぎて(毎日水換え必須)
その影響で死亡したものも多いため
大型の容器に仕切りとなるものを入れて、個別飼育することに。


色々と探して検討した結果、
プラスチック製のペン立て(ダイソー)を使用することにした。
緑・白・赤と三色あり、側面が格子中となっており、水の循環が良い。
そしてサイズもちょうど良く、通常の30cmSサイズ水槽に6個入る。
格子が大きすぎて1令では抜けてしまうので
2令からの使用となるが、大型店舗でステンレス製のもっと格子が細かい
ペン立てを発見したので、1令ではそれを使ってもいいかもしれない。
うちはこれでそろえてしまったので買わなかったが……。

容器のポイントは水の循環が良いことと、
水面の高さがちょうど格子状などで、浮いた油が動くこと。
容器の上部が壁になって、油が容器内に留まってしまうと
特にタガメに悪影響となる。

なお、6個ペン立てを入れた後、若干隙間が空く。
この隙間に「ろ過ウールを巻きつけたエアーストーン」を入れて
水の循環及びろ過を実施する。
ろ過ウールは適当な長さで気って、中央を手で裂いて
その中にエアーストーンを入れて、水糸辺りで縛り付けるという方法。

ポイントはろ過ウールを大きめにして、
水面辺りにもウールが届くようにする。
こうすることにより、水面に浮く油分をある程度吸い取ることが可能。
通常の投げ込み式フィルターでは水面の油が取りづらい。


ちなみに水換えのために
水切りの水受け(レモン。meet・ダイソー等のタライでも代用可)を用意し、
更にペン立てを準備している。

水換えの際には、水受けに水をいれ、空のペン立てを並べる。

水換えする水槽からプラスチックのレンゲ(シルク等)で
下から掬い上げるとタガメがレンゲに入ってくれるので、
一匹ずつ水受けの方へ。

全部移動させたら、水槽や汚れたペン立てを洗って、
同じ容量でタガメを戻す……というのを繰り返す。


ペン立てを洗わない場合は、
水受けに水だけ入れて、水槽からタガメごとペン立てを抜いて
水受けに投入(ある程度汚れが水受けの水で落ちる)。
水槽を洗って水を換えて、ペン立てごと水槽へ戻せば手軽である。
※ただし、かなり汚れるので程ほどに洗ったほうが良い。


餌についてはヒメダカが良い。
ただし、小型のヒメダカだと格子の隙間から出てしまうので
小赤でもいいかもしれない。
小赤だと食べ残しがかなり残るので
割り箸で食べかすを取り除くと水が長く持つ。


この辺りでは水換えは週1回。


○3令
この辺りから食欲が跳ね上がる。

今年は休耕田でオタマジャクシが大量に手に入ったので
餌についてはお金が掛からず済んだ。

とはいえ、それは恐らく今年のみ。
毎年捕りに行くには遠すぎる。
関東圏では既にカエルになっているものが多く
なかなか数も揃わない。

だいたいこの位になると6月以降であり、
小赤は新子である。
やたらめったら弱く、キープがし辛いため
自己採取や頻繁に購入が出来るわけではない場合
何らかの手段を考える必要がある。


来年は、3令から代用食としてイカの切り身を使うことにする。
個別飼育をしていると、この辺りから
食べ残しを取り除く為の割り箸に猛然と襲い掛かってくる。




そのため、冷凍のロールイカを購入し
適度な大きさに切り、目の前にもって行くと食べる。
もしくは目の前で揺らせば襲い掛かってくる。
寝ていたり、食事をする気じゃない奴も、時間や日を置けば
特に問題なく食べに来る。




イカの切り方はどんな形でも良い。
10mm×10mm×5mmの形でもいいし
20mm×5mm×5mmのような形で、目の前で揺らすのもいい。
要はタガメが捕まえやすければ何でもいい。


ただし、切り身を与えると水面に油が浮きやすい。水も汚れる。
食べ残しはマメに取り除く。または給餌半日後位に水換えを勧める。


○4令
途中からオタマジャクシが尽きたので
小赤や小鯉の合間に冷凍イカの切り身を絡めて給餌。



写真は5令だが、こんな感じで食いに来る。
割り箸ごと抱えて水から出しても離さないほど。

特筆すべきこともなく、淡々と進む。


○5令
去年は5令になるタイミングで随分と脱皮失敗で死んだ。
原因は良くわからないが、
コップに鉢底ネットを細く切って放り込むだけでは
足場として安定せず、それで脱皮を失敗したのではないかと。

今年は個別の為の入れ物そのものが足場となるので
特に脱皮失敗は無し。


さて、最終幼令ということで、体も相当大きくなる。
この辺りまで来ると水から平然と上がって移動するため
腹が減ると仕切りを乗り越えて餌を探しに旅立ってしまう。
当然、体が大きいということで食欲も

ちょっと気を抜くと、隣の入れ物に入ってしまい
先住者を食べる(or食べられる)事となる。

今年は3泊4日の遠征に出たところ
出発日の朝に餌を与えたにも関わらず、
全体の1割ほど脱走⇒共食いが発生してしまっていた……酷い話だ。

とりあえずせっせと餌を与えよう。



仕切りがペン立てということで、どうしても高さが足りない。
もっと何か都合のいいものがあれば……と、思うものの
どこを回ってもそんな都合のいいものはない。

鉢底ネットを上においてフタとするのだが
それでも押し上げて脱走するものもおり、対策が必要かと思われる。


なお、このペン立てのサイズでは、羽化にはちょっとスペースが足りない。
洗濯バサミ入れ(ローソン100)やメッシュの三角コーナー(ダイソー)等
色々と選択肢はあったのだが、どれも今後を見越すと
高さが足りなかったり大きすぎたりと、正解とはいえない。



ある程度色が濃くなった個体は、
プラケなどに鉢底ネットをはめ込んで、単体で脱皮を待つ。

水換えの頻度が上がるが、ここまで来れば後一息。
ここで「面倒だ」と思うことはあまりないだろう。



○新成虫

成虫になってもイカ食います、イカ。



無事羽化した個体については、
個別飼育を推奨したい。

どうやら羽化直後はかなり食欲旺盛らしく
去年は見事に新成虫が共食いされてしまった。
ここまで育てての共食いは非常に悲しい。

とはいえ、今までのペン立て飼育では
成虫には狭いし、高さも足りない。(甲羅干しする場所もない)
脱走されてしまうのも問題だ。


とりあえず何か無いかと機材をさがしたものの
「これだ!」という正解となりそうなものは見つからない。


とりあえず、探せる範囲でよさげなものを見つけてきた。
長細い小物入れ(セリア)である。
縦長の穴が側面全面に空いており、メッシュほどではないが
ある程度の水の循環が期待できる。

かなり低いが仕切りもついている。これ自体は役に立たないが
仕切りを挟む場所に鉢底ネットで作った仕切りをはめ込んで
1ケースで2匹を飼育することもできそうだ。


ただし、縦長の穴が大きい為、成虫以外では逃げ出してしまうし
成虫であっても、足場を用意しなくてはこのまま使うことは出来ない。
鉢底ネットを使って足場を作るなどの準備は必要だが
鉢底ネットを切って突っ込むだけなので労力は殆ど掛からない。


そして最も重要なのは、これが30cmのサイズSの水槽に
ちょうど2個収まる大きさであること。
これで中央に仕切りをつければ成虫4匹の飼育が可能だ。

これの使い勝手については、一ヶ月程度は経ってみないとわからないが
一つの回答になるのではないかと、期待をしている。


ただ、こういうのに入れてしまうと
「飼育」というよりも「管理」というイメージが強くなってしまう。
かといって、ある程度のプラケースに鉢底ネットで仕切りを作ろうにも
半分にするならともかく、4部屋作るのはなかなか難しい。

上手いこといかんものだな。


専門でやっている人のように、アクリルで専用システムを作るには
さすがにスペースその他の問題で限界だし
とりあえずやれるところから……というところかな。
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4 コメント

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Unknown (ボテ男爵)
2011-08-01 22:35:27
ちょっとイカ食べるタガメって笑えるんですけど。
我が家は、小さいプラケースを大量にもらぅったんで2令からすべて単独飼育。
餌はバラの稚魚。オタマ。
しかしイカとはね・・・
Unknown (うみへび)
2011-08-02 00:36:11
>>ボテ男爵さん

>イカ
お父さん(俺)が稼いでこないから
子供たちには苦労をかけています。

有料餌場が放射能まみれという事態なのと
今年は震災の影響で餌採取がいけなくてねえ

プラケ飼育はそれでもいいんですが
うちは「水換えの頻度を減らす」と
「水量を多くし悪化を防ぐ」をコンセプトに
飼育設備を揃えたのでこういう形に。

まあなんつーか
居過ぎ。
Unknown (おすいぬ)
2011-08-03 19:24:29
飼育まとめお疲れ様です。
読んでいて思わず「うへえ・・・」と言ってしまいました。水生昆虫は飼育にいろんな工夫が必要ですね。

私は魚類の飼育ですら途中でめんどくさくなってきてしまうタチなので、とても水生昆虫は飼えそうにありません・・・。
Unknown (うみへび)
2011-08-05 00:07:13
>>おすいぬ氏

生き物はこだわりだすとキリがないですなあ
とりあえず、ほどほどに、楽にそれなりに。

ということが出来るようになるまで
暫くは試行錯誤を続けようと思います。


>水生昆虫
ゲンゴロウ楽だよゲンゴロウ。
週2~3回煮干突っ込むだけの簡単なお仕事です。

ゲンゴロウ捕るのが一番難しいと思うけど。

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