ディアナとアクタイオン
(伊: Diana e Atteone、英: Diana and Actaeon)
ルネサンス期のイタリア人巨匠 ティツィアーノ ・ヴェチェッリオが1556年から1559年にかけて描いた絵画。
猟師 アクタイオン が女神ディアナとディアナに仕えるニンフたちの水浴を誤って目撃するというギリシア・ローマ神話のエピソードを描いた作品で、ティツィアーノの最高傑作といわれることもある。右から二人目に描かれているディアナはとっさに衣で裸身を隠そうとするポーズで、偶然女神の水浴を目撃したアクタイオンは一歩身を退いているようなポーズでそれぞれ描かれている。
2008年から2009年にロンドンのナショナル・ギャラリーとエディンバラのスコットランド国立美術館がブリッジウォータ・コレクション(オルレアン・コレクション) から5,000万ポンドで共同購入した。その結果 『ディアナとアクタイオン』 は5年ごとにナショナル・ギャラリーとスコットランド国立美術館で交互に展示されることになっている。2011年5月1日までミネアポリス美術館に貸し出されていた。
( wikipedia より抄出、 )