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pillow talk 二藤 建人

2016-10-29 22:39:09 | アート
NEW VISION SAITAMA 5
迫り出す身体

埼玉県立近代美術館

7人の新進気鋭のアーティストが集まった企画展

その中の1人が 二藤 建人

テーマは「重力」

人が誰しも感じているもの。
重力波、すべての人が等しく引き受けている。
それを改めて感じる作品やインスタレーション。

その中で、
一際異彩を放つ作品があった。

pillow talk



宙吊りにされた状態の小屋(部屋)がある。

pillow talk
布団の中で交わされる男女の会話。
個人的には、
エロティックな匂いを漂わせる言葉。

の、はずだったのだが・・・

靴を脱いで、梯子を上がる。
ギシギシと嫌な軋み音がでる。

ふすまを横にスッと開けると、


爆弾

布団の中には、爆弾が横たわっている。

実は梯子の横には作品説明がある。
「爆弾と添い寝してご鑑賞ください」とあった。

得も言われぬ嫌悪感が、身体の中から湧き上がってくる。

この企画展に足を運ぶのは2回目だが、
1度目の時は、気持ちがわるくて、爆弾と添い寝はできなかった。

2度目の今回は、多少の慣れもあったので添い寝はできた。

中に入り、ふすまをしめれば、ほとんど闇の状態だ。
ゴツゴツした冷たい質感の爆弾の横に寝る。
重量感もあり、鉄感もある。
ホンモノのそれに近いのかもしれない。
そして、爆弾から振動が伝わる。
それが寝ている身体に響いてくる心地わるさ。
無線音のような、
人の声なのかはっきりと判別ができない、
機械音にも似たような音が鳴っている。
宙吊りになった部屋は、
少し動くと、部屋全体が揺れる。
足元が揺れる不安定さ。
足元が安定しない上に、
こんな空間の中にいて、
気持ちが不安定になっていく。

戦争中の空爆の真っ只中だと、
こんなかんじになるのかもしれない・・・
だが、アーティストは30代。
戦争や戦争に近い経験はあるのだろうか…


これだけ、心を不安定にする要素が揃っている。
日常生活で、この空間を作り出すのは不可能に近いだろう。


衝撃的だった。
気持ちいい感覚ではなかったが、
味わってみるのは、わるくないのかもしれない。
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