おやじのこだわり田舎暮らし

自然にやさしく 美味しく安心して食べられる作物作りと スローライフな田舎の生活を楽しむ。

吹屋の街を訪ねる。

2012-04-13 16:48:54 | 旅行

  郷土史研究会の春の歴史探訪は、岡山県の吹屋の町であった。

 この春を最後に廃校になった吹屋小学校は、TVでも話題になったが明治33年建築された木造校舎である、県指定重要文化財としかれからも保存されるらしいが、どこか懐かしくその歴史も感じられる。 

 吹屋の街は赤褐色の石州瓦白壁弁柄の紅のカラフルな家並みが並んでいる。

 

 

 公開されている家の内部も石州大工の作で、百数十年たったいまでも寸分の狂いもない。

 

 

 弁柄銅鉱山で栄えた町には、ベンガラ工場が再現され笹畝坑道も観光用になり見学できる。

 

 

 銅山経営とと弁柄原料の製造を営み、巨大な富をたくわえた広兼邸の石垣、お馴染みの金田一京助が活躍した八ッ墓村の撮影舞台でもある。 

 玄関内部、大手の使用人長屋は牛小屋とつながっている。

 

 戦国時代から銅山として、江戸時代からはその副産物の硫酸鉄からベンガラが作られ、その繁栄は「吹屋よいとこ金掘るところ、掘れば掘るほど金がでる...」謳われたそうだ。

 今はその両方とも廃業されているが、吹屋の美しい町並みは繁栄の名残を、国の重要伝統的建造物群保存地区とし多くの人々にて親しまれている。



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