朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

腸内細菌が長寿の鍵

2016-06-10 23:08:37 | 21世紀
腸内細菌が長寿の鍵
2016/06/11
 毎日新聞4/12夕刊の記事です。私(渡邉)の祖父十七は明治17年4月12日の生まれで、94才の長寿でした。その誕生日の記事で、祖父の長寿の秘訣に触れた気がしています。
 日本人はコメやパンなどの炭水化物から無駄なく栄養を作る腸内細菌が際立って多いなど、欧米や中国など外国人と腸内細菌が大きく異なる特徴を持つことを、早稲田大の服部正平教授(ゲノム科学)らの研究チームが国際科学誌に発表した。
 腸内細菌は病気や健康との関連が指摘され、「世界一長い平均寿命などにも関係している可能性がある」という。
 人の大腸には1000種類の細菌が数百兆個いて、健康に大きな影響を与えているという。 研究チームは、19~60才の健康な日本人男女計106人を対象に腸内細菌の遺伝子を解析。欧米や中国など11カ国計755人のデータと比較した。
 その結果、日本人の場合、炭水化物を分解して出る水素を使い、無駄なく栄養素を作る腸内細菌が多かった。外国人の場合、水素で不要なメタンを作るものが多かった。また、日本人の葯0%に海藻を消化する遺伝子を持つ腸内細菌がいるのに対し、外国人では最高約15%の人にしかいなかった。
 さらに、日本人の腸内細菌には、DNAが傷ついた時の修復に関わる遺伝子が少なかった。DNAが傷つきにくい腸内環境のため修復の遺伝子を持つ細菌が増えなかったことを示す結果という。人の細胞の「がん化」につながるDNA損傷も起きにくいとみられる。 腸内細菌の違いは、食生活のや人種などが要因とされてきたが、細菌全体の種類別構成でグループ分けすると、日本人はフランスやスウェーデンなどと近く、米国や中国とは別のグループになることも分かった。服部教授は、「食事や人種、地理的要因だけでは説明しきれないことが分かった。今後解明したい」と話している。【藤野基文】
 腸内細菌が私達人間に及ぼす影響は、今まで考えているより大きいと感じます。
 刺身・海藻・茸・納豆・発酵食品など食べる日本人と、肉食中心の米国人・中国人とは、腸内細菌が大きく違うのも信じられます。
 腸内細菌によって、人間の性格も変わってくるという説もあります。キレる老人などと老人を批判する記事を見ます。凝り固まった食生活が性格も固めるのでしょう?
 今日の昼食に、「浜カツ」と言うトンカツ屋に行きました。両隣のテーブルは老人カップルでしたが、観察すると、男性は怒り顔で口調厳しく、ウエイトレスもピリピリする感じです。女性は饒舌で、意味ないことを話し続けます。少し離れた女性老人だけの席では、少し大声で私達に聞かせるように安倍首相反対を言っています。彼等を見ていて、何か事件的要素あれば、キレる老人になるなと、感じました。キレル老人は意外に多いように思います。これも食生活の偏りでしょう。納豆・自家製漬物・甘酒など飲ませたいなと思いました。 腸内細菌を整える食事というのを勉強し実行したいですね。
 そんな本ないかなぁ。
  食べ物で すべてが決まる 人生だ     食べもので 人間改造 出来そうだ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿