朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

年金を考える

2012-02-22 23:48:58 | 21世紀
子育て年金
2012/02/23
 新聞投書欄には、面白い意見があり、嬉しくなります。
 子供を4人生み育てた女性に年金支給を提案している意見がありました。(毎日新聞2月18日)新潟県 角山徳郎67才 は 年金受給者より保険料を納める人が減少している。だから原資がないので年金受給年齢の引き上げや年金額の引き下げ、保険料の引き上げを行わざるを得ない。そこで私は「子育て年金の創設を提案します」「これは、子育てのために、職場での身分等不利な扱いになることが多くあり、それの解消に向けた施策です。と書いておられます。
 昔、所得倍増政策以前の時代、結婚すると給与に家族手当が多くついていました。同期生に一人が結婚して手当を貰うのをみて、同じ仕事しているのに沢山貰って羨ましいと思ったことがあります。自分が貰うようになると、嫁さん一人分の生活費の10分の1も無いなとも思った事があります。
 年金とか手当とか、立場毎に意見が違うでしょう。年金額は、払った金額とは比例せず、年代によって違っています。人口の増減があり、インフレ・デフレもあり、景気の良悪・為替の高低・戦争 などの要素変更があり、世代間の不公平はあります。
 税金には、罰則的項目もあり、奨励的項目や控除があり、世の進歩に関わりがあります。禁煙・健康を進めるために煙草税が値上げされました。そんな風に税金は理由付けされてそれが認められています。
 年金には、何かを伸ばすために増減することはないようです。公務員には優秀な人間が多くくるようにと、共済年金は厚生年金より有利な計算になっていることはあります。
 厚生年金で、子供を4人以上生み、苦労した人には、子育て中の不利を帳消しにすべく、子育て年金として3号保険者以上の保険金の支払いをすることは人口増の政策として有効であると思います。高校無償化は高校レジャー化や無意味な予備校教育を助長するものとして廃止し、中学卒の就職を奨励するようであって欲しいです。現在の少子化の原因の一つは高学歴に費用の掛かり過ぎと無意味教育の不登校化などがあります。
 高学歴は大企業や公務員に有利であるという高学歴信仰がある限り、少子化は進むでしょう。
 この子育て年金の提案には、社会の変革を目指す芽がある様に思えます。
 私にの4人の子供がありましたが、あまり勉強しなかったので、パート従業員で国民年金を支払っています。大企業就職の高学歴女性は、卵子が老化し高齢出産で人口増は無理でしょう。社会の変化の良いきっかけになりそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿