朝礼の話題

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中流になれ

2012-03-17 21:06:20 | 21世紀
「中流」の精神こそ超先進国の証
2012/03/17
 「超先進国日本が世界を導く」の第3章です。中流階級は、自立した市民で、社会の礎であり、日本戦後派(災前派)に欠けつつあり憂慮すべきことです。
 日本陸軍の作戦要務令では、司令官の命令に士官・下士官は絶対服従とされていない。
五、指揮の要諦は、部下軍隊を確実に掌握し、明確なる企図の下に適時適切なる命令を与えてその行動を律すると共に、部下指揮官に対し、大いに独断活用の余地を与うるにあり。
 六、指揮の基礎を成すものは、実に、指揮官の決心なり。故に指揮官の決心は堅傕にして、常に強固なる意志を以って之を遂行せざるべからず。決心動揺すれば指揮自ずから錯乱し、部下従いて遅疑す。
 日本軍の指揮システムは柔軟で曖昧だった。こうした前提があるので、日本軍の下士官たちは、状況に応じて上官の代わりもしたし、あるときは兵隊の代わりも務めた。日本軍下士官は現場からの叩き上げだから何の苦もなくそれが出来た。士官は事あるごとに、部下に「どうする」と相談していては士官の威厳がなくなり、現場では潔くその判断を任せてしまう手をつかった。
 イギリス中世の小説で、ロビンソン・クルーソーは父親から中流の教育を受ける。「奴隷を使って大儲けするようなことは止めなさい。必ず報いがある。われわれがイギリスでしているようなこの中流の生活を続けることが一番幸福ではないか。労働階級のように、みじめだったり、骨折りや苦しみにさらされたりするわけではない。上流階級のように、誇りや贅沢や野心や他人を羨むことで苦労することもない。
 中流の生活態度を要約すると、
 第一は、「合理的で、決して僥倖を当てにしない」
 第二は、「計画的に物事を進める」
 第三は、「前向きで、経済的な生活を好む」
 第四は、「実践的な行動力に富む」
今、憂うべきことは、プロ市民による風評被害である。「何でも反対、反核、反戦、平和をお題目にして、子供をダシにするのが特徴である。東北大震災の瓦礫の処理に反対し、東北地方制作の打ち上げ花火に反対運動、京都五山の篝火に東北産出の木材に反対する。子供の給食費も国の義務教育だとして払わない。
自助努力せず、他者援助を権利だと要求する。彼らは、日本を「我が国と思わない」人たちで、国旗掲揚に反対し、国家斉唱に反対する教育を是としている。
 彼らをどう始末するか?どう再教育するか? どんな日本が良いか?


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