朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ディープ・ラーニング

2016-04-30 23:22:31 | 21世紀
ディープ・ラーニング
2016/05/01
 人工知能は、微分積分をはじめ、量子力学・ロケットなど、難しい概念を理解し、計算、解決出来ます。しかし、幼稚園の子供が理解できる「猫」「犬」などを理解することが難しいそうです。
 NHKの番組を見ていたら、人工知能に「猫」を教え込むことはこうするのだと、説明していました。それは、沢山の「猫」の写真を人工知能に見せ、「猫」の特徴を自分で統計的に処理させ認識させるのだそうです。耳が三角に立っている。尻尾がある。瞳孔が狭まる。などの特徴を知れば、その後、「猫」の写真を見せると「猫」と答えることが出来るようになるそうです。
 これを見ていて、「潜在意識の活動と同じだ」「人間は経験を積んで、物事を理解できるのと同じだ」と感じました。
 学校で理論・数式を習い、それで試験問題が解答できるのは、人工知能の初歩みたいなものだ。実際の社会で実用になるのは、沢山の猫を見て猫を理解することだと思いました。
 沢山の「猫」を見せる人工知能の学習法は「ディープ・ラーニング」と呼ばれるそうです。ウィキペディアでは、次のように説明されています。
 ディープラーニングは、ニューラルネットワークの多層化、特に3層以上のものに対し、1990年代に進められた脳、特に視覚野の研究や、One Learning Theory、ブルーノ・オルスホーゼンによるスパース・コーディング理論を基にしたアルゴリズムが実装されたものを指す。
これに画像などのデータを入力すると、情報が第1層からより深くへ伝達されるうちに、各層で学習が繰り返される。この過程で、これまではデータ・サイエンティストと呼ばれる専門家が設定していた、概念を認識する特徴量と呼ばれる重要な変数を自動で発見できる。これは、人間の脳の構造をソフトウェア的に模倣し、人間が関与せずに学習を進める、いわゆる無教師学習の一つである。
 私達の子供時代の社会の合言葉は「何でも見てやろう」でした。小田実の言葉でしたが、彼のベ平連の活動などは、若い者を動かし「何でもしてやろう」と活動したものです。「何でもみてやろう」はこのディープラーニングの姿勢のようです。
 お仕着せで、学校で学ぶものは、何か胡散臭い気がして、当時始まった「成人式」など、何の意味があるかと、皆ボイコットしたものでした。
 今年は18才選挙権だと言って、高等学校で、模擬投票するニュースなどがあります。小学校からクラス委員選挙・生徒会長選挙などしているのに、何で模擬投票などするのか、「生徒を舐めるなよ」と感じます。買収や利益誘導などの「初っ切り(ショッキリ)」する方が実用的指導だとも思います。
 何でも見てやろう。なんでもしてやろうと、自分の頭で考えることが、潜在意識に記憶を深め、人間教育の基本だ。ディープラーニングは、それを人工知能に応用したものだと理解しました。 歳取っても、何でも見ましょう・何でもしましょう。それこそが教育であり生甲斐です。
 猫をみて 犬と認識 ペッパー君       あれもダメ これも失敗 良い経験
 

介護殺人危惧55%

2016-04-30 02:46:40 | 21世紀
介護殺人危惧55%
2016/04/30
 毎日新聞2/28の1面トップ記事は、「在宅介護殺人危惧55%」家族が疲労困憊93%(ケアマネージャー730人アンケート)とありました。
 介護施設の中でも、投げ落とし殺人があるし、老老介護で前途に悲観した男性が、病気の妻と心中するニュースもあります。
 追い詰められた介護者の支援に必要な事として、次のようなことが提案されていました。1・夜間や緊急時に対応できるサービスの充実  
  2・経済的支援
  3・新たな法律の整備や大成作り  
  4・長期入所できる施設の充実
  5・ショートステイなど短期入所出来る施設の充実
  6・介護休暇制度の普及と利用の促進
  7・集まって気楽に話せる場所作り
 などなどがあげられています。
 病気で寝ている人は、介護と言っても、そんなに手は掛からないでしょう? 問題はボケて人間らしくないが、身体は動く人と思います。
ボケを無くせば解決することです。今、肺炎のワクチンは65歳になると国の補助で出来るようになっています。 
 ボケ防止にも、国の補助して、対策を実施すべきです。それは、ココナッツオイルの65歳からの無償支給です。ココナッツオイルの短鎖脂肪酸は、体内でケトン体になり、脳細胞のエネルギーとして使われるのです。 ボケは糖分が脳細胞に吸収されなくなることから起きるとされており、ケトン体は糖分の代わりを務めます。まだ、学説であり、医学界の公認ではないようですが、可能性のあることは、「特区」など作り大々的な実験など行う時期と思います。
 ボケなければ、介護殺人など起きなくなるのです。原因をつぶしてこその根本的対策です。施設の充実・金銭補助より、安上がりの施策と思います。
 ボケることは、生きている甲斐のないことです。もう精神的には死んでいると感じれば、殺人に対する怖れも少なくなり実行してしまうのではないでしょうか?
 ボケさせないことこそ、福祉政策・老人介護政策の第一歩であるべきです。
 ココナッツオイル服用は、完全な対策ではないでしょう? しかし、他に対策がなければ、やってみるべきです。特区での5年くらいの実行で、ボケ老人の発生が減ったという統計が出れば、全国的に実行しましょう。
 ボケるのを放置し、後始末にお金を賭けるのはバカらしいです。
 また、血液サラサラにする薬の老人配布も効果ありそうです。私は、足の痛みを医者に訴えましたところ、足への血流が少ないとして、「シロシタゾール」を処方されています。足も脳も血液が少ないことは、障害の原因です。血液がサラサラになり脳にも血液が十分回ることは、ボケ防止の対策になります。老人には無償給付することも、ボケ防止対策になります。ボケてより、ボケない対策が重要です。
 ボケたなら 人生打ち止め さようなら      ボケないで 100歳になり のど自慢