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中国は胃ガンの早期発見率が日韓などに比べ非常に低い

2008-12-11 | Weblog
 そういえば、最近はあまり胃ガンは大きな問題ではなくなりましたね。バリウムを飲む例の検査が普及したおかげなんでしょう。

 「2008全国腫瘍サミット」で、胃ガンによる死亡者が1970年代には死亡原因の第9位だったのが、現在は第3位になっていることを知らされた。広東省では早期胃ガン発見率がわずか13%と低く、広東人が好んで食べる塩漬けの食品と潮汕功夫茶が胃腸に悪いリストに入れられた。

 中山一院外科主任の何裕隆教授は、早期の胃がん発見率が低く、最近死亡者が増えているという。アジアは胃ガンの発生が多い地区で、日韓中は胃ガン発病率は同じようだが、日本と韓国では胃がん患者の治療後の5年生存率が60%であるのに対し、中国では37%しかない。それは全国で胃ガン患者が発見された時には、90%が発展期か終末期にあるためで、治療が難しくなっているからだ。


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