四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

うららな野辺

2016-03-29 13:07:49 | 日記

時としてみえぬあしたに花灯りめざますうららな野辺の道々


眼にも


肌にも


唇にも


春が来た。


枝垂れる花に紅が毀れる。


風もそっと谷間に潜み



うららな日差しが


花灯りを点す


蝶になり


雲になり


幼さを若さに換えて


ひらめく言の調べを奏でる。


小鳥のように


蝶のように


春を跳びたい。








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