みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

みかんの栽培に適した相模湾の自然条件

2010年11月08日 05時02分19秒 | 南神奈川の自然
みかん栽培に適した相模湾の自然条件

11月7日に今年のみかんの初収穫をしました。
今回は、その土地柄の紹介です。

みかんを栽培している場所は、神奈川県西部・真鶴です。
関東平野の西はずれ、小田原方面になります。
ここは湘南の西側で西湘地域になります。
東海道線の早川・根府川・真鶴・湯河原といったところです。

自然条件を示した写真を一枚紹介します。
相模湾に小さく突き出た真鶴半島。
朝陽をうけて海も穏やかに輝いています。
秋から冬にかけては、もしくは雨上がりには、
空気が澄んでいるときには、伊豆大島が見えます。
写真をとった11月3日朝は、さわやかな秋晴れでした。
わかるでしょうか、真鶴半島の先にうすく伊豆大島が見えています。

このへんの自然条件は漁業とともに、ミカンの栽培に適しています。
第一が相模湾に面しているために冬でも暖かいこと。
内陸地域と違って、海水温が暖かさをささえてくれてます。
第二に、箱根山が海にせまっていて、平地がほとんどありません。
水田のある平野部とはまったく対照的な自然です。
゛災いを転じて福となす゛、
しかし山の斜面は、日差しを良く受けれるので、これも好条件でしょう。
逆にそれが、みかん栽培に土地柄にあっていたこと。
゛みかん、それくらいしかない゛といった具合です。

平野のある地域は開発されて、どんどん変貌してきました。
しかし、ここは大きな開発はできません。
おかげで自然がかなり残っています。
そのおかげで、南関東のみかんの産地の一角をなしています。
温泉と地魚、そしてミカンです。
ここがミカンの産地の北限にあたります。


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