憂国の凡人・錦織ワサビの書斎 ー真実を追求するー

反安保法案(米国の無法な戦争に加担する従米下請け戦争法案)反集団的自衛権、反安倍の管理人による真実を追求・周知するブログ

『フセインは自国民であるクルド族に対して化学兵器を使用し殺した』(by安倍)というのは破綻している!

2015年08月07日 | 世界の戦争・テロ

米国のイラク民間人殺戮に対し、 「フセインが悪い!」 安倍のアメポチぶりと冷酷さに怒りしか感じない ←こちらの記事では、山本太郎議員により2003年3月20日から始まったイラク戦争(イラクが大量破壊兵器を保有していることを理由にアメリカ、イギリス軍がイラクを攻撃。フセイン政権を崩壊させた出来事)において、米軍などによるイラク市民(非戦闘員の子供、女性、お年寄りなど)大量殺戮について安倍に追及したところ、

え~まずですね、そもそも何故、米国、多国籍軍がイラクを攻撃したかと言えばですね、大量破壊兵器、当時のサダム・フセイン独裁政権がですね、これはかつては間違いなく化学兵器を持ち、そしてそれをですね、イラン・イラク戦争で使用し、多くの人々を殺し、自国民であるクルド族に対してもですね、これを使用してですね相当多くの自国民も殺したという実績があったわけでありまして、そしてそれを・・ 既に大量破壊兵器は無いということを証明する機会を与えたにも関わらず、それを実施しなかったというわけであります。

そこでですね、国連決議において国連憲章第7章の下で採択された決議、678、687、及び1441を含む関連の安保理決議によってこれは正当化されたというわけでございます。

安倍から上記の回答が返ってきたわけです。 

おかしいのですよ・・・ だからと言って一般市民(非戦闘員)を殺戮していいわけがないのですが、『安保理決議によってこれは正当化されたというわけでございます』と、意味不明な主張で正当化しているわけです。

しかしこれも事実ではない、破綻した回答です。 アメリカやイギリスは国連の安保理決議なしで強引にイラク攻撃を行ったわけです。 ここからして国際法違反です。

 

今回、この意味不明な答弁をした安倍の主張が全面破綻しているということがわかりました。 

その根拠として下記に掲載してありますが、イラクが自国のクルド人を毒ガス大量虐殺の大嘘を日本大手メディアも暴露開始 ←こちらのサイトに掲載されていた日本テレビの系列、大阪の準キー局の読売テレビの電網記事(2003年1月25日の放送内容)です。

この記事を今回、転載させて頂きました。

結局、イラクが自国のクルド族を化学兵器(毒ガス)で殺したというのは、当時のアメリカ政府の捏造であり、実際にクルド人を化学兵器で殺したのはイラン軍だったという事実が浮き彫りに!


さて、安倍はこの事実を知らずに国会にて山本太郎議員に対し答弁を行ったのか・・!? または既に知っていたが、当時、官房長官であり自衛隊のイラク派遣に関与した自分自身の責任を認めたくないが故に、意味不明な答弁で逃げ切ろうとしたのか・・!?

これはともかく、罪もないイラク市民の大量殺戮の事実に対して、国連の安保理決議によって正当化された、というデタラメ、筋違いな事をのうのうと国会の場で言えるその神経にドン引きです。

「日本を良い方向に立て直すのは、安倍総理しかいない!!」と、安倍を信仰している安倍親衛隊はいい加減、目を覚ますべきでしょう。(確信犯を除いて)

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イラクが自国のクルド人を毒ガス大量虐殺の大嘘を日本大手メディアも暴露開始

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(※一部転載:関連記事はこちらで勝手に付けさせて頂きました。)

「緊張イラク情勢…急ぐアメリカの深層」

1月21日米・ブッシュ大統領演説

「サダム・フセインが武装解除をしていないのは明らかだ」

「もう時間切れだ」

(関連記事)

 

イラクに対する国連の大量破壊兵器の査察が始まって3か月。

来週月曜日、27日、いよいよ査察委員会による報告書が国連に提出される。

大きな混乱なく続いてきたイラクでの査察作業だが、先週以降、化学兵器を装填できる空の弾頭が発見されるなど、一時緊張が高まった。

 

だが、イラクは、バグダッド入りした国連査察委員会のブリクス委員長らとともに、査察方法の改善に向けた十項目の共同声明を発表。

声明では、先週見つかった化学兵器弾頭について、イラク側が調査チームを発足させる。

査察団がイラク政府関係者の立会いなしで、科学者への事情聴取を行えるよう協力する、などとなっており、イラクが査察団に一層の譲歩を示した形だ。

一方、国連安全保障理事会では、イラクの査察への協力は不十分であるとして武力攻撃を主張するアメリカ・イギリスと、武力行使に慎重なドイツ・フランス・ロシアとの対立が続いている。

(関連記事)

 

アメリカ世論もイラク攻撃に反対する声が大きくなりつつある。

アメリカ各地でイラク攻撃に反対する大規模な集会が開かれ、ブッシュ大統領の支持率も、60%を割り込んだ。

アメリカはイラク攻撃に踏み切るのか・・・

 

いま、直ちにイラクを叩くべきだと主張する声がある。

パトリック・クローソン ワシントン近東研究所副所長 「この機会を生かさねば、フセインはキム・ジョンイルと同じ行動に出るでしょう。我々の興味がほかに移るのを待って、核開発を再開するのです」

ローレン・ラムウィック元ランド研究所 「中東には独裁ではない近代的な政府が必要だ。そうでなければテロに終わりはない」

 

一方、武力攻撃に反対する声も強い。

スコット・リッター元イラク国連査察団主任査察官 「ブッシュ政権は、イラクは脅威だと言って、この戦争についてアメリカ人を欺き、世界を欺こうとしているんです

ラムジー・クラーク元司法長官 「明らかに地球の平和の脅威はアメリカだ。サダムフセインは世界の脅威ではない

マーク・ミラー教授ニューヨーク大学マスコミ学 「ブッシュ大統領は、神がテロと戦うものとして、自分を選んだと信じています。神がイラクと戦うために、自分を選んだと信じているのです

 

なぜアメリカはイラクを攻撃したいのか。

ブッシュ政権の本質に迫る。

* * * * *

サダム・フセイン。 この男は、アメリカにとって、世界にとって危険な男なのか。

アメリカは言う。イラクは、大量破壊兵器を隠し持ち、テロも支援する国家だと。

パトリック・クローソン ワシントン近東研究所副所長(中東問題専門家) 「イラクは大量破壊兵器を隠し持っています。 フセインは今も隣国に侵攻する意図を持ち、テロ組織への支援を行っているんです。 それに何より、我々が自分の国の国民を大量虐殺した、あの冷酷な独裁者フセインから、イラク国民を解放する手伝いができたら、素晴らしいことじゃありませんか。 我々が断固としてサダムと対決する機会はわずかしかありません。それがまさに今なのです」

だが、3か月にわたる今回の国連の査察でも、大量破壊兵器保有の確かな証拠は見つかっていない。本当にイラクは大量破壊兵器を持っているのか?

 

スコット・リッター 1991~1998国連イラク査察団UNSCOM主任査察官 「我々が理解すべきことは、大量破壊兵器は手品では作れないということです。 黒い帽子から白いウサギが突然表れるように、大量破壊兵器は作れません。 それを作れば、必ず証拠が残り、査察官はそれを見つけられます」

「しかし、今のところ何も具体的な証拠は見つかっていません。 それはつまり、イラクは何もしていないかもしれない、という現実を、世界が受け入れる用意をすべきだということなのです」

 

アメリカは、フセイン政権が他の国に対してだけでなく、イラク国民にとっても残虐な政権だと主張する。

その例としてイラン・イラク戦争のさなか1988年3月に、イラクが国内に住むクルド人に対して、毒ガスを使って大量虐殺を行ったことを常に語る。

(関連記事)

 

だが、それは事実ではないと、元アメリカ軍のイラク・クルド問題専門家は、明確に否定した。

ステファン・ペレティエ博士 元米陸軍戦争大学教授・イラク・クルド問題専門家 「イラクが、市民を殺害しようという理由で、毒ガスをつかったことはありません」

博士の発言は、当時のCIAの情報、さらに米軍諜報機関の現地調査に基づいている。

ワシントンの国防情報局は、毒ガス使用地域に調査団を派遣し、その調査の結果、クルド人を殺したのはイラクではなく、イランの使った青酸性のガスだ、という結論に達しました

博士はこの事実を、イラク軍を研究した本にはっきりと書いた。 この本は湾岸戦争の時、軍や政府内で広く活用された。 だが、クルド人虐殺の真相を、アメリカ政府が公に語ったことはない。

『イラクがクルド人に毒ガスを使った』というアメリカ国務省の主張は、イラク政府の評判を落とし、イランとの戦争からの復興を困難にし、アメリカが、イラクをコントロールできるようにするための、単なる宣伝道具だったのです

スコット・リッター 1991~1998国連イラク査察団UNSCOM主任査察官 「我々は今、何が起きているのかと、自らに問うべきです。 イラクは軍事行動を正当化できるような脅威にアメリカをさらしているのか。 それともアメリカ政府には、何か他の目的があるのではないか、と」

 

2000年の大統領選挙。民主党のゴア候補との熾烈な戦いを経て誕生したブッシュ政権。この政権には、以前の政権には無い大きな特徴がある。

ニューヨークにある世界政策研究所は、去年、ブッシュ政権の構造を分析したリポートを発表した。この中で、ブッシュ政権の高官には以前の政権には見られぬほど企業関係者が多く、とりわけ軍需産業から実に32人もが登用されていると指摘している。

(関連記事)


世界政策研究所 ウィリアム・ハートゥン教授 「つまり、ブッシュ政権は、私企業で行われる決定と、政府が下す決定とが一体化している政権なのです

対イラク戦争で見込まれる戦費は、10兆円とも20兆円とも言われる。それは、軍需産業を潤す。

戦争のための費用の多くが軍需産業、つまりボーイング社ロッキードマーティン社に支払われ、兵器を作り、維持するために使われます。そして、その企業はすべて、政権につながりを持っているのです

加えて、イラクには石油がある。現在、世界一の石油産出国はサウジアラビアだが、石油埋蔵量では、イラクが世界一ではないかと見られている。しかも、イラクの石油は採掘が容易で、原油の品質も高い。

ウィリアム・タブ ニューヨーク市立大学経済学教授 「今、イラク政府は石油の採掘権を、イタリアやフランス、ロシアに与えています。しかし、1960年代までは、アメリカとイギリスが、イラクの石油の採掘権を握っていました。今、その支配権を取り戻そうとしているのです。いま、日本が石油を買おうとしたら、必ずアメリカやイギリスの石油会社と買わなければならなくなりますよ」

 

石油の支配。

去年8月、ワシントンポスト紙はアメリカ国防省の国防政策委員会で、イラクの次のターゲットはサウジアラビアにすべきだとの報告があったと報じた。

この報告は、タカ派のシンクタンクの研究員によって行われたものだ。

ローレン・ラムウィック元ランド研究所研究員 「去年4月、サウジのアブドラ皇太子が訪米したとき、彼は石油価格を武器にして遠まわしにアメリカを脅しました。アメリカは石油に関する限り価格や供給のありかたに力を持たないのです。あのように脅しをかけられ続けると、サウジは我々にとって非常に危険な存在となります」

さらに、サウジアラビアは、同時多発テロを引き起こしたテロ組織・アルカイダと、資金的にも深い結びつきを持つと指摘されている。

“アメリカは、サウジアラビアの油田を接収し在米サウジ資産を凍結すべし。そうすれば、石油の支配、テロ根絶の両方ができる・・・。”

「我々はサウジアラビアから石油をつまり油田を取り上げなければならない。油田を占領して、しばらくの間、我々が管理するのです」

 

イラクに対するアメリカの強硬な姿勢は、すでに効果をあげ始めている。サウジ国内にある米軍基地のイラク攻撃への使用をためらっていたサウジアラビアは、今月に入り基地使用を認めると表明した。アメリカのイラク攻撃には、周辺のイスラム諸国への力の誇示という目的もある。

ジョンズ・ホプキンス高等国際問題研究大学院 ピエロ・グレイジェセス教授 「アメリカの目的はイラクの武装解除ではありません。目的はサダム・フセインを排除することなのです。もし今回、アメリカがほとんどコストをかけずにフセイン体制を打倒できたら、シリアもイランも含め、世界中のあらゆる国は、『アメリカの言うとおりにしないと大きな危険にさらされる』という戒めを受けることになるのです」

「これは本当に非常に危険です。ひとつの国が、国際社会や国際法や国連の身代わりを演じているのです。つまり、アメリカが誰を追放すべきか、誰を処罰すべきなのか、そして誰をゆるし、受け入れるべきかを決めているのです。これは恐ろしく危険です」

 

1月22日 米・ブッシュ大統領演説 「フセインに従った者は、戦争犯罪人として裁き、処刑してやる」

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◎米国によるイラク市民(非戦闘員)殺戮


(関連動画)

※一部ショッキングな映像が含まれています。自己責任のうえで閲覧願います。

米国海兵隊員による一般住民虐殺事件 Haditha massacre by U.S Marinecorps

3年前の米軍ヘリによるイラク市民銃撃映像、告発ネットが公開

現地ジャーナリストが撮ったイラクの悲劇

 

(関連記事)

イラク:ハディーサの市民無差別虐殺(アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名事務局:2006年6月1日)

アメリカがイラク市民を無差別に銃撃した映像(Afternoon Cafe:2010/04/09)

山本太郎vs安倍晋三ー暴かれたイラク戦争加担、米軍による無差別虐殺、戦争犯罪支える対米追従・安保法制(志葉玲 | フリージャーナリスト(環境、人権、戦争と平和):2015年7月31日 8時34分)

米軍によるイラク市民虐殺を許すな!(相次いで明らかになった戦争犯罪 かけはし2006.6.19号)

イラクでの米軍による虐殺暴露を受け、ニューヨーク・タイムズ、WikiLeaksを指弾(マスコミに載らない海外記事:2010年4月11日 (日))

勇気あるアメリカ兵の告発【イラク戦争】【動画】【徴兵制】 全文まとめ(NAVERまとめ:2015年02月17日)

主張 イラク市民虐殺判決 米に迫られる侵略戦争の総括(日本共産党 しんぶん赤旗:2012年2月6日(月))

繰り返される米軍無人機による民間人の大量殺戮劇 ~阻止すべき戦争マフィアによる「無人機ビジネス」~(ココログ里子のブログ:2013年10月21日 (月))

【動画:ファルージャの子供達】2004/11/7アメリカ軍のファルージャ総攻撃=虐殺の恐ろしい結果:白血病の率が38倍高く、小児癌の率は12倍高く、乳ガンは10倍以上。密度が鉛の二倍あるために徹甲弾や弾丸に利用される劣化ウラン=使用済み核燃料は、命中時40%のウランを微細な粒子の形で放出する。2010/7/26マスコミに載らない海外記事より(山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!)

【占領―フセイン像倒し 殺戮者を市民が歓迎? /  米軍演出の悪質ヤラセ】(MDS:2003年04月25日発行785号)


テロリストはアメリカでしょう!



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