やっぱり「食」って大事だよね!

40歳を過ぎた独身男の食卓に迫る。

テレビアニメ「響け!Euphonium2」第七話を見た!

2016年11月19日 | 音楽

本当にこの番組は、凄いですね。

Bパートに、京都駅のステージでの演奏場面が有るのですが、そのたった3分未満の演奏描写が、またその選曲が(僕個人的に)素晴らしい。

演奏だけでは無く、当然背景描写も。実際に京都駅を知っている方々は、実際の現地の背景描写にも驚かれているのではないでしょうか。まぁ、確かに写真をCG化しているのだとは思いますが、そのリアル感は実に素晴らしいですね。

Bパートでの演奏は、「THE SQUARE」の「宝島」です。「T-SQUARE」では無く、敢えて「THE SQUARE」ですね。この「宝島」、1986年発売のアルバム「S・P・O・R・T・S」に収録されている曲です。吹奏楽編曲は1987年発表。吹奏楽編曲版発表「後」に「T-SQUARE」に改名しているので、あくまでも「THE SQUARE」が正しいのではないかな、と思います。いや、僕はそう信じてる!ま、どちらでも良いのですが。

当時、僕は吹奏楽部に所属する高校生で、この「宝島」の吹奏楽編曲版が出る前から、当時住んでいた近所の貸しレコード屋、「貴様と俺(英語でね)」で、「THE SQUARE」のLP盤、「S・P・O・R・T・S」を借りてカセットテープにダビング。テープがワカメになるまで聴いていたものですから、ちょっと想い入れが有るのですよ。

確か、吹奏楽版が発表されてすぐ、僕も高校吹奏楽部で、文化祭に於いて演奏した記憶が有ります。当時、高校3年生。本来はトロンボーンですが、後輩のユーフォニアム奏者をシゴいて、退部させちゃったものですから責任を取って、引退せずにユーフォニアムを担当。そう、この番組の主人公と同じ楽器です。

当時の母校、高校吹奏楽部のユーフォニアムは、ニッカン製3本ピストンと、ヤマハ製並列4本ピストン。第4ピストンのサイドアクションは発売されたばかりで、当時はまだ学校で購入出来ず、並列4本ピストンのラッカー仕上げを使っていました。実際には、ニッカン製3本ピストンは、我が母校吹奏楽部の大先輩でいらしゃる、東京佼成ウインドオーケストラのバストロンボーン奏者、酒井一也師(現在は東京佼成をご引退なされていらっしゃいます。)が在学中にお使いになられていた「バリトン」ですね。当時既に右手親指の掛け金が折れたりしておりましたっけ。(酒井先輩、当時は大変お世話に成りました。その後、お変りはございませんでしょうか。)

そんな記憶が有る中、今回の第七話のBパート後半。懐かしくて、シビレっちゃいました。部屋でひとり、声を上げて「おおーっ!!」って。

一般的に「THE SQUARE」の「宝島」と、サンバ風にアレンジされた吹奏楽版「宝島」は、全く別物、と扱われ、それぞれ派閥に分かれる論争を起こす事も有るのですが、ま、僕は両方共に大好きなので、ここでは番組で演奏されていた吹奏楽版について、映像と共に、感想です。(ちなみに、吹奏楽版は、原曲「THE SQUARE」の演奏に比べ、少しアップテンポです。奏者としては原曲のテンポで演奏すると、少々難易度が高い編曲の為、金管の「ボロ」が露呈されてしまうのです。演奏経験者なら解るでしょ?ホルンの高音グリッサンド、金管「ソリ」。「ソロ」では無く「ソリ」ね。これらは本当に演奏技量が伴わない限り、アップテンポの中で誤魔化してしまわなければ、とても聴けない事になってしまうと思います。まぁ、演奏者としてはアップテンポのノリの中で、かなり楽しめる曲です。)

兎に角、アニメーターは本当に細かく演奏を映像に表現しています。(ま、第五話よりは、多少、ね。アニメーターさんが過労で倒れてしまいますから。)録音音源と、パーカッションの打点、各楽器の運指、ベースの弦の弾き、これらが完全に音画一致しています。また、各演奏者一人ひとりの動き表現も素晴らしい。引きの全体映像で、立奏、ステップなども描写されているのですが、その描写がまた、実に素晴らしいのです。(トランペットとトロンボーンは、他の奏者と振付け、ステップが違うのと同時に、トロンボーンのスライドアクション、更にはその後ろのパーカッションの動き。特徴あるトロンボーンの譜面台の置き方等々。あれらも、かなり手が込んでいますよね。)また、曲の中で色々な楽器が活躍するのですが、そこへの画像の切り替え。実に曲を良く把握した上で、その活躍奏者に映像を切り替えています。更にその際の背景の奏者も実に良く再現されています。

パーカッションは言わずと知れていますが、例えば、演奏が流れたのは曲全体の一部、3分間程。その中でのホルンの「ベルアップ」と「グリッサンド」のフォーカス映像。これが憎いほどにカッコイイ! 本当にこの曲は「フレンチホルンが最高に良い」味を出す曲です。

しかし、映像ではコンクールメンバーではない2軍(チーム「もなか」でしたか。)の初心者も演奏していますが、初心者で良く、あのグリッサンドが演奏出来ますね。しかも笑みを浮かべて余裕です。あれ、結構キツイ高音域で、高度な演奏技量が必要とされるのです。ホルンでは初心者泣かせの筈なのです。曲の終了間際のオプションに比べれば、中間部でまだ大丈夫なのかな。ま、実際には吹かないで、本当に吹いている先輩方に合わせた「演技」かも知れませんけど。

また、あの3分の中で、ほんの数小節程、金管がミュート(ワウワウ)を装着するのですが、実はしっかり、そのミュート(今回の演奏描写ではワウワウでは無く通常のストレートかも。)も描かれています。ニ番トロンボーンのアシ(アシスタント:同一楽譜複数演奏の場合の指揮者側がメイン、外側がアシ)、秀一君ですね。アルミのミュートでは無く、真鍮のミュートの様です。録音音源ではトランペットのミュート音が強めに録音されていますが、同時にトロンボーンもミュート装着演奏の部分ですので、本当に細かいなぁ、と感心しました。

モブによるアルトサキソフォンのソロは、モブらしく、実にその演奏が良い。その後に部長によるバリトンサキソフォンソロが有るので、余り目立たせないで、素直なソロの入りです。いかにも高校生らしい、良い演奏をしています。洗○学園音楽大学の皆さん、第一期は1年生でしたが、今は3年生ですね、場面に合わせた、本当に素晴らしい(敢えて高校生っぽい素直な)演奏です。

部長のバリトンサキソフォンソロでは、副部長と主人公が、演奏しながら部長に目を向け、「イイネ!」と。この奏者の視線。リアルですよ。

ま、部長のソロ終了のお辞儀で、スカート丈が変わらないのは、教育的配慮ですね。これはこれで良いではないですか。全体として素晴らしいのですから。

ちなみに、Bパート前半で自由曲合奏、「なんですか、これは。」の前。暗く重たい演奏。音声ミキシング、音響加工の効果も有るとは思いますが、あれもしっかり場面に合わせた、見事な演奏です。やはり、音源演奏の洗○学園音楽大学の皆さんへは、心から拍手を送りたいですね。

と、いう事で、今回もまことに素晴らしい放映回でした。

映像スタッフ、音響スタッフ、音源演奏の洗○学園音楽大学の皆さん、本当に、Good job!!

 

 

【追記 その1】

洗○学園音楽大学の皆様には、大変失礼極まりなく、また誠に申し訳ございませんが、吹奏楽版「宝島」の演奏につきまして、一般の皆様には、「ぱ○だウィン○オーケス○ラ」の、2016年2月3日YouTube公開の演奏視聴をお薦め致します。

やはり日本最高峰、東○藝術○学の学生さんは、全く「総てに於いて」、別次元です。

 

【追記 その2】

東京の本社、元上司のS藤担当部長様。

「CASIOPEA」と「THE SQUARE」との、2003年11月21日東京厚生年金会館の共演コンサート、最高ですよ! DVDやBDが販売されています。

ちなみにこの記事は、そのステージでの「TAKARAJIMA」を聞きながら書きました。本田雅人氏のサキソフォンも良いのですが、僕は、やはり伊東たけし氏の「THE SQUARE」が好きですね。

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