魔法

あなたがいる世界は
すべてが輝いていて
毎日がしあわせであふれていました。
まるで魔法みたいでした。

今まで普通だったのに
あなたと出会って
いきなり世界中がキラキラして見えて
どんなちいさなことでも
めちゃくちゃ楽しくて
くだらないことですごい笑えて
悲しいこともめちゃくちゃ悲しくて…



生きてるなぁって
生きていることがすごく素敵と思えた日々でした。




「別れよう」
そう言われた瞬間に
この魔法はすべて解けちゃうのかな…


怖い。



でも
あなたのしあわせが
他にあるのなら




あなたが
他の女性ともっともっとしあわせになれるなら




喜んで別れます



気持ちとは裏腹に涙が止まらないけれど
あなたのしあわせが
わたしのしあわせだから。

あなたが笑ってくれるなら
わたしはそれでいい



この涙が今は止まらなくても
いつかはきっと止まると信じてる…


涙が止まるときは
きっと
あなたとの思い出が
本当の意味での思い出に変わるときなのだろう。



そうなってほしくない

本当は…




うちももう大人だよ
だだはこねない。





あなたとの約束を守りたいから
自分の言ったことを貫き通すよ