わら日記

わらさんの日記

モンパンシエ公爵とリュリ

2017-05-14 09:37:39 | 日記
先日、堀田善衞『ラ・ロシュフーコー公爵傅説』の読書感想文みたいな記事を投稿した時に、モンパンシエ女公爵という人のことを書いた。
王族のなかで最高位の席次を持つ女性だったが、ルイ13世に対する反乱軍に肩入れし、謀略の限りを尽くした挙句、国王軍に包囲されるとバスチーユ監獄から大砲を持ち出して、国王軍に向けてぶっ放し散々に蹴散らすという離れ業を演じたひとだ。
で、実はこの人はフランス・バロック音楽を代表する作曲家である、ジャン=バティスト・リュリの才能を見出して育てた女性でもあった。
つまり、ルイ14世による絶対王政安定期前夜の戦乱の時代にあたるということだ。
リュリの流麗な音楽が、戦争、権謀術数、暗殺、虐殺、処刑が日常茶飯事の宮廷政治のなかで生まれて発展していったというのはちょっと面白い。
結局、リュリは調子に乗ってモンパンシエ女公爵に言い寄って袖にされて解雇される。
結果的に、そのおかげでルイ14世に雇われることになるのだけれども。
先日の投稿記事関連の余談でした。
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