☆プレミアム限定 貴金属・エネルギー相場展望 朝のレポート 日中展開予想（山本）
2017/4/27 8：00
北辰物産株式会社 『波動展望の部屋』 http://www.hoxsin.co.jp/hadoutenbou/
作成：山本 毅 Mail to yamamotovv@hoxsin.co.jp , Tel : 0120-253-277
ゴールド
仏大統領選挙結果への安堵、25日の北朝鮮核実験強行回避、二つのリスク問題が後退したことでゴールドは24日朝、25日夜と下落、昨晩も軟調推移で、27日未明には1259.9ドルまで下げた。
17日に1295.36ドルまで大幅高していったのは11日夜のトランプ大統領ツイートでの半島有事リスク急拡大がきっかけで、その前は1250ドル台、1240ドル前後から1260ドル前後までの持合い（シリア空爆で一時的に1270ドル越えはあった）だったので、今回の下落は当時の水準、1240ドルから1260ドルのゾーンまで押し返される状況と思われる。
ひとまず1260ドル到達で戻したが、1275ドル越えへとさらに戻せない内は小反発一巡からもう一段安する可能性が残る。 1265ドル以上維持の内は1270ドルから1275ドルのゾーンを試す上昇の可能性を考えるが、1265ドル以下での推移が続き始める場合は底割れ一段安、1250ドル台中後半入りを想定する。
ドル円
リスクオン、楽観主義の急回復で上昇してきたが、昨晩深夜に111.76円まで上昇、その後は111円割れまでいったん反落する等、高値警戒感も出ている。108円割れ回避からの戻しだが、その直前は、110円割れを回避しつつ111.50円前後を抵抗とした持合いであり、その前は3月27日から3月31日へ112円台序盤まで戻していたので、今回の戻り目処はまず111.50円台、さらに超える場合は112円前後、112円台序盤までという印象であるが、概ね、これらの目標圏には到達した。
フランスの混乱、北朝鮮での近々での一触即発リスクは回避されたが、かといってフランスが好景気へ向かうわけでも、北朝鮮有事問題が解決したわけでもないので、いったん調整安、円高が揺れ返しても不思議ないところ。
111円割れを切り返す内は上昇継続、112円試しの余地ありとみるが、111円割れ、110.80円割れと下げる場合は反動安入りとして110円前後試しへの下落へ向かう可能性を考える。
東京金 2月限
24日以降は、円安とゴールド安のなか、円安が勝って上昇、25日深夜の4508円は売られたが、26日は4500円台から落ちず、売り方も損切りの買い戻しを余儀なくされ、新規買いも入って4522円まで戻した。上昇幅、規模は20日から2日朝へ戻した時に近いため、4520円台はいったん調整安を入れやすい水準とみるが、4500円台をクリアしてきたので4500円前後まで下げれば押し目買いも入りやすいとみる。
日中、4510円を支持線とし、割り込んでも早々に回復なら高値更新余地ありとし、4525円から4535円への上昇を想定するが、4530円台はいったん売られやすいとみる。4510円割れからジリ安なら4500円試し、割り込む場合は4490円台序盤試しを想定するが、そこは押し目買いから戻してゆきやすいとみる。
※ ただ上昇相場の途中では時々40円規模の調整安も入れることがあるので、ゴールドがさほど戻せない中で円高が進む場合は4480円台への下落へ向かう可能性もあるという事も念頭に。
東京白金
金が高値更新しているのに白金は戻しきれず、4月12日以降の往来相場＝3390円から3450円前後までのレンジ相場の中間まで戻せずに昨晩は失速、3400円割れで終わっている。24日夜と25日未明の3390円を安値として戻したが、その戻りも一巡、底割れから新たな下落期に入る可能性が警戒される。
日中、3390円割れ回避で3400円越え、さらに3415円越えへと戻す場合はもう一度3423円試しとし、3423円越えなら3430円台への上昇を想定するが、3423円に届かないで失速する場合も含め3390円割れからは一段安開始として3370円台前半への下落を想定する。またこの場合は今晩、明日朝にかけて続落しやすいとみる。
東京原油
昨晩深夜の上昇で36390円をつけて20日以降の戻り高値を更新したのだが、その後に急落、36000円台を維持できずに終わった。戻しても反落を切り返しているので、高値を切り上げたもの力強さに欠くため、しばらく逆張的な騰落を繰り返すのかもしれない。
日中、36000円台を回復なら36390円から36500円台試しへの上昇を想定するが、36390円以上は反落注意。36000円以下での推移中はもう一段安余地ありとし、36500円から35300円への下落を想定する。35300円以下は突っ込み警戒、反発注意とみるが、35700円以下で終了なら夜間でもう一段安する可能性を警戒する。
※この相場情報は将来の見通しの適確性、あるいは収益性を保証するものではありません。 各トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。
◆商品先物取引は委託に際して取引証拠金の預託が必要になります。
最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。証拠金についての詳細は下記ＵＲＬをご覧ください。
http://www.hoxsin.co.jp/service/list/shokokin.htm
実際の取引金額は片建証拠金（プライス・スキャンレンジ）の額のおおよそ20倍から50倍程度という著しく大きな額になります。また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。
◆商品先物取引は、相場の変動によって損失が生ずるおそれのある取引です。また、取引本証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している取引証拠金等の額を上回ることがありえます。
◆商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品及びコースによって異なります。
手数料については下記ＵＲＬをご覧ください。http://www.hoxsin.co.jp/service/compare.htm
2017/4/27 8：00
北辰物産株式会社 『波動展望の部屋』 http://www.hoxsin.co.jp/hadoutenbou/
作成：山本 毅 Mail to yamamotovv@hoxsin.co.jp , Tel : 0120-253-277
ゴールド
仏大統領選挙結果への安堵、25日の北朝鮮核実験強行回避、二つのリスク問題が後退したことでゴールドは24日朝、25日夜と下落、昨晩も軟調推移で、27日未明には1259.9ドルまで下げた。
17日に1295.36ドルまで大幅高していったのは11日夜のトランプ大統領ツイートでの半島有事リスク急拡大がきっかけで、その前は1250ドル台、1240ドル前後から1260ドル前後までの持合い（シリア空爆で一時的に1270ドル越えはあった）だったので、今回の下落は当時の水準、1240ドルから1260ドルのゾーンまで押し返される状況と思われる。
ひとまず1260ドル到達で戻したが、1275ドル越えへとさらに戻せない内は小反発一巡からもう一段安する可能性が残る。 1265ドル以上維持の内は1270ドルから1275ドルのゾーンを試す上昇の可能性を考えるが、1265ドル以下での推移が続き始める場合は底割れ一段安、1250ドル台中後半入りを想定する。
ドル円
リスクオン、楽観主義の急回復で上昇してきたが、昨晩深夜に111.76円まで上昇、その後は111円割れまでいったん反落する等、高値警戒感も出ている。108円割れ回避からの戻しだが、その直前は、110円割れを回避しつつ111.50円前後を抵抗とした持合いであり、その前は3月27日から3月31日へ112円台序盤まで戻していたので、今回の戻り目処はまず111.50円台、さらに超える場合は112円前後、112円台序盤までという印象であるが、概ね、これらの目標圏には到達した。
フランスの混乱、北朝鮮での近々での一触即発リスクは回避されたが、かといってフランスが好景気へ向かうわけでも、北朝鮮有事問題が解決したわけでもないので、いったん調整安、円高が揺れ返しても不思議ないところ。
111円割れを切り返す内は上昇継続、112円試しの余地ありとみるが、111円割れ、110.80円割れと下げる場合は反動安入りとして110円前後試しへの下落へ向かう可能性を考える。
東京金 2月限
24日以降は、円安とゴールド安のなか、円安が勝って上昇、25日深夜の4508円は売られたが、26日は4500円台から落ちず、売り方も損切りの買い戻しを余儀なくされ、新規買いも入って4522円まで戻した。上昇幅、規模は20日から2日朝へ戻した時に近いため、4520円台はいったん調整安を入れやすい水準とみるが、4500円台をクリアしてきたので4500円前後まで下げれば押し目買いも入りやすいとみる。
日中、4510円を支持線とし、割り込んでも早々に回復なら高値更新余地ありとし、4525円から4535円への上昇を想定するが、4530円台はいったん売られやすいとみる。4510円割れからジリ安なら4500円試し、割り込む場合は4490円台序盤試しを想定するが、そこは押し目買いから戻してゆきやすいとみる。
※ ただ上昇相場の途中では時々40円規模の調整安も入れることがあるので、ゴールドがさほど戻せない中で円高が進む場合は4480円台への下落へ向かう可能性もあるという事も念頭に。
東京白金
金が高値更新しているのに白金は戻しきれず、4月12日以降の往来相場＝3390円から3450円前後までのレンジ相場の中間まで戻せずに昨晩は失速、3400円割れで終わっている。24日夜と25日未明の3390円を安値として戻したが、その戻りも一巡、底割れから新たな下落期に入る可能性が警戒される。
日中、3390円割れ回避で3400円越え、さらに3415円越えへと戻す場合はもう一度3423円試しとし、3423円越えなら3430円台への上昇を想定するが、3423円に届かないで失速する場合も含め3390円割れからは一段安開始として3370円台前半への下落を想定する。またこの場合は今晩、明日朝にかけて続落しやすいとみる。
東京原油
昨晩深夜の上昇で36390円をつけて20日以降の戻り高値を更新したのだが、その後に急落、36000円台を維持できずに終わった。戻しても反落を切り返しているので、高値を切り上げたもの力強さに欠くため、しばらく逆張的な騰落を繰り返すのかもしれない。
日中、36000円台を回復なら36390円から36500円台試しへの上昇を想定するが、36390円以上は反落注意。36000円以下での推移中はもう一段安余地ありとし、36500円から35300円への下落を想定する。35300円以下は突っ込み警戒、反発注意とみるが、35700円以下で終了なら夜間でもう一段安する可能性を警戒する。
※この相場情報は将来の見通しの適確性、あるいは収益性を保証するものではありません。 各トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。
◆商品先物取引は委託に際して取引証拠金の預託が必要になります。
最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。証拠金についての詳細は下記ＵＲＬをご覧ください。
http://www.hoxsin.co.jp/service/list/shokokin.htm
実際の取引金額は片建証拠金（プライス・スキャンレンジ）の額のおおよそ20倍から50倍程度という著しく大きな額になります。また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。
◆商品先物取引は、相場の変動によって損失が生ずるおそれのある取引です。また、取引本証拠金の額に比べて何十倍もの金額の取引を行うため、その損失額は預託している取引証拠金等の額を上回ることがありえます。
◆商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品及びコースによって異なります。
手数料については下記ＵＲＬをご覧ください。http://www.hoxsin.co.jp/service/compare.htm
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