わらび9条の会ブログ

わらびから発信する、憲法9条を考えるブログです。

ブログの更新を停止いたします。

2008-10-12 22:42:37 | Weblog
管理者都合により「わらび9条の会ブログ」の更新を無期限に停止します。
しばらくはこのまま残しておきますが、予告なく閉じることがあります。
このブログをご覧になっていただいた皆様には大変感謝するとともに
ご迷惑をおかけすることをお詫びいたします。

なお、「わらび9条の会」はこれまでと変わらず活動を続けていきますので、
引き続きのご賛同とご協力をお願い申し上げます。

9月13日(土)に行われる映画「蟹工船」上映と「講演会」の再度のお知らせ

2008-09-04 21:01:56 | Weblog
 9月13日(土)に行われる社会教育団体でもある映像文化追求の「カルチャーショックわらび」が主催し「わらび9条の会」が後援をしている「映画『蟹工船』上映と『講演のつどい』」が間近に迫ってきました。この映画の持つ特色を紹介しながら多くのみなさん特に若者に観賞とお話を聞いて欲しいと再度の呼びかけを行うものです。なおこの映画会に時代を反映してかNHKが取材に訪れる予定になっています。
 
昭和初年にかかれた小林多喜二の原作を俳優から転出の山村聡が第一回の脚色・監督にあたった。撮影監督・音楽はそれぞれ「ひろしま」の宮島義勇、伊福部昭。監督山村聡自身、森雅之、日高澄子、中原「村八分」、河野秋武などの他、現代プロ、前進座、東京映画俳優協会、劇団東芸、少年俳優クラブのメンバーが出演、これに千葉県勝山の網元平田末喜三が大役に特別出演している。 1953年製作。

  
(上と下のスナップは映画館用のポスター)

あらすじ
昭和初年のある春。折からの大不況にあぶれた鉱夫、農夫、労働者上りの雑夫たちを乗せた蟹工船博光丸は、ベーリング海の漁場めざして函館港を後にした。連日吹きすさぶ嵐に船酔いし、不潔な生活から続出する病人たちに、蟹工船の浅こと監督の浅川を中心とする幹部らはむりやり作業を強制する。浅川の冷酷さはSOSを打ちつづける僚船をも漁場に急ぐため無視し、カムサッカの漁場では突風警報をおかして川崎船を操業させ、多数の遭難者を出した。連日の酷使についに倒れた「学生上り」は偽病人としてボイラーに縛りあげられ、反抗した雑夫平太は撲殺された。低下の一途を辿る生産高にあせったた浅川は、拳銃で漁夫らの反抗をおさえ、ソ連領海への侵入を企てる。その上、過労で病死した青年の体を、すげなくつめたい海に沈めた無情さに、漸く怒り心頭に発した漁夫たちは、ついに就業を拒んだ。代表たちは監督に要求書をつきつけ、拳銃で威脅しようとする彼を、叩きのめした。が、翌朝、浅川らの連絡で駈けつけた駆逐艦「初風」から、武装した一隊の水兵が工船に乗りうつり、暴動代表者の拘引をはじめる。彼らを奪還しようと騒ぐ漁夫たちは、包囲した水兵らの銃弾に次々、のけぞり倒れた。

 (今でも売れ行き抜群の「蟹工船」表紙)

多喜二が天皇制を批判したときも、今回のように新聞各紙が注目することもありませんでした。これはもはやリバイバルではありません。『蟹工船』は今生まれた、新しい小説として読まれているのです。
 
 ―何時でも会社は漁夫を雇うのに細心の注意を払った。募集地の村長さんや、署長さんに頼んで「模範青年」を連れてくる。労働組合などに関心のない、云いなりになる労働者を選ぶ。「抜け目なく」万事好都合に!然し、蟹工船の「仕事」は、今では丁度逆に、それ等の労働者を団結―組織させようとしていた。いくら「抜け目のない」資本家でも、この不思議な行方までには気付いていなかった。それは、皮肉にも、未組織の労働者、手のつけられない「飲んだくれ」労働者をワザワザ集めて、団結することを教えてくれているようなものだった。(蟹工船P89より)
 なお蕨市内にある書店では今でも店頭においてあり、ある書籍店に伺ったところ「現在でも店頭売り上げ第3位です」とのことでした。なお、上映会当日蕨市内の書籍店に依頼し原作本を販売いたします。

当日のスケジュールと行われる場所は…
  い つ: 9月13日(土) 
  どこで: 蕨市中央公民館 ℡ 432-2530 
スケジュール 
  第1回上映: 1:30~「蟹工船」

   講  演: 4:00~
       島村 輝さん(女子美大教授) 「映画と多喜二と蟹工船」

 第2回上映:  6:00~「蟹工船」
 ※入場は無料です。全国でかなりの上映会が「有料」で行われています。
お問い合わせは当HP表紙に掲載されている「お問い合わせメール」をご利用ください。



 上のスナップは「蟹工船」上映のポスターを市内に掲示しました。


「わらび9条の会」が電車乗客向け宣伝を行いました。

2008-09-03 23:07:27 | Weblog
 9月3日電車乗客に向けた「憲法9条を守ろう」と宣伝を行いました。前回の夜間宣伝はシュミレーションの結果「よくわからなかった」とのことで今回は時間を若干繰り上げ5時30分からの宣伝行動でした。(蚊取り線香と殺虫剤を回りにおいて…)
 電車の乗客もさすがにこの時間帯は多く東京方面に向かう電車はガラガラにすいていましたが大宮方面に向かう電車は立っている乗客も多く多分眼に止まっているのでは…と思われました。私たちの宣伝をしている場所前を通りすがる市民の方たちが「ご苦労さま」と声をかけていただいたことも大きな励みとなりました。この宣伝の効果は…未だに不明ですが今回の宣伝で効果を確認できるような出来事がありました。乗客ではありませんが電車から短い時間の警笛が通過する電車からあり私たちを激励していただきました。初めてのことでしたのでビックリいたしました。また、車掌さんも手を振っていただいた電車もありました。こんなことがあった今回の宣伝行動でした。
 ブログをご覧の皆さんで、もしこの宣伝行動を目撃した方がいらっしゃったならご感想などを当HPへお知らせください。ご感想などをコメント欄をご利用いただくか、HPのお問い合わせメールをご利用ください。
 次回は10月3日(金)に行う予定です。皆さんもご一緒にどうぞ!


上のスナップは開始直前 下は夕暮れが近くなりなりました。電車に向かっての宣伝。

2008年原水爆禁止世界大会蕨代表団の報告集会が開催されました。

2008-08-27 22:45:48 | Weblog
 8月27日、2008年原水爆禁止世界大会の蕨代表団の報告集会が開催されそれぞれの感想を語っていただきました。
 蕨からは7名の代表が参加しましたが都合で報告集会に参加されなかった方の思いもわらび原水協が発行した「報告集」でその思いが伝わってきました。
 報告集会に参加された代表の皆さんは「核兵器の廃絶は人類の課題」と語り「提起された課題について積極的に行動を…」と呼びかけていました。特に「提起された課題」の中で「2010年の核不拡散条約(NPT)にむけて、核保有国に200年5月の核兵器廃絶の『明確な約束』を実行」することが求められています。すみやかにすべての国が核兵器禁止・廃絶条約の交渉を開始し締結することに合意するよう呼びかけ、そのためのアピールを2008年の大会で採択。このことを求めるための署名を積極的に推進することを決定しました。ブログをご覧の皆さんも賛同いただける方は「署名」にご協力ください。「署名簿が欲しい」という方は下記のわらび原水協・事務局までご連絡を…または当HPのお問い合わせ欄をご利用ください。
 わらび原水協事務局:蕨市職員労働組合 ℡048-432-3482

 

写真上は原水協が発行した報告集下は熱心に報告を聞く参加者

30回わらび母親大会が8月24日開催されました。

2008-08-25 02:28:03 | Weblog
 あいにくの雨模様。でも出足は上々でした。開始直前までには会場一杯の出足でした。さすが「女性は強し」でした。呼びかけに応じた男性の姿も見受けられました。午前中はこの母親大会が取り上げた「環境問題」をテーマにした映画「不都合な真実」を…アメリカ元副大統領アル・ゴアさんが熱心に地球規模での環境破壊が進んでいることに強い懸念を表しての説得力ある映像を中心に問題点を指摘し「環境破壊」は止められると訴えた内容でした。観客の皆さんはこの説得力ある映像をしっかりと胸に収めたのではないでしょうか。
 午後の部の開始直前にこの母親大会を成功させるための実行委員会に参加している各団体のアトラクションが披露され会場に和やかな雰囲気を漂わせていました。
 午後の部に入りこの母親大会に後援いただいている蕨市長頼高英雄さんから「蕨市での環境問題をご一緒に考えて行きましょう」と心強い連帯のご挨拶。また。埼玉県母親連絡会の平沢さんからも「蕨から新たな問題提起の発信を」とこれも心強いご挨拶。続く講演では「ライフスタイルを考えて環境をまもろう」と題して自治体問題研究所・ゴミ環境研究会の木村芳裕さんが私たちの環境の中で実際に起きている実例をあげ説得力のあるお話が…大会に参加したみなさんはこのお話で「環境問題」を身近な問題として取り上げていくことに新たな決意をしたことでしょう。今後の活動が期待されます。


上のスナップは「環境問題」熱心にお話いただいた木村さんと満員の参加者。
下のスナップは新婦人メンバーによる「フラダンス」とご挨拶をいただいた蕨市長頼高英雄さん。

映画「蟹工船」上映と講演会を9月13日(土)に行います。

2008-08-17 21:45:19 | Weblog
 わらびに深く根付いて映像文化を追求している「カルチャーショックわらび」が映画「蟹工船」を9月13日(土)に2回の上映会を予定しています。また、この映画「蟹工船」を主題にした講演会もあわせて行われます。講演は島村輝(女子美術大学教授)さんでたびたびマスコミに登場し、「多喜二文化」や現代の問題ともあわせての話題を皆さんにわかりやすくお話いただいています。島村輝さんの講演は題して「映画と多喜二と蟹工船」です。ご期待ください。なお、この「映画上映と講演会」は、私たち「わらび9条の会」も後援をしています。
  
当日の日程は下記の通りです。

 い つ:9月13日(土)
 どこで:蕨市中央公民館・集会室
      (蕨駅より徒歩15分ぐらい)
 入場は無料です。お気軽においでください。

 プログラム
  13:30~15:30 「蟹工船」上映
  16:00~17:30  講演・島村輝教授「映画と多喜二と蟹工船」
  18:00~20:00 「蟹工船」上映

 お問い合わせは当「わらび9条の会」HPのお問い合わせメールをご利用ください。
 HP表紙に掲載されています。

わらび9条の会が8月15日市民に向けての平和宣伝を行いました。

2008-08-17 08:40:36 | Weblog
 2008年8月15日この日全国各地で戦没者の慰霊が行われたことでしょう。私たちはもとよりこれらの犠牲になられた方々への哀悼を捧げることも必要なことだと思っています。が、しかしこの日は今の日本の国が「再び戦争をしない」という「不戦の誓い」の日でもあるとも思っています。
 「わらび9条の会」では平和・民主団体に呼びかけての「不戦の誓い」の宣伝を行いました。今日(8月15日)一日を家族で…友だちと…「『あの戦争は何だったのだろう』と語り合いましょう」と訴え、また、「『憲法9条』を改憲してまで『戦争ができる国』にしようという企みを市民みなさんと一緒に考えましょう。」と訴えました。この行動の中で蕨空襲(埼玉県下2番目の被害市=当時蕨町)の被害で焼夷弾の直撃で片腕を失くされたYさんもこの宣伝に参加し「私への被害はもうこれきりにして再び同じような被害が生れないように平和憲法9条を守りましょう」と訴えました。この訴えを聞いた市民は共感を覚えたことでしょう。

写真は上がスーパーヤオコー(蕨市南町)前で下が蕨駅前での訴え。

わらび母親大会が8月24日(日)に蕨市民会館(101)で開催されます。

2008-08-13 15:34:06 | Weblog
「生命を産み出す母親は 生命を育て 生命を守ることを望みます」このフレーズは全国各地で開催される母親大会の「スローガン」です。なんと素敵な「スローガン」でしょう!。蕨ではチョッとの間お休みをしていた「母親大会」ですが、今年30回目の「わらび母親大会」が開催されることになりました。大会のテーマは「知ってる?やってる?温暖化対策ーいま私たちにできることー」をメインテーマにしました。”地球温暖化”といえば今年日本で行われた「洞爺湖サミット」での大きなテーマが”地球温暖化”ということでした。地球規模で考えなければならない重大な「温暖化対策」。洞爺湖サミットではその答えが出たのでしょうか?それらのことを考えながら私たちのできることやいま世界でどのようなことが起こっているのかを考えるいい機会ではないでしょうか。
 わらび母親大会実行委員会ではこの大会に臨んで女性だけでなく男性も含んだ多くの市民の参加を呼びかけています。この大会でのスケジュールを下記に掲載しておきます。

 なお30回母親大会は蕨市と蕨市教育委員会の後援をいただいています。


 開催期日:8月24日(日)
 開催場所:蕨市民会館・101号室
       (℡ 048-432-4660)
 時  間:AM10:00~PM4:00
      (受付AM9:30~)
 内  容:10:00映画「不都合な真実」アメリカ元副大統領アル・ゴアさん出演
       11:40昼食&交流&バザール
            フラダンス・寸劇・リサイクル手づくり品(布ぞうり、新聞ブローチなど)・ 産直野菜・化粧品など
      13:30「ライフスタイルを考えて環境を守ろう」
           講演:木村芳裕さん(自治体問題研究所・ゴミ環境研究会)
      14:30私たちのとりくみ
      15:30まとめ

 注意として昼食はなるたけご持参を(実行委員会では若干の用意をいたします。)                              また保育も承りますが8月20日までに申し込みを(おやつ代300円)

 ご連絡は…
  蕨市中央5-14-15蕨市職員労働組合内
           ℡/Fax048-432-3482まで

長崎の日・「6・9行動」をわらび原水協が行いました。

2008-08-13 14:05:36 | Weblog
 1985年8月9日午前11時2分長崎に人類史上2度目の原爆が落とされ、長崎住民7万人が一瞬のうちに命を絶たれました。あの日から63年が経過したいまも長崎でも原爆被害を辛うじて生き残った方もその後遺症に悩まされ続けています。
 長崎市長は核兵器保有国に対し「直ちに削減の一歩を踏み出すべき」とし「日本は憲法の不戦と平和の理念にもとづき非核3原則の法制化を実現し北東アジアでの非核化を創設すべき」と提唱し「核兵器の使用と戦争は地球全体の環境をも破壊する」「核兵器の廃絶なくして人類の未来はない」と強く訴えていました。
 わらび原水協での「6・9行動」で2008年原水爆禁止世界大会・広島大会に参加したわらび代表も含めた訴えに多くの市民の反応がありました。この日は蕨市での恒例になっている「機まつり(七夕まつり)」が毎年行われている日で近隣からの見学者も含めて大賑わいの蕨駅前でしたが快く署名や募金に応じていただきました。

 写真は快く署名に応じていただいた市民。

広島被爆63年目の8月6日の「6・9行動」蕨駅東口・西口で行われました

2008-08-06 21:11:13 | Weblog
 63年前の今日8月6日午前8時15分広島に原爆が投下されて一瞬のうちに14万人(長崎では7万人)という多くの犠牲者そして被爆者を…私たちは63年間広島・長崎へ投下された時点から今日まで「二度と被爆者をこの地球上から出させない」との強い意志を全世界に向けて発信をし続けてきました。この日までこの地球上であらゆる紛争・戦争が起こっていますが「核兵器」の使用を世界の良心は許しませんでした。特に私たちの国日本では「核兵器は人類と共存できない悪魔の兵器」としてその廃絶を国連などを通じ全世界にアピールしてきました。その中心になってきたのが国内での地道な「6・9活動」など運動を続けている原水協です。
 今日8月6日の「6・9行動」は記録をとり始めてから連続活動424回という実に32年以上という長い歴史を数えます。
 今日の「6・9行動」は雨降りという悪条件でしたが蕨駅の西口・東口の両方で行いました。通勤帰りのみなさんなどが気軽に足を止めての「署名」「募金」に応じていただけました。

 写真は蕨駅西口で核兵器廃絶署名を訴えるみなさん。