動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

19歳の少女が始めた写真プロジェクト

2016-08-24 05:41:43 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど

「保健所の犬たちには人を救う力がある」
 
19
歳の少女が始めた素敵すぎる写真プロジェクト

2016年8月13日 ツナヨシ

保健所の犬にだって、人々を救う力がある!



“Let It Rain Love”(愛の雨を降らせよう)

この切なくも愛らしい目をした犬は、保健所で幸せな未来を待ち望んでいる保護犬です。
写真は、ジェシカさんというハンガリー在住の19歳の女性によって撮影されました。
彼女は保健所の犬たちを撮影し、世界に発信する活動として「Let It Rain Love(愛の雨を降らせよう)」という写真プロジェクトと立ち上げました。
プロジェクト名の通り、彼女の作品の特徴は可愛らしいハートが犬の周りを舞うことで、愛の雨が降り注いでいるように見て取れます。
ハートに包まれて、モデルとなる犬たちの愛らしさも際立ちますね。

プロジェクトに対するジェシカさんの想い
ジェシカさんは、かねてから保健所の犬たちを救う活動がしたいと願っていました。
そして思い立ったとき、彼女が選んだ方法がこの「Let It Rain Love」という写真プロジェクトだったそうです。
ジェシカさんは、この写真プロジェクトに対してこんな想いを抱いています。
「実は私自信、過去には飼っていた愛犬に助けられた経験があります。そんな経験を通して、犬には人を救う力があると感じ、それは保健所の犬たちも同じなのではないかと考えるようになりました。そんな彼らが素敵な里親に出会う機会を少しでも増やすために、私はこのプロジェクトを始めたのです。」
身寄りもなく決して明るいとは言い難い未来を約束されてしまった保健所の犬たちのために里親を探してあげたい・・・そして、ペットを簡単に捨てるような無責任な飼い主がこれ以上増えないように・・・、それこそが、ジェシカさんの想いでした。
「雨のように、たくさんの愛が彼らに降り注ぎますように。」

写真の中で降り注がれるハートには、そんな気持ちが込められているのです。


この “Let It Rain Love” の写真をみて、みなさんは何を感じ取りますか?
もちろん「可愛いな」「綺麗な写真だな」と感じることでしょう。
しかし、それだけで終わるのではなく、これだけ多くの犬たちが保健所に収容されている事実を知ることも需要です。
日本では未だに、ペットショップで"買う"ことが主流となっています。
しかし、必要以上に膨らんだ需要に追いつくために大量に"生産された"動物たちの中には、当然ながら売れ残りという子がでてきます。
そんな売れ残ってしまった子に待っている未来は・・・?
いま私たちが当たり前と思っているこの国の環境は、海外に目を向ければ異常であることに気がつきます。
そして、その異常な環境に対して、日本の飼い主一人ひとりが疑問を抱くことが大切なのです。
そして、そんな犬たちを救おうと活動する素敵な人々が存在することも知ってください。
自分にできる形で、自分のできる範囲で、犬たちのためにできることを考え行動してみてください。
ある人は、住まいの地域の動物愛護団体でボランティア活動をしています。
ある人は、活動をする時間はなくとも、募金や寄付という形で経済的な支援をしています。
ある人は、ジェシカさんのように得意なことやスキルを活かして活動しています。
みんな、それぞれ自分にあった形で、大好きな犬たちのためにできることを行っています。
犬たちの明るい未来は、私たち愛犬家一人ひとりの想いと行動にかかっているのです。


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