気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

JSC&SOIの放送&初めての思い出

2012-01-16 23:49:00 | アイスショー・イベント
今日はブログ4周年です。更新もかなり疎らになりがちながら、飽きっぽい私にしては結構続いたなと自分では思っています。
何のためにやっているのかなと思うときもありますが、そのたびにここでやめるわけにはいかないなとも思います。ソチまで続けるのが今の目標です。
これまでコメントくださった皆様、読んでくださった皆様、どうもありがとうございました!よろしければこれからもお付き合いください。

昨日はJSCとSOIの放送があるという嬉しい日でしたね。局所的に感想を。

JSC
町田君のアランフェスのインパクトは強いですね。まずアランフェスが和ものプロになるのかという驚きがありました。それに刀を振り回してインパクトをとっているだけではなくて、スケート自体のよさもしっかりと見せてくれる作りのプログラムでした。
それに町田君自身の見せ方がとてもうまくて、場面をうまく演じ分ける見事な熱演でした。

ノービス優勝者の2人をダイジェストだけど見られたのも収穫でした。2人ともノービスとは思えないいい動きをしているではありませんか。将来に期待できそうな選手達です。

大ちゃんは団体戦ではなぜか謝ることになってしまいますね。(笑)
ジャンプを失敗したとはいえ、VASのステップやキレのある動きは素敵でした。
JSCにVASを選んだ彼の自信がいいなと思います。

真央ちゃんのジュピター、磨きがかかりましたね。
SOIでもですが、3F-3Loを成功させているのがすごいなと。ショーだから回転がどうのとかいうのも関係なくて、ただただ彼女のスケートの世界に浸って、高い技術も見せてもらえるのが幸せだなと思いました。

SOI
これはやはり大ちゃんのロクサーヌのインパクトが大きかったです。彼は古いプログラムはやらない人だと思っていたので、ロクサーヌをやると知ったときは驚きました。会場でご覧になれた方は本当にラッキーですね。
そしてテレビで放送されて録画できたのが嬉しいです。お宝映像ですね。

同じプログラムを滑っているからこそ、昔の彼との違いをより大きく感じて、貫禄や威厳がついたなと思いました。体も厚みを増しましたよね?
昔のロクサーヌが嫉妬で身悶えする若造なら、今は自分の女を余裕を持って遊ばせておく大人の男ぐらいの違いがあります。(笑)
今のロクサーヌではスケーティングのよさや動きの洗練さが際立ち見とれてしまう一方で、昔のロクサーヌの若さゆえにフェロモン飛ばしまくっている感じも懐かしい。今のロクサは俺を見ろ!で、昔のロクサは俺を見て!、でしょうか。
どちらにしてもやっぱりロクサーヌ大好きです。これはモロゾフに大感謝ですね。大ちゃん、来季のEXはこういう路線をまたやってくれないでしょうか。
そしてこれからも過去の名プロを時々見たいです。一番見たいのはやっぱりバチェラレットかな。

ブログ4周年と久々に大ちゃんがロクサーヌを滑ってくれた記念に、古い思い出話を。
私が大ちゃんを初めて会場で見たのが、この「ロクサーヌのタンゴ」でした。2007年のPIW豊橋公演です。まだこのブログは始めていませんでした。

大ちゃんを生で見たくてというより、それまでテレビで見ていた「大ちゃん」が本当に存在するのかを確かめたくて見に行ったようなものですね。(笑)
ロクサーヌは素敵だったけれど、本当に大ちゃんは存在したんだ~と呆然と見ていたので、実はそんなに記憶に残ってないのです。もったいない。

どちらかというと記憶にしっかりと残っているのは周遊タイムです。
そのときの席はスタンドで、周遊タイムがあって花やプレゼントを持っていれば選手と話したり握手をしたりできるなんてことも知らなかった私は、スタンド席の手すり際に立って、リンクサイドの選手と観客を羨ましげに見ていました。
大ちゃんが近づいてきたとき、私から少し離れたところにいた女の子の集団が、声を合わせて「大ちゃ~ん」と叫びました。彼は顔を上げて高い位置のスタンドに目をやって彼女達に手を振りました。
私はそれも羨ましくて、でも叫ぶなんて絶対に無理、なんて思っていたら、彼はそのままスタンドの手すり際にいた観客の一人一人に視線を流して手を振ってくれたのです。
ほんの一瞬でしたが、私も目が合ったと思います。嬉しくて嬉しくて手をぶんぶん振り返したのは言うまでもありません。

今思うとあの頃はファンとして純真純情だったな~。(遠い目・・・)
書いていて、私ってばアホすぎるとも思ったけれど。
そして大ちゃんは当時からファンを大切にする人でしたね。どのスケーターも目の前の観客には丁寧に対応していたけれど、スタンドを見てくれるスケーターはそんなにいません。
手を振ってくれた20歳当時の大ちゃん、とてもかわいい表情をしていました。

THE ICE 完全版の放送

2011-09-11 23:50:10 | アイスショー・イベント
中京テレビで昨晩放送したTHE ICE完全版を観ました。
出演者全員を放送してくれたのはもちろんのこと、ゆづ、ジェフ、こづ、真央ちゃんと2プロずつ披露したスケーターのプログラムは、ちゃんと2つずつ放送してくれました。
その他にもゆづ君のジャンプ特集あり、アダムと未来ちゃんのメリチャリのコピーのアイスダンスの披露ありと、フィギュアファンの痒いところに手が届くような素晴らしい放送でしたよ。
BSでも放送したダイジェスト版をご覧になった方も、CSがご覧になれるようならご覧になってみてくださいね。フレンズオンアイス放送と同じ日テレプラスですし。

CS日テレプラス 9月24日(土)21:00~23:00→スタッフブログ

ゆづ君のジャンプ特集、4T+3Aを見ちゃいました!シークエンスだから点数上のうまみがなく、試合では見られないからショーならではですね。
3A+3Aに続く衝撃のシークエンス。思ってもみなかったジャンプの組み合わせって色々あるんですね。成功すれば会場がどよめくこと間違いなしなのに、試合では見られないのが残念。
ゆづ君のジャンプの進歩は予想を裏切る早さですね。次は4-4にチャレンジしたりなんてこともあるかも?それなら試合に入れてくるかもしれないし???

真央ちゃんのジュピターはダイジェスト版で見ましたが、もう1つのプログラムはショパンのワルツで第7番。途中ジャズアレンジでした。
タラソワさん振付だそうですが、元気で明るい真央ちゃんの素が出ているかのようなプログラムで、和やかな気持ちになりました。
以前弾いたことがある曲だったので久し振りに弾いてみましたが、滑らかに弾けませんでした。悔しいから練習しよっと。アーミン君もこの曲の演奏を動画にアップしてくれそうですね。(笑)

NHK杯追加選手&PIWの放送

2011-08-30 18:11:08 | アイスショー・イベント
NHK杯の追加選手が発表されました。→共同通信

男子は町田樹君、女子は石川翔子ちゃん。
2人とも頑張ってほしいですね。

大変遅くなりましたが、21日に東海テレビで放送のあったPIW岡崎公演の内容をついでに書いておきます。
(書くタイミングを失ったのでやめようかと思ったけれど、一部地域でしかなかった放送なので。)

最初に放送されたのは結弦君。エチュード“PATHETIC(悲愴)”ブルーの衣装。4T成功。アクセルのシークエンスは1A-3Aで転倒。彼らしい激しさが十分発揮されているプログラムでした。
フィナーレでは4Sを降りていました。相変わらず予想を裏切る進歩の早さで凄すぎです。

ダイジェストで本田さん、ペアのザルドゥア&スハノフ、伊藤みどりさん、八木沼さん、南里君、太田由希奈ちゃん、八木沼さんと大島淳さんのペア、プリンスアイスワールドチームが津軽三味線に乗せてのシンクロ。
引退後初めて南里君が見られたのは嬉しい。色っぽく“Summar Time”で滑っていて、ジャンプもきれいでした。
八木沼さんと共にプリンスの“顔”だった大島さんは、もう今季限りで引退だそうです。
楽しみにしていた小林君がほとんど映らなかったのは残念でした。(群舞で映ったかもしれないけれど、よくわからなかった。)彼のスケートも見たかった。

佳菜子ちゃんはDOIと同じ“Amatisi”。また一段と優雅になっていました。
荒川さんは“Listen”。

小塚君の新EXナンバー“CELLO SONG”、これがすごくよかったです。
これまでの彼のプログラムのうちで一番ツボにはまったかも、というぐらい気に入りました。振り付けがかっこよくて彼の新しい魅力が引き出された感じです!
彼が得意なイーグルも、フラットに真っ直ぐ滑ってからぎゅいんと曲がったりと新しい工夫がしてあって、そんなところも目新しくおもしろいプログラムです。
選手は振り付けやプログラムによって本当に変わりますよね。どの選手も色々な振付師と組んで、新しい自分を開拓していってほしい。

美姫ちゃんは“千の風になって”。

今週末はもうJGPSですね。日本の選手の活躍を祈ります。

THE ICEのテレビ放送

2011-07-31 23:28:00 | アイスショー・イベント
THE ICE、今日は大阪での最終公演でしたね。今年は名古屋、八戸、大阪と各地を回り、多くの観客が楽しんだのではないでしょうか。
中京テレビでは、今日テレビ放送がありました。ダイジェスト版でしたが、楽しめました。8月7日の14:00~15:24にBS日テレで放送されるものも同じ内容ではないかと思うので、是非ご覧になってください。→BS日テレ
完全版の放送も待ち望まれます。

結弦君の3A-3Aのシークエンスは、前回のチュッキョフィギュアでそこだけを見てすごい!と思っていたのですが、プログラム全体の中で見るとさらにすごさがわかりました。
プログラムの流れを全く止めてないし、他のジャンプも全部きれいに成功させているんですよ。
しかし、3A-3Aのシークエンスって存在したのですね。結弦君以前にやった選手はいるのでしょうか。
ほとんどの選手は3Aを跳ぶときに、2Aより格段に長い助走を取るのに対し、結弦君はシークエンスなので2回目の3Aでは助走を入れていません。これを見ると、3Aが難しいジャンプに思えなくなってしまいます。結弦君にとっては簡単なジャンプになったのかしら。3シーズンほど前は試合ではほとんど成功しなかったのに。彼の進歩速度ってすごすぎますよね。4Sも練習では成功しているらしいし、今後どんなジャンプを見せてくれるか楽しみです。
さらにすごいのは彼がジャンプだけの選手じゃないってこと。こんなすごい選手が日本の選手だということが嬉しいです。

男性6人のナンバーは振付がジェフ君。小塚君、無良君、結弦君、アモーディオ、アダム、チャーリーというメンバーで、アイスダンサーが1人だけ混じっていました。ジェフ自身にも踊ってもらいたかったけれど、振付に徹するのも振付師っぽくていいですね。

アモーディオの今季のSPが早々に見られたのもよかった。ジャズのメドレーでモロゾフ振付だと思います。ノリノリで彼らしく踊っていて、ジャッジの評価も高そうなプログラムです。アモーディオとモロゾフは今回も好相性だと思いました。

ダンス選手権も少し放送してくれました。成美ちゃんが優勝したようですが、アイスダンサーやダンス大得意のアモーディオもいる中で優勝しちゃうなんて、成美ちゃんすごすぎです。小柄な体が倍ぐらい大きく見えるようなエネルギッシュなダンスでした。

THE ICEはフィナーレも大きな見所ですね。パイレーツ・オブ・カリビアンのメロディーに乗って、スケーター達が海賊に扮してチャンバラしたり。
今回の目玉は真央ちゃん&小塚君のペアプログラムでしょうか。スピードはちょっと足りないものの、ちゃんとアイスダンスのステップが踏めています。2人でこれからもアイスダンスの練習を続けて、またショーで見せてほしいなと思いました。

詳しい内容、日付は未定のようですが、DAI-X出版のHPをのぞいたら、フィギュアスケートDaysが出るようです。
vol.13(10月下旬発売予定)
Plus 2011-2012 男子シングル読本(12月下旬発売予定)
Plus 2011-2012 女子シングル読本(12月下旬発売予定)

DOIのBS放送

2011-07-10 17:57:08 | アイスショー・イベント
いつもDOIは選手たちの新しいプログラムが発表されるのが嬉しいのと同時に、選手たちの成長に目を見張るショー。今回も若い選手たちの成長振りに驚かされました。
BS放送は全選手の演技を放送してくれるのが嬉しいですよね。地上波放送はうちの地域ではなかったのですが、あれを見るといつもストレスが溜まるので、BSだけ見られて却ってよかったです。
(見なきゃいいんだろうけど、自分の住んでいる地域で地上波が放送されれば、つい見てしまうしね。)
数人だけですが簡単に感想を。

木原君。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。チャイコンといえば大ちゃんだけど、無良君も使ったし、日本男子はクラシックの中でもこの曲をよく使いますね。
木原君のチャイコンも中々素敵でした。彼は2シーズン前ぐらいと比べると、ぐんとうまくなりましたね。きれいに大きく動けるようになって表現面が格段にアップ。あとは難易度の高いジャンプの取得が課題ですね。

健人君。宮本さん振付のSP、ピアソラのフガータ(Fugata 組曲「タンガータ」のうちの1曲)。思っていた以上に大人っぽい個性的なタンゴでした。フガータはバッハのフーガの影響を受けているらしいのですが、フーガっぽく同じメロディーが重なり合っていますね。
曲の印象が強いのかもしれませんが、女性をホールドするような振り付けが何度もあるのに、恋の甘さや情熱よりも、もっと悪魔的なものを表現しているかのような不思議なタンゴです。日本男子では健人君しか似合わなさそうなプログラムです。
振付から1週間しか経ってない時点での演技なので、今後滑りこんだらどんなによくなるかと楽しみです。
スピンも上達していますね。アウトエッジに乗ったキャメル、世界Jr.のときよりもずっとスムーズです。

今井遥ちゃんは全日本以来久し振りに見ましたが、やはり素敵なスケーターですね。スタイルがよくて華やかさもあって、3-3が跳べて。これからも見ていたいスケーターのうちの1人です。

無良君はFSでアランフェス。見る前から無良君にアランフェスと聴いただけで、いかにも彼に似合いそうだなと思ったのですが、ど真ん中路線のプログラムです。

結弦君のFSのロミオ、体の表現だけでなく顔の表情もすごくて、激しさや情熱が気迫となって伝わりました。プログラムの後半だからか、恋の甘さのようなものはそんなに感じませんでしたが。そういうのはプログラム全体を見られるときに楽しみにしておきます。
大ちゃんと健人君のファンの私が書くのは変ですが、実は次の世界選手権で一番見たい日本の選手が結弦君。(いつも思うがひどいファンです。)彼の今季の活躍と全日本初表彰台を期待しています。
(余談ですが、ロミオって実際はこれぐらいの年齢だったんだよな~、だからこれぐらいの年齢の選手が演じるのがぴったりなのかもと思いながら見ていました。ロミジュリを演じた当時二十歳を超えていた大ちゃんのロミオ評は、「若気のいたり」とかかなり冷めてましたもんね。ロミオのバカさ加減と疾走感は10代ならでは。それに引きずりこまれるジュリエットも10代前半の純真さと世間知らずですね。なぜシェークスピアが若すぎるような年齢に恋人たちを設定したのか、大ちゃんのロミジュリのときに原作を読んでやっとわかりました。2人が大人だったらあんな愚かな方向に話が進みません。)

成長振りに一番驚いたと言っていいのは、佳菜子ちゃんかも。
世界選手権のときにシニアのトップ選手の中ではまだ子供っぽいな~と確かに私も思ったのですが、2ヶ月という短期間でこんなにも大人っぽい滑りができるようになっていたとは。
プログラムや衣装やお化粧だけではないですね。立っているときの姿勢からして違い、スケーティング姿勢も違います。
世界選手権の経験と悔しさが彼女を短期間でこんなにも成長させたのですね。いかにもシニアらしくなった彼女の今季に期待です。

ランビエールのラフマニノフよかったです。彼が引退したのは納得していることなのに、こうして見ているとついついもう一度競技で見たいな~と思ってしまうんですよね。おもしろい動きの入った素敵なプログラム、振付は彼自身なのでしょうか?

ごく一部の選手の感想しか書きませんでしたが、その他の選手もみんな素晴らしかったです。日本の現役選手を中心に見られるDOIは、本当に素敵なショーですね。

カーニバルオンアイスのテレビ放送

2010-10-04 17:25:51 | アイスショー・イベント
カーニバルオンアイス、羽生君のフリーとか悠子ちゃん&サーシャのショートとか、ショーなのにたくさんの競技プログラムが見られましたね。それぞれよくて、大会で見られるのが楽しみです。

中でも好きだな~と思ったのは、リード姉弟のフリーダンス“So She Dances”。彼らのブログにこのプログラムの説明がありましたが、キャシーが演じているのは盲目のダンサーで、クリスが彼女の“目”。振り付けしたのはブロードウェイの振付師Patricia Wilcoxだそうです。→リード姉弟のブログ(FDについての説明は9月29日)
こういうストーリー性のあるプログラムって、大好きです。アイスダンスだからこそ表現できる世界だと思います。放送はダイジェストだったけれど引き込まれました。全体が見られる日が待ち遠しいです。

あとは大ちゃんを見た感想だけさらっと書きますね。
アメリの新衣装は見た瞬間、かわいいなと思いました。アメリに合っているかには疑問符が付きますが、前の衣装よりも好きだし、アンコールのマンボにはよく合っていると思いました。
アメリ、ランビっぽさが相当抜けたように感じました。ジャンプがすごく軽くふわりとしていて飛距離もあり、きれいでしたね。3Fも3Aもなんて軽々と跳ぶのでしょう。

アンコールのマンボ、すごくよかったです!友人がDVDを送ってくれたのでFOI特番でマンボを見られましたが、そのときよりもずっといい動きをしていますね。
どうしてここまで動けるの!というぐらいキレキレじゃないですか。大ちゃんの身体能力の高さや踊れることを知っていても、目を見張りました。
付け加えると、私はこのプログラムをやはり笑いながら見てしまいますね。凄すぎるのと楽しすぎるのとで。
シェイリーン、大ちゃんに何て素敵なプログラムを作ってくれたのでしょう。今季の2つのラテン系のプログラムは、どちらも甲乙付け難いほど素晴らしいです。
演じているのが、振付師の意を体現できる大ちゃんだからこそですが。表現に限界はない、本人の言葉の通りですね。

日々地道な努力を重ねている本人にはこういう言い方は嬉しくないかもしれないけれど、彼はフィギュアの神様に愛されている特別な選手なのだなというのが、土曜、日曜と2日間テレビ放送を見ての感想。
ジャンプはもちろんのこと、それ以外のすべての面において昨シーズンよりも進化しているように感じました。
今シーズンが彼のピークなのか、まだこの先にピークがあるのかそれはわからないけれど、常にそれまでよりも素晴らしいものを見せ続けてくれる彼を見ていられるのは、ファンにとって本当に幸せなことだなと思いました。

THE ICE レポ後半

2010-07-26 17:42:50 | アイスショー・イベント
後半のスタートはジャンプ選手権から。昨年のスピン選手権と同じでジェフ主催。なぜ日本のアイスショーで主催がジェフ?と毎年疑問に思います。(笑)
24日に2回に分けて一回戦をやったらしく、25日の昼公演は二回戦というか、準決勝。
ルールはスケーターが2人ずつ同時に決められた連続ジャンプを跳び、数多く跳んだほうが勝ちというもの。
この準決勝ではダブルループで勝負。前日は違うジャンプだったらしいけれど、アナウンスを聞き逃しました。多分ダブルトゥループでしょうか?
登場したのは、ジェフを先頭にアダム、佳菜子ちゃん、明子ちゃん、アモーディオ。
まずはジェフがお手本を見せ、6回連続で跳びました。
アダムと佳菜子ちゃんが対戦相手で、2人同時にスタート。一度目は同じ数(6回かな?)で再勝負に。二度目、佳菜子ちゃんは不調、アダム12回で、アダムの勝ち。昨年のスピン選手権に続き、賞品がかかっていると、アダムはやたらと勝負強いです。
次にアモーディオと明子ちゃん。明子ちゃんの勝ち。この勝者とジェフが決勝進出を賭けて勝負するはずだったのですが、明子ちゃんは続けての勝負になってしまうということで、先ほどのジェフの見本とジャンプ数を比較し、ジェフの不戦勝となりました。
私は見ていませんが、決勝は夜の部で行われ、ダブルアクセルで勝負した模様。アダムが優勝して賞品を無事ゲットしたようですね。

カー姉弟は金色のシニードの衣装がセクシーなプログラム。ジョンは舞ちゃんをリードしたときと同じ燕尾服のようなシックな衣装。逆リフトで会場を沸かせていました。

明子ちゃんは紫色の衣装で「テネシーワルツ」。これは今季のEXなのでしょうか?本人振付のプログラムもあるとのことでしたが、もしかしてこれがそれ?
彼女らしさが堪能できるプログラムでした。

小塚君はダンサブルなナンバーだったので、てっきり私はこれがカート振付のEXなんだな~と思って見ていたんですよ。ところが終了後、「今季のSP」とナレーションが入ってびっくり。3Aも成功させていました。
ここでゲデバニシビリが現れ、こづくんとデートの雰囲気で腰に手を回してたりするんだけれど、雰囲気的に全然似合わないカップルなの。エレーネがかわいすぎるし、セクシーすぎる。隣に立っていると、こづくんは朴念仁みたいに見える。こづくんには申し訳ないけれど、だいぶ笑わせてもらいました。でもこづくんは役得だからいいよね。

ジェフはしっとりしたプログラムで優雅に滑ってくれました。3Lzきれい!まだ現役でもいけちゃうんじゃないかというほど。イナバウアー、ダイナミックさすら感じられてきれいでした。

ジョアニーは後ろで手を縛られたように始まるボンドガール。前半はよかったけれど、3Sを転倒して痛そうで、次の2Aも失敗してしまいました。夜の部に響いてないといいんだけど。

シェン&ツァオ、高いツイストやスロージャンプとか、アクロバティックなデススパイラルとか見応えあって素敵でした。

プルシェンコ、プログラムはDOIと同じ。3T-3T-2Lo-2Lo(訂正しました)でまず会場を沸かせ、その後3A-3Tと3Aを跳んでくれちゃいました!!!思わず悲鳴を上げて、大興奮してしまいました。もちろん一番の盛り上がり。
技術の凄さもだけど、4公演もあるショーなのに、こんなにも観客に全力でそのときの自分の見せられる最高のものを見せてくれるんだということに感動してしまいました。
先シーズン前は宇宙人だのと散々言っていた私ですが、初プル見て、かなりファンになってしまったかも。でもやっぱり宇宙人だって思いました。(笑)

プルシェンコのあの盛り上がりの後で滑ることができるのは真央ちゃんしかいません。バラード第1番、よかったです。造りものめいたところのない、彼女のスケートの素の質の良さが堪能できました。余計な飾りを取れば取るほど、彼女のスケートは魅力的なのかもしれない。でも毎回そんなプログラムでは高いPCSは出ないだろうし・・・。

色々な振付を覚えたり、衣装を変えたり、スケーター達は大変じゃないかと思いますが、THE ICEはフィナーレもとても楽しい。他のショーならもう終わりか~と思うところだけど、THE ICEはここからまた楽しめる、と思ってしまう。いつもはテレビで生観戦は初めてだけど。

まず登場は佳菜子ちゃんとアモーディオ、佳菜子ちゃんが逃げてアモーディオが追っ掛けて楽しそうでした。

次は黒っぽい衣装の男子5人のかっこいいダンス。健人君、小塚君、無良君、ジェフ、アダム。健人君は3Tをきれいに跳んでいました。成功したジャンプを見られてよかった。
最後はみんながエッジに触り、何をしているのかな?と思ったら、氷のつぶてを作り投げつけていました。アダムが標的だったようです。

次はベリーダンス風の衣装(衣装、訂正しました)の女子4人のセクシーなダンス。明子ちゃん、舞ちゃん、ロシェット、ゲデバニシビリ。みんなかわいかった~。

そしてシェン&ツァオ組とカー姉弟登場。最初と最後など、ところどころパートナーを入れ替えていて、あれっと思いました。こういうのもおもしろいけれど、意外とシェン&ツァオ組が小柄なことに気付きました。演技が大きいからか、もっと大柄かと思っていた。

最後は真央ちゃん&プルシェンコ。昨年までだと真央ちゃんはジェフと組んでディズニープリンセスに扮していたけれど、プルシェンコとだと高難易度ジャンプ仲間のかっこいい男同士のような感じ。(笑)2人とも3Aを跳んでいたような気がするけれど、自信がない。

グランドフィナーレは男子は法被に鉢巻、女子は丈の短い浴衣。みんなすごく似合っていました。
選手が技を見せるとき、小塚君と無良君がサイドバイサイドで4回転を跳んでいました。遠かったのでよくわからないけれど、2人ともほぼ成功。(両足やステッピングアウトだった

THE ICE レポ前半

2010-07-26 17:42:32 | アイスショー・イベント
レポの前に・・大ちゃん、ご来店したようですが、「ガールズト-クな内容の、ボーイズトーク」という店長さんの言葉にウケました。想像できすぎる。(笑)

THE ICE、私が見たのは昨日の25日昼公演。テレビ放送は、この回が中心に放送されると思います。
でもジャンプの調子が悪かった選手の演技は他の回のを放送してあげてほしい。絶好調のスケーター(特にプル様)が多かったけれど、舞ちゃんと健人君とジョアニーはジャンプの調子がよくなかった。

会場に着いて席に座って、12時半の開演の前にまずは腹ごしらえ。JR名古屋タカシマヤの地下の「地雷也」で購入した天むす、おいしかった~。会場に持ち込むのにぴったり。NHK杯で名古屋にお越しの際にどうぞ。

オープニングは出演者全員でミュージカル仕立て。
場所はパリの広場でしょうか。まず花売りの佳菜子ちゃんとアダムが登場して、手に持ったお花を観客にプレゼント。氷上席のお客さんが主に受け取っていましたが、アダムはSS席のお客さんに投げてあげたりしていました。
その後思い思いの服装をした他の出演者が登場してはけ、ジェフが残ります。切なげなジェフは誰かを探しているよう。
実は花売りの車のシートの下には真央ちゃんが隠れていて、恋人を見つけたというように、2人は踊りだします。
他の出演者も再登場しハッピーエンド、みたいなストーリーだと思います。
しかし、これだけ豪華に一度に出て来られると、どこに目をやっていいかわからない。しかも2階席からだと、目が慣れてないうちはどれが誰だかあまりわからなかった。2公演以上見るといいのでしょうね。

最初は地元スケーターの登場。この回は佐藤未生ちゃん。真央ちゃんのカルメンの紫の衣装でした。

舞ちゃんはセクシーな衣装でジャズナンバー。ジャンプは不調だったけれど、客席に入ってお客さん(女性でした)と踊るなんて演出もある、楽しいプログラムでした。
ここでジョン・カーが登場して舞ちゃんとペアダンス。ジョンのリード、さすがうまいです。舞ちゃんは足元がちょっとついていってない感じでした。仕方がないけれど、エッジの深さが全然違う。

健人君はDOIと同じプログラムですが、衣装を変えていました。小道具に帽子、半袖のTシャツにベスト・・・じゃなかった、今はジレっていうんですか?パンツは何と膝上丈。徹底的に三枚目路線を狙ったプログラムなのかな?
プログラム名ですが、DOIのテレビ放送で「マラゲーニャ」と紹介されていましたが、マラゲーニャって感じじゃないから変だなと思っていました。
正しいプログラム名を書いてらっしゃるサイトがありました。「Bugle Call Rag」というジャズのスタンダードナンバーのようです。→動画 Wiki
帽子は冒頭でかぶっていたのをわざと落とし、頭に手をやり、最初の動作はこういう演出だったのですね。その他、スピンも種類を変えたり、DOIとは振り付けが微妙に違っていたような気がします。
健人君、前日の2公演は割とジャンプの調子がよかったらしいので喜んでいたのに、この私が見た回は不調でした・・・。アクセルパンク、コンビネーションは多分2-2に。3Loは着氷が乱れました。
ジャンプが失敗したので心なしか元気がなかったように見えましたが、よく踊れていました。はけていくときは、残念そうに頭に手をやっていました。

佳菜子ちゃんは「Be Italian」、会場で見ると小柄なのに、スピードとパワーがすごいです。3T-3Tと3S-2Lo-2Loを成功させて会場を湧かせていました。

無良君はしっとりとした曲調のプログラム。4T転倒、3Aと3Lzきれいでした。調子がよさそうです。茶色いふわふわの髪がかわいかったです。

ゲデバニシビリ、大人気です。金髪に染めていて、白い衣装。マリリン・モンローなのかな?すごくかわいかった。
彼女らしい躍動感あふれるステップの途中で転んでしまいました。でも何をやってもかわいいって感じ。

アモーディオ、彼もジャンプの調子がよくて、高さと幅のあるルッツなどのきれいなジャンプを見せてくれました。
ジュベがよくやるような小刻みな速いステップを入れたり、ヒップホップの動きを取り入れたり、かなり長めの彼の踊りの才能がよくわかるプログラム。会場を盛り上げたりするのも本当に上手です。

外国人男子選手2人続いて、アダム。しっとりと美しく滑っていて、引き込まれました。普通のジャンプはもちろん、バレエジャンプもきれいで、大きな歓声が上がっていました。両手上げのタノルッツ、見事!やっぱり素敵なスケーターです。

ここで浅田姉妹のペアプログラム。「白い色は恋人の色」のカヴァー曲。
チュッキョフィギュアでこのプログラムのことを知ったときには、2人とも白い衣装なのかな?と予想していたのですが、そんなに単純ではありませんでした。
真央ちゃんは淡いピンク、舞ちゃんは淡いブルーの衣装。妖精の姉妹のような可憐な2人でした。(*衣装の色、訂正しました。)

ここで前半終了。しかし、本格的な休憩の前に、フィナーレのダンスレッスンがあります。任意の練習かと思ったら、観客に立ち上がるようにアナウンスがあって、笑っちゃいました。
私はTHE ICEの公式サイトで舞ちゃんのレッスンビデオを見て予め家で練習しておいたのですが、こんな振り付けやってかわいいのは舞ちゃんだからだよ、なんて思っていたのですが、会場ではもちろん開き直って練習しました。

この後は恒例のトークショー。この回はバンクーバー美女3人組ということで、明子ちゃん、ロシェット、ゲデバニシビリの3人。ゲデバニシビリ、金髪をストレートに下ろしていて、かわいかった~。
質問は日本の印象、バンクーバーオリンピックについて、今後の目標についてなど一般的な内容でした。
でもロシェットがバンクーバーについて語るとき、人生最良のことと人生で最も辛いことが同時に起こったこれ以上ないほど特別なオリンピックだっただろうなと、ちょっとイマイチな質問に感じました。でも彼女はもうそんな質問にも慣れているのか、冷静に話していました。
ここで本当の休憩タイム。ザンボニー君が出動しました。

THE ICE展示のメダル

2010-07-25 22:51:27 | アイスショー・イベント
THE ICE、今日の昼公演に行って参りました。
健人君が愛知にまで来てくれるのに、ファンとしては行かないわけにはいかないだろうと思って、直前にチケットを手に入れました。S席の後ろのほうだけど、思ったよりも中央よりで見やすい席でした。

私はTHE ICEはいつも中京テレビの放送で楽しんでいるだけで、会場に足を運ぶのは今回が初めて。会場のモリコロパークは「愛・地球博」以来で懐かしかったです。

入り口前のテントにメダルが展示してありました。3つのボックスに分けられて展示してあって、1つのボックスにつき1ショット写真撮影が許可されていただけなので、写真映りが悪いのはご容赦を。
5つのメダル
記憶が余りないけれど、中央がジェフ、あとはアモーディオやアダム、ごめんなさい、他は忘れました。(汗)

プル様の3つのメダル
今日初めて彼を生で見て、「様」付けしたくなる気持ちがわかりました。(笑)

バンクーバーのメダル3つ
右から、シェン&ツァオ組、真央ちゃん、ロシェット

詳しいレポは明日書きますね。
でもすでに記憶があやふやなので、期待はしないでください。(汗)

踊れすぎ?

2010-07-17 23:12:44 | アイスショー・イベント
フジテレビNEXT放送のDOIの楽公演を見ました。
3Dテレビをもちろん持ってない身には、3D放送を無しで、代わりにこの回の完全版を放送してよ、と思ったのですが、オープニングで大ちゃんが映っている時間が長かったり、ジャンプ合戦や最後の渦を描くところまで放送してくれたりと、楽しみました。
あ、でもこの日の健人君の演技も見たかったな・・・昨年までとは違い、違う日の回を放送してくれただけでもありがたいことなのに、完全版の放送を期待するのは贅沢すぎるでしょうかね~。

オープニングの大ちゃんのノリのよさには目が釘付けでした。
一人で踊っているのではなく、群舞だからこそ、余計に彼の踊れる能力が引き立っていたように思います。
彼のダンスのうまさは知っていても、今回は大ちゃんって踊れすぎで上手すぎじゃないか、というぐらい引き付けられてしまいました。
だって他のスケーター達と一人だけ動きが違いすぎるんだもの。
ノリのいい曲も似合うよね。彼が暗い曲が好きでも、単純で明るいダンサブルなプログラムも見たいな~と思いました。
実は放送の後、「アメリ」よりもこのオープニングのほうをリピしまくった私です。(笑)

3Dメガネを掛けた姿など、バックステージも少し映してくれましたね。3Dカメラの前で、首を回す真央ちゃん、おもしろすぎのかわいすぎでした~!

佳菜子ちゃんの「Be Italian」とリード姉弟の「タイスの瞑想曲」の2つは最初見たときから好きなプログラムだったので、放送があったのも嬉しいです。
佳菜子ちゃんには色っぽいプログラムが似合うとずっと思っていて、「Be Italian」はそれを正に形にしてくれたような感じでした。あの年齢で野性的な色気が出せる女子選手は他にちょっと見当たりません。彼女はかわいらしいプログラムや清楚なプログラムよりも、激しかったり色っぽかったりするプログラムのほうが断然似合うと勝手に思っています。
「タイスの瞑想曲」はリフトが華やかですが、プログラム全体の清楚な美しい雰囲気が好きで、この2人の新たな魅力を発見した気分です。髪を切ったクリスも益々スタイルよく見えかっこよくなりましたが、どちらかというと私は清楚なお化粧をしたキャシーさんの美しさに見とれています。

美姫ちゃんの「アランフェス」が見られたのも大満足です。個性的なプログラムで、プロスケーターのように見せ方がうまくなったなと感じました。

「アメリ」はやはりランビっぽさがこなれ、大ちゃんっぽくなってきましたね。違う角度からのカメラなのも嬉しい限りです。

ジャンプ合戦の放送も嬉しかったです。4回転に挑戦する選手がかなりいましたね。
ジャンプを失敗して謝るプル様がツボでした。(←こういうときだけ「様」付け)

しかし、ランビをカットしたのにはびっくり。ファンの方はショックだったでしょうね。ジャンプ合戦の後の超高速スピンが見事だったけれど。
私は1時間とわかっている時点で、健人君のことは最初からあきらめていたけれど。

普通のテレビだとどんな感じに見えるのかしらと、3D放送もちらりと見て見ました。画面が2分割されているのですね。3Dテレビでご覧になった方はいるのでしょうか。
3D放送のフィギュアスケート、ちゃんと3Dテレビでいつか見てみたいです。