hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

あの空へ🌈

2017年02月25日 | 秀子のたわごと
二人の共通の知人Kさんが病魔に侵され、お見舞いに伺ったのが昨年の初夏。

その時K氏は「僕は死を越えたところを見たような思いです。怖いものがなくなった」と仰っていました。

悲観している場合ではないと残された時間で出来ることを吟味され、

研究中の資料に目を通され、足りないものは病室まで届けにも行きました。

術後の経過も順調で程なく退院。

またご自身の研究に没頭できるくらいにまで回復されたのですが、先週旅立たれました。



予防医学研究に情熱を注ぎ、また環境を守るためのボランティア活動も熱心に行い、

とくに小学校の子どもたちに自然の大切さや生き物の尊さを教えることに注力され、行動と実践を貫いてこられました。


今日の葬儀で、ご自身の癌が特殊な物であったので研究材料にならないかと

元同僚のT大学病院の医師に伝えていたことを知り、

「怖いものがなくなった」と仰っていたや、研究者の使命感のようなものを痛切に感じながら伺っていました。



医師であるご子息は、K氏の最後の主治医として経過報告を参列者に伝えて下さいました。

Kさんは、ご子息の報告を誇らしく思いながら聞かれていたことでしょう。


最後まで凛とした姿勢を貫かれたKさん

 お疲れ様でした 
 
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
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