世相の潮目(改題 写真で語る)

話題を現代に求めて「世相の潮目」に改めて、写真はhttp://homepage3.nifty.com/wakoh/ を。

小池都政へ疑問と不安 行政の不作為の罪は重い

2017年07月13日 | 政治


都議会が決定した豊洲市場への移転を議会の承認を得ることなく、小池知事は独断で移転延期を決め(平成28年8月)ましたが、都議会議員選挙の直前(平成29年7月)になって新たな事実の発見もないまま、当初の移転案に戻ると決めました。

残したものは豊洲市場への人々の不安感だけでしたと前回述べましたが、それだけではないのです。予定通り豊洲に移転していれば支払う必要のない補償金が毎日500万円づつ発生していて、これは全て都民の税金から支払われます。小池知事はオリンピック施設の問題では、ワイズ・スペンディング(賢い支出)を唱えましたが、豊洲問題では、やるべき事をやらないで、都民に大きな損害を与えているのです。

小池知事が提起した豊洲不安問題は、冷静に考えれば環境基準を間違って適用していただけで、最初から豊洲は安全でした。小池知事は、それを承知してからも、都会議員の選挙対策のために、安全だとの結果の公表を選挙直前まで引き伸ばしました。それは都民の税金が無駄使いされることを承知しながら、自分の政治権力を強化するためにしたことで、悪質の不作為でした。

振り返れば、日本の首都、東京の代々の知事は不作為で都民に迷惑を掛けるケースが多くありました。3期12年間(昭和42年~54年)の美濃部知事は一人でも反対者があれば何もしない知事で、環状道路と焼却炉の建設が停滞しました。青島知事(平成7年~11年)は前任の鈴木知事が用意した都市博覧会を中止しで、お台場を臨海都市として開発する計画を台無しにし、多額の借財を残しました。小池知事の前の桝添知事は、都民が期待しない都市外交を派手にやって、殆ど為すことなく交代しました。

これら三人の知事は知事選挙では圧倒的な多数の支持を得て当選したのですから、都民が政治家を診る目がなかったと言えばそれまでですが、結果は余りに無残です。

小池知事は、将来の日本の初の女性総理との呼び声が高く、予想通り高い支持を得て知事になりましたから、今度こそは都民の期待に応えてくれると思いましたが、緒戦で不作為のミスを犯してしまいました。

しかも、小池知事には豊洲市場移転問題の判断ミスについて反省の弁がないばかりでなく、オリンピク終了後の築地市場再開発という目くらまし案を示して得意になっています。今後の小池都政への疑問と不安は募るばかりです。
(以上)
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