Q1:
成績が上がらないので、塾に通わせたいと思っているのですが、本人が行く気になりません。
どうすれば良いですか？
自分から塾に通いたがっている生徒は、非常に稀です。
その逆で、もし「塾に通いたい」と言っている生徒がいたとすれば、その瞬間に勉強
出来る環境を与えられないことは、後々保護者様としては相当な痛手になると思います。
理由は簡単です。勉強が苦手な子が勉強がしたいと言っているのはある意味、瞬間的にかかった
病気みたいなものです。（言い過ぎかな？）その病気は数日中に、他の誘惑によって完治します。
そのため例外的に「勉強する気」になっているチャンスを逃がしてはいけません。
何が言いたいか、まとめると
①塾に通いたいと思う生徒は、経験上非常に少ない。
②勉強の苦手な子が、塾に行きたいと言ったらそのタイミングを絶対に逃してはダメ。
（１～２日で行動を）
③お子様がその気になるまで待っていたら、中学で大きくつまずくか、高校受験に間に合わなくなる。
④思春期に入るお子様が、わざわざ「報告メール」のある（保護者様の管理下に置かれる）塾
（ペガサス花水校）を自分から選ばない。
ハッキリ言って塾にずっと自ら行きたいと思う生徒は、相当稀で自分を追い込むタイプであると
言える訳です。それは良い成績を取るに決まっています。
そう考えると、保護者様からすれば、お子様をさりげなく連れてくるぐらいの感覚の方が正しい
選択と言える訳です。それをしないから、高校受験に本来入れるべきランクの学校に届かなく
なる訳です。
嫌がっているお子様が目の前にいるのだとすれば、それはまともな姿です。あとは、保護者様
次第ということです。学年によっては「中学まで時間的猶予が非常に少ない」ということだけ
はお忘れにならないでください。
Q2:
塾選びのコツは何ですか？
ココは全くの盲点だと思いますが、塾で勉強をしている内容やテストの点などが直ぐに分からない
大手塾等（情報開示不足）の塾にお子さまは比較的入りたがります。
当然情報が保護者様に入れば、叱られますからね。それが成績が上がらない最大の理由です。
この時点でお子さまとの情報戦に保護者様は負けている訳です。
とにかく保護者様への情報開示が充実した学習塾を選ぶことが最大のコツです！
Q3:
小学生向けの習い事に通っています。一般の塾にしたいと思っているのですが、
いつ頃が理想的ですか？
小学生向けと言えば、「公文さん」、「学研さん」などのことでしょうか？特に小学校向けでは
ないのですが、そのように思われがちですね。
どちらも目的に合っていれば、非常に良いところです。公文さんに算数に限っては「計算力重視」
ですので、経験上、公文さんを卒業されて当塾に来た生徒は、計算スピードが早い傾向があります。
しかしその反面、図形や文章問題に比較的弱い傾向があります。特に小学校の高学年から中学生に
かけては、文章を読解する力が大きく問われますので、計算力だけでは全く太刀打ちが出来
なくなります。
タイミングとしては、文章読解や図形が本格的になる４～５年生あたりが理想的だと思っています。
一つ注意すべきことは、教えている公文さんによって正答率よりもスピードを特に重視する
ところがあります。当塾では「公文病」と呼んでます。
要は正解することが目的にならず、終わらせること（埋めること）が、目的になってしまって
います。その公文さんで癖のついた生徒は、学年が上がるとその癖（正解が優先されない）が
抜けるまで数年間、点が非常に取りにくくなることがあります。これは特に注意が必要です。
