TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

さくら満開の松田山

2011-02-26 | 写真日記

春一番が吹いて、いっきに気温20℃となった金曜日、
松田山の河津桜が満開ということで行ってみた。

西平畑公園の松田山斜面をピンクに染める河津桜は、遠くからでもよく目立つ。
はじめて松田山を訪れたのが2008年で、東名を走りながら見たピンクの景色を何だろうと
思ったのがきっかけ。そして今年が3回目となる。

桜は平成8年に植えられ、花の時期「まつだ桜まつり」が毎年開催されて今年は13回目。

 

山の斜面を巻くように遊歩道をのぼりつつ眺める桜と菜の花、

 

 

まだまだ花が少ないこの時期、一面ピンクに花開いたさくらは感動的。

 

花びらは濃いめのピンクで、花もソメイヨシノより大ぶりな河津桜、
春一番を彩る立役者ですね~

 

山の中腹からは咲き誇る桜のむこうに富士山(写真左の雲の中)が見えるのですが、
きょうは雲に隠され、箱根連山しか見えなくて残念。

 

  

桜のトンネルをぬけて走るミニ列車、桜まつり期間中は毎日運行。
平日とあって乗っているのはオトナばかり、、、皆さん子どもにかえって楽しそうでしたよ。

 

満開となった河津桜ですが、ソメイヨシノのようにすぐに散らないとのこと。
桜まつりも一週間延長されて3月13日まで開催。
まつだ桜まつりHP http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~matsuda/2010sakura.htm

この日は平日にもかかわらず、桜を愛でにやってくる人で松田山は大賑わい。
年々人出が増しているようだ。

河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種といわれ、
河津川沿いで発見され、原木が河津町にあることからカワヅザクラと命名された。
早咲きのサクラで、ビビッドな色と愛らしさのある河津桜は、ひと足早く春を感じさせてくれる。

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雪の大倉尾根/丹沢

2011-02-19 | 写真日記

晴天の続いた冬空が崩れ、雪となった。
雪国に暮らす人には申しわけないけど、フワフワした白いカケラが
グレーの空から音もなく落ちてくるのを見ていると、なんだかソワソワしてしまう。
何度も窓を開けては、どんどん真っ白になっていく外を眺め、
しんしんと降り積もる雪に、ヨシヨシと独り頷く。。

その雪も、翌日には大方が消えさり、道路の片隅に追いやられた残骸がわずかにあるばかり。
早起きして公園に行ってみたけど、期待したほどの雪景色は見られず、

  

 

ちっさな雪だるまを作ってお茶を濁すという程度・・・  
そんな気持ちを反映してか、雪だるまも心なしか憂いを含んだ表情ではないの、、(笑)

 

山にはどっさりと雪が、、、そうだ、山に行こう!
ノーマルタイヤでも行ける所と、場所は限られるけどね。
で、いちばん近いお山、丹沢へ。。

  丹沢登山口・戸川公園駐車場。

平日無料と書かれた看板に微笑みつつゲートを通過。お財布に優しい、ありがたや。

たまった洗濯物をやっつけて出てきたので、出発がだいぶ遅くなってしまった。
予定では大倉尾根を登って塔ノ岳(標高1480m)へだったけど、う~ん、鈍足9:30スタートではムリかも…
標準コースタイムで、塔ノ岳山頂まで約3時間。上は雪道なのでもっとかかるだろう。
ま、いいさ、行けるところまで行ってみよう。

 

 快晴の空と、          
木の間越しに見える山並みが清々しい。

 

 

  

ヒノキが植林された薄暗い登山道の分岐には、左を行けば大倉高原山の家経由で展望よろしと
書かれた案内板があり、どちらを行っても15分で合流するとのこと。
それではと、展望のいい左を選んでみると、明るく雰囲気のいい道にうっすら雪がついている。

 

  

登山道左側に山々が見え、その奥に隠れるようにして富士の白い嶺も小さく望めた。
ほどなくして大倉高原山の家があり、
ホースからは
ジャージャーと山の水が惜しげもなく流れ出ていて、一杯20円也の表示。
なんでも水質検査にかかる費用を捻出するためとあった。
展望よろしとあったが、木立がジャマしてイマイチだった。
またここにはキャンプサイトがあり、丹沢山中では数少ないテン場のひとつ。
ちなみに、下山に反対側、
右の道を通ってみたら、こっちは暗い人工林の道だった。

 

さらに進むと見晴らし茶屋。 
小屋前からは、秦野盆地が一望できる。

 

  小屋を過ぎるとバカ尾根(大倉尾根の通称)が始まる。

ここからは延々と急登がつづき、とくに冬場は霜や雪がぬかるんで歩きにくさを増す。
真冬でもシャツ一枚で汗が滲んでくる長~
い登り。
なにしろ登山口から山頂までの距離が長く、標高差約1200mをいっきに稼ぐのだからタイヘンなのだ。

 

ハァハァと息を切らしつつ、亀のごとくノロノロと歩み、 
駒止茶屋まで来た。登るにつれ積雪もだいぶ増えてきた。

 

小屋の先で急な登りはひとまず終り、松林のなかの平坦な道となってホッとする。

 

  

松の木の間から見える空と山が美しい!

 

  

雪山ハイクを楽しめるたっぷりの雪道  しかも、よく踏まれているのでアイゼンなしで歩ける。

 

そして~富士山もバッチリ 

 

        

 

 

ザクッ、ザクッ、雪を踏むたび、靴底から快い音と感触が伝わってくる、たのしい~~
心強い太陽の光、凛とした清冽な空気、雪の山でこそ得られる感覚がとても新鮮に思える。

 

    

堀山の家到着12:00。 ザックを降して大休止。長丁場の尾根だけに小屋がいくつもある。
樹林に囲まれた小屋前のベンチスペースからは、富士山が望めるぶんだけの隙間あり。
日陰のベンチに腰をおろしていると、たちまち体が冷えてくる。 
さて昼を回った時刻となって、これから山頂へ行くとなると着くのは14時を過ぎるだろう。
無理なペースで下山するよりは余裕をもってがベストチョイスと、ここで引き返すことにした。


アイゼンも装着して、下りに備える。 
小屋前を通り過ぎたところで、ソロで登ってきた女性に会う。
塔まで行かれるのですかと訊ねると、時間によっては花立で引き返すつもりだと。
花立まで上がれば展望もいいし、時間的にも大丈夫よと言われて、
ソク予定変更、花立まで行くことにした。
ここから花立までのコースタイムは1時間。いま12時半だから、遅くも14時にまでには着けるだろう。

 

堀山ノ家をあとにすると、雪がグチャグチャにとけた岩場の登りで、アイゼンがジャマになる。

  その先は階段の登り、ひぇ~疲れる~

 

  一旦緩やかな道になるも

 

  花立まで階段道はやたらつづき

 

  シャーベット状になった雪がビチャビチャして

歩きづらいやら、激しい登りがしんどいやら、やっぱバカ尾根は登るもんじゃないなどと思ったりして、、

 

  や~っと花立に到着、ふぅ~

ここまで登ってきて、ようやく視界が広がるというかんじで、塔ノ岳からの眺めを思うと
ものたりないけど、本日はここまで~

 

塔ノ岳まで30分のところにある小さな隆起の花立は、表尾根の眺めがよい。
三ノ塔の後ろに大山が見える。

 

ここから5分で金冷シの分岐、そこを左折すると大丸を経て鍋割山への道がある。
鮮やかブルーのウェアを着たおじちゃんが言うには、昨日(15日)鍋割に向かった人は、
腰までのラッセルを強いられ、小屋に着いたのが夜の8時を過ぎたそうだ。
となりの鍋割山陵はかなり雪が深いとのこと。 南に向いたこの尾根とでは、だいぶ
様子が違うみたいだ。

 

花立で20分ほど休み下山にかかる。  
この先を行けば塔ノ岳山頂まで30分、なんだか惜しいような気もするけど、
時刻は14:20、タイムアウトだ。 花立へ登るきっかけをつくってくださった女性に
お礼を言い、ひと足先に歩きだした。

ひなたの雪はさらにとけて、水浸し状態で登山道を流れるが、現在は整備されたこともあって
以前のように泥がダンゴになって靴底につかないのが助かる。
途中で両足が交互につって痛んだけど、かまわず歩き続けていたら痛みが治まった。やれやれ…
雪の下り坂もアイゼンの威力で、滑ることなくどんどん歩ける。
スニーカーの外人さんは、一歩一歩慎重に下り、かなり苦労していた。 大変そうだ。

 

  どんどん下って大倉近くの小屋から

この日見納めとなる山を眺めた。三ノ塔尾根で、この尾根に上がる道もたいくつかあるので
そのうち歩いてみたいと思った。

駐車場着17時。 私のクルマのとなりには白いメルセデスがとまっていて、な~んと花立へご一緒した
女性がいるではないの。 彼女はこの近くにお住まいで、雪が降ると山を歩いてみたくなるのは
地元の人も同じだそうだ。
さらに話を聞くと、この夏初めて北アルプスを山小屋連泊で単独歩いたという。
「ひとりで歩くのって、楽しいね!」 そうおっしゃった言葉が印象的だった。

そうそう、ひとり歩く山も、仲間と歩く山も、どちらもそれぞれに楽しい。
昔を思えば、山道具は格段に進歩したものの、荷物を背負い、息を切らしながらてくてく
登ったり下ったりして歩く原初的な行為は、いまも変わりがない。
それを楽しいと感じられること、それは幸せなことにちがいない。

 

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中沢山

2011-02-04 | 写真日記

書店で立ち読みした「山と渓谷」2月号は厳冬期低山の特集で、
そのなかで紹介されていた山のひとつ、中沢山に登ってみようと思った。
山頂手前にある展望ベンチからの眺めがよさそうだ。

中沢山は、津久井湖に沿うようにしてつづく尾根の一ピークで標高492m、
またこの尾根は、南高尾山陵と呼ばれ、高尾山と結んで歩かれているコースでもある。

さて登山口だが、サラっと立ち読みしただけでよくわからないまま、
テキトーに見当をつけ、又野公園にクルマを置き、峯の薬師から登ることにした。
地形図を見たかぎりではココぐらいしか登り口がない。

  

公園駐車場からは津久井湖をはさんでこれから登る尾根が真正面によく見える。
しかし尾根に取り付くには、津久井湖に沿ってまわりこむように県道をだいぶ歩かないとだ。
準備を整え公園を出発したとき、正午を知らせる鐘がゴ~ン ゴ~ンと鳴った。
マズイ!もう昼になってしまった、急がなくっちゃ。

湖に架かる吊り橋、名手橋を渡り、住宅と畑のなかの坂道を行く。
快晴の空にポカポカの陽射しが降りそそぎ、シャツ一枚でじゅうぶんあたたかい。

   

畑の土に埋まるようにして朽ちていたコンバーチブル
ありゃ~かわいそうに・・・ おなじオープン乗りとしてはいささか切ない気持ち。。

津久井湖を見下ろす道の端には洒落た家がいくつか建っていて、

  南国のリゾート地を思い起こさせるのや

 

かわいらしいツリーハウスもあった。へぇ~  

 

県道は交通量が少ないものの、舗装路を歩く味気なさはなんともしがたく、
目指す中沢山とは反対方向に向かって登山口へと歩くしんどさもあって、
左側の尾根を見上げながら、どこか登り口があるんじゃなかろうかと、
寺の境内に入ってみたりしたのだけど、誰も人はおらず、尾根へと上がる山道も発見できなかった。
まぁいつものことだけど、山里では人が歩いている姿をめったに見かけない。
だから道を尋ねるとか、町にいるようにはいかないが、ちょうどジョギングをしている人がいたので
この辺に中沢山へ登る道はありませんかと訊くと、ずっと先へ行かなければないと言われた。
そうかなぁ~ ありそうだけど、、、と、また別の寺の境内へ入ってはキョロキョロしたりしてみた。

ダラダラと車道を歩くこと約1時間、やっと左手に峯の薬師入口の石段が現われた。

    

石仏が置かれている山道を、15分ほどのぼったところが峯の薬師の広い境内。
この境内は、富田常雄の小説「姿三四郎」で、決闘の場となった。
檜垣兄弟の果し状を受け、雪降るなか空手VS柔道の決闘が行われ、三四郎が勝ったそうな。

 

  

境内には姿三四郎の碑があり、裏面には果し状の一文が彫られている。
さらに山道を進んだ先に奥の院がある。

 

      

奥の院でひと休みして歩きだす。 風もなく春のような暖かさに包まれる山道。
途中に小さな赤い鳥居を見つけ立ち寄ってみた。
鳥居をくぐると、金毘羅さまを奉った祠があった。    

 

草戸山の分岐を過ぎると、ほどなく三沢峠の五差路となり、関東ふれあいの道を大垂水峠方面に進む。

  アップダウンを繰り返しながら進む「関東ふれあいの道」

それまでぽつぽつとしか出会わなかった人も、この道に入ってからは何組かのハイカーを見かけるようになった。高尾から一週して歩く人たちがけっこういるようだ。
いくつものピークを越えて行く道だが、ピークの下にはたいてい巻き道があって、巻き道の方がよく踏まれていた。


樹林に囲まれ展望はよくないけど、楽しく歩ける道。 

 

 

 

  わぉ! なんて気持ちよさそうな場所なの!

樹林が途切れた場所は明るく、木のベンチにはおひさまポカポカ
そして左を振り向くと、これまでにない眺望が、、、そうか!ここが展望ベンチなのね

午後の逆光で画像がイマイチだけど、津久井湖とその向こうには丹沢の最高峰・蛭ヶ岳が真正面に
した山並みが見え、右には富士山が真っ白なアタマをのぞかせている。

ザックをおろし、景色に見入っているうちに一人、また一人と単独男性ハイカーがやってきた。
お二人ともこのコースを何度も歩かれていて、ひとりのかたは月に一度ここを歩き3年になるという。
そのお二人が、きょうは富士山がきれいに見えるといい、こんな日はそうないのだとも。。
よかったよかった、きょうはラッキー 富士見の日。

その3年間毎月一度歩いているという男性(20代後半くらい?)だけど、
ザックはおろか飲み物も持たずに手ぶらだったので、てっきり近所の人で散歩がわりかと思いきや、
JR高尾駅から一周していると聞いてびっくり。 喉が渇きませんか?というと、冬場は飲み物なしで大丈夫
という返事。なんてストイックな山歩き、若いってスバラシイ!
きょうは高尾駅を午後1:30に出発したそうだ。日暮れまでに戻れるとは、駿足なんですね~

また他に山を歩いたことはなく、山道具も持っていないとのこと。
毎月おなじコースをただ歩くだけだけど、毎回ちがう表情を見せてくれる山がおもしろいとも。。
そう、いろんな歩き方、楽しみ方がある山、
自然を相手に遊ぶのは自由度がとてつもなく大きいことが醍醐味だと思う。
そうそう、ここをママチャリで来た人もいるそうな。ほっとんど担いで歩くようなものだそうだけど、
それも悪くないですね~

 

ところで、このときおしえていただいたのが ↑ の写真の寝釈迦
連なる山並みのシルエットがお釈迦様が横になっている姿に見える。
わかりやすくするため画像を暗くしたので、右の方に富士山も薄くぼんやりと見える。
お釈迦様の胸の部分にあたるツンと一段高い山は石老山とのこと。

3人でひととき話を交わしてたのしい時を過ごせた。
山では見知らぬ者どうしが出会って会話が弾む。なにせ共通の話題は山ほどあるのだから、、(笑)
時刻は3時半になろうとしている、さて歩きはじめなくてはと、私は中沢山を目指した。

 

 見晴らしベンチから15分ほどで中沢山の道標があった。

山頂下にはベンチとテーブルもあって、道標の先をひと登りすれば山頂。

  

山頂には観音様の石像が置かれていた。優しいお顔しています。

遅い出発ながら無事に目的地に来ることができて満足、そしてきょうのすべてに感謝!

下山は途中で仕入れたネタをもとに、地図に載ってない道を行くことにした。
聞いた話では、地図になくても心配なく歩ける道ということだ。

  中沢山と見晴らしベンチの中間地点に

三井(みい)水源林とだけ書かれた道標があるので、ここを下る。

すぐに樹林が開け、明るい斜面となる。 
おお、なかなかヨイ雰囲気じゃないの

 このへん一帯は「三井水源の森」として、森を散策できるように手入れされている。
けど、詳しい案内板などの表示がないので、知らない者にとってはわかりにくく、容易く入り込める
ようではない。不親切な案内板には地名が載っておらず、たぶんアソコあたりに出るだろうと
見当をつけて歩いていった。

  名手橋へと至る分かれ道の道標には、

のんびりコースと急坂コースの二つがあって、急坂の方を選んで下ってみた。
うん、たしかに稲妻形の急坂だったがステップが切ってあるのでそう危なくはない。
そしてどんどん下っていった先は、予想通り東光寺の境内へとつながっていた。


東光寺の墓場へ出た。   

やっぱし、来るとき思ったとおり、峯の薬師まで行かずともショートカットできる道があったのだ。
名手橋は目と鼻の先にあり、思いがけなくも、峯の薬師まで引き返すことなく一周ぐるりと歩くコースとなった。 メデタシメデタシ

大寒を過ぎ、寒さもピークを越えたらしい。
小春日和のあたたかさとなった日に山歩きができて何よりだった。
思えば、2月になったばかりだけど、陽はずいぶんのびて、陽射しにも春らしさを感じる。
そうした季節の微かな移ろいも、野山に身をおくことでいっそう感じられ、
つつましやかな歓びとなるのがいい。

 

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