TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

三ツ岩岳/ひとつばな咲く頂へ

2011-05-03 | 写真日記

春から初夏にかけて、山肌を艶やかに彩る花といったら躑躅で、
そのツツジにもいろいろあって、今回はひとつばなとも呼ばれているアカヤシオに会いに
4月26日群馬の三ツ岩岳へ向かった。
まだ山で咲いているのを見たことがないアカヤシオ、どんな花だろう
とても楽しみ、ワクワク

上信越道・下仁田ICから大仁田ダム目指して走る。
毎度のことだけど、初めて登る山とそこまでの道のりは、緊張と多少の不安がつきもので、
まずは道を間違えないように途中で何度か確認。 なんとなくヘンだなと思うと第六感の
道間違いセンサーがすぐに可動(笑)、素早く対処できるようになった。
ちなみにUターン2回、タイムロス5分。。

 

  

登山口へ向かう途中の集落は、桜をはじめ春爛漫の花盛りで、美しい景色が広がっている。

 

  そして予定通り、登山口の大仁田ダム9時到着。ほっ・・

ダム湖サイトはよく整備されていて、駐車場も余裕がありトイレもあった。

 

 歩き出しは杉林の中を沢沿いに登っていく。

やがて道は尾根コースと杉林の竜王大権現コースに分かれる。
登りは尾根を行き、下山に竜王大権現をとって一周するルートが一般的だ。

まずはエイザンスミレが迎えてくれた。 

 

  

沢といっても湿っている程度だけど、コガネネコノメ(左)、ホクリネコノメ(中央)などネコノメソウの仲間や
シロバナエンレイソウ(右)が見られた。

 

杉の倒木をまたいだりくぐったりして急斜面を1時間ほど登ると尾根に出た。

  

青空はいつのまにかグレーに変わり、ひんやりした空気がたちこめている。
空は曇ってしまったけど、山の斜面にちらほら見えるアカヤシオのピンク色が明るさをもたらしてくれた。
稜線は相変わらず急で、岩を右に左に巻きつつアップダウンしながら進む。 ひぇ~疲れる~

 

  山頂まじかの核心部(笑)

先行者が登り終えるのを待ってから取り付くことにした。

  

写真なんか撮ってるバアイじゃないとこだけど、切り立った岩壁に咲くアカヤシオが美しい!

 

山頂が近づくにつれアカヤシオもどんどん増えてくる
ほんにまぁ~険しい岩場に咲く花なのね~

 

 

11:15、無事にピークを踏む。 ひとつばなてんこもりの三ツ岩岳山頂(1,032m)。

 

  

上州の山は、妙義山をはじめ険しい山が多い。
山頂から周囲の山を見渡せば、鋸歯状の尖った峰が連なる山ばかりだ。
そんな険しい峰をバックに、優しげな表情を見せるアカヤシオの花、自然が見せるバランスのよさ、
その調和のとれた美にただただ感じ入る。

 

山頂付近にはヒカゲツツジもあって、多くはまだ蕾だったが淡いクリーム色の花が
ピンクのアカヤシオと絶妙なコラボレーションを見せてくれる。

登山口にあったクルマの数にすると、山頂の登山者は少なく、静かな眺めを満喫できた。
埼玉からいらしたという一組のご夫婦連れとしばし歓談。 今年はどこも花が遅れていて、
吉野桜も予定を一週間ずらして行かれたそうだが、それでも早かったそうだ。
ここ三ツ岩岳のアカヤシオも、例年なら満開を迎えている時期だが、今年はまだ蕾が目立つ。
けど、木の個体差もあって、咲き終わった花も数あることから、タイミングよく花の時期に出会うのは難しい。

 

  山頂をあとにわずかに下ったところで

写真奥のピークから「写真を撮るならここがいいですよ!」とお声がかかる。
どれどれと行ってみると、

ホントだ!きれい~  

声をかけてくださったのは男性二人連れの地元のかたで、花の時期は何度も登っているという。
お二人がおっしゃるには、まだ見頃には早く、もう少しすると山肌がもっとピンクに染まるという。
花の当たり年に来たときは、山肌が一面花で染まり、それはそれは綺麗だったと。。

 

さて、アカヤシオ(赤八汐)がひとつばなと呼ばれる由来だが、
1本の枝に一つ花をつけるところからきているそうだ。
ツツジの花は1本の枝に花が密集して咲くものが多いなかではめずらしい。
なかには二つ花をつけているものもあったけど、たいていは一つだった。

また、咲き始めは濃いピンクの花が、時間とともに色が薄らいでいくので、
濃淡の花がピンクのグラデーションとなって美しい。

額に汗して登った末にたどり着く花の頂、山の花の優美さが心に染み入る。

お二人から周辺の山情報をいろいろキャッチして下山にかかる。
急傾斜の杉林をひたすら下って1時間もすると登山口に戻る。
短時間で下れるものの、膝がガクガクするような激下りだった。

駐車場に戻ったとき、ポツポツ雨が降ってきた。
ダム湖サイト周辺も綺麗だから行ってごらんなさいと勧められ、降り出した雨のなか
クルマで上がってみた。 エメラルドグリーンの水を湛えたダム湖を囲む急峻な山、
その岩壁にへばりついて枝を伸ばすアカヤシオが、芽吹いたばかりの淡い緑に映えて美しい。
晴れていればゆっくりしていきたい場所だ。

ほぼ3時間で一周できる三ツ岩岳だが、急傾斜な山だけに私には歩きがいがあった。
展望もよく、ツツジの時期はとくに楽しめる上州の山、来年アカヤシオ咲く頃に
登りにこようと思う。
 

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2 コメント

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Unknown (yumeru)
2011-05-07 23:20:26
ピンクのメルヘンチックなお花の中に
ピンクのメルヘンチックなWakangaさん(^^)

険しいところで 咲くからこそ美しいんだろうなぁ~。。。
高嶺の花 (wakanga)
2011-05-10 20:28:04
yumeruちゃん

ピンク色が好きなだけに、アカヤシオにうっとり、
ミツバツツジのピンクとは違う、スィートなピンクでした。

はい、山の花には、険しい岩場に咲くものも多いですね~
高嶺の花にお目にかかるのはタイヘンです(^.^)

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