TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

ミスミソウとセツブンソウ咲く山里へ

2011-03-10 | 写真日記

東名・御殿場からR138と走っているうちに空が泣きだした。
目的地半ばにして雨は本降り、気持ちが萎む空模様まいったなぁ~
念のためケータイでピンポイント天気をチェック。
おっ、目的地の天気はマーク、、行くべし~

しか~し、雨は霙に変わり、やがて小雪がはらはらと舞いだした。
東富士五湖道路から見える景色は早くも一面まっ白。

 

 

 

籠坂トンネル上は霧氷の森

 

通り過ぎてしまうのが惜しいくらい、森は素敵な表情を見せていた。

 

トンネルを抜けると、雪景色は夢のように消えていて、薄日まで射しているじゃありませんか、
よかったというか、なんというか・・・
精進湖まで来ると、青空がひろがっておひさまポカポカ。
さらに奥へと進んでミスミソウ咲く自生地へ。

 

山の急斜面にひっそりと咲くミスミソウ(三角草) キンポウゲ科
平たい三角の葉からミスミソウと名がついたそうで、雪割草の別名もある。
日本海側にはピンク色のもあるが、太平洋側で見られるのは白色が多いそうだ。

  

  まだ咲きはじめたばかりで花は少なめ

自然記念物に指定されている貴重な花。 いつまでもここに咲いていられますように。。。

 

 

コチラはメジャーな福寿草     
民家の庭にたくさん咲いていた。

 

 

ミスミソウの自生地からそう遠くないところに、セツブンソウ(節分草)の自生地もあって、

例年より一週間ほど遅い開花となったけれど、元気よく可愛い花を咲かせていた。

 

 

 

アップにして花のつくりを観察すると、花全体は2cmほどと小さく、花びらのように見える白い萼、
それじゃ花びらはというと、紫色の雄しべの周りに並ぶ黄色いのが花びら。
写真ではわかりにくいけど、花弁はY字形で蜜線になっているんですね~

冬枯れの林床で、一番に春を知らせてくれるのがセツブンソウ、そしてミスミソウだ。
里山が生活のなかで機能していた昔の頃は、ごく普通に見られる花だったのが、
いまでは環境の変化とともに、限られた場所でしか見ることができなくなってしまった。
野草園など植栽されているのはあるけど、自然のまま咲いているのは数少ない。
また盗掘によって花が途絶えてしまったところも多く、残念なことだ。
ここのセツブンソウも、変種のめずらしい株が持ち去られていた。

春は名のみの風の寒さや、、、早春の野山でこれら可憐な花に出会う嬉しさは格別

 

花を見た帰り道、西湖野鳥の森公園に寄ってみた。

  芝生広場には樹氷まつりの残骸が残る。

青木ヶ原樹海に囲まれているだけに静かで、小鳥がチュンチュンしている。
森の散策路をすこしばかりたどってみると、樹海に吸い込まれていきそうな感じがする。
溶岩がゴロゴロした原生林の森は、いつもの森とは様子が違う。
ジメッとしていて薄暗く、あまりキモチがいいとは言えないのは気のせい??

 

建物の周囲には、いくつか餌台が設置されていて、鳥たちがエサをついばみに来ていた。

 

   

餌台に集まっていたのはヤマガラ(左)とシジュウカラ(右)

 

台に置かれたヒマワリの種めがけて飛んできては嘴に咥え、すぐに飛び立つ、
数羽でこの動作をくり返していて、たちまちエサはオシマイになった。

 

そして~  

「あれっ、もうないの?」 ちょいがっかりなヤマガラくん、
「うんにゃ、あっという間だぜ。下に落ちてるのを拾いにいこうよ」 とシジュウカラくん。。
そんな会話が想像されるワンシーン。。

 

ときに野山を訪れ、花や鳥といった小さきものたちに目を凝らしていると、
そこには気持ちがホンワカする、そしてフレッシュな光景が展開する。
とくに春は、木々の葉が繁りだすまえの短い期間に、小さきものたちの世界が集約されている。
さぁ、春を探しに出かけてみよう!

 

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4 コメント

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Unknown (yumeru)
2011-03-11 14:36:55
白い幻想的な森にうっとり
寒さと眠いのを我慢できる人のご褒美ね(笑)

キンポウゲと聞くと 何故かとても懐かしい
気持ちになります

ミスミソウもセツブンソウも妖精ちゃんが
いっぱいいそうね

河津で見かけた 鳥さんの名前がわからなくて・・シジュウカラでした
ありがとうございます

ブラーヴァ! (ひばり)
2011-03-13 22:40:09
いつも思っていましたが、ほんっとーに写真がすんばらしー

写真から音が聞こえてきます。
つぼみがぽん!と開く音。そそーっと開いていく音。咲いた小さな花たちが歌っている声。
小鳥たちのおしゃべり。

テレビで震災の悲しい映像を繰り返し繰り返し流しているのを観ていたら、いたずらに不安感と感傷的な気持ちが増し、ちょっと冷静にならなくてはー!と遊びに来ました
落ち葉のなかに (wakanga)
2011-03-14 11:31:00
yumeruちゃん

ところどころ日陰には雪が残る林床、
そんな森で、木立の間から射し込む陽の光に顔を出す小さな花たち、
目を凝らさないと見つけられないくらい小さい花だけど、
春が来たよとおしえてくれている、可愛いこたちです。

キンポウゲ科の花って、かわいらしいのが多いわね。
そして春の花はたいてい背丈が低くて、その科の特徴が凝縮されているように思うわ。

どこでもよく見かけるシジュウカラとヤマガラですね。
メジロも必ずといっていいほど、梅の木にやってきてるわね。
葉のない季節の林は、野鳥観察にいいですね。
Grazie mille! (wakanga)
2011-03-14 11:54:40
ひばりさん

タイトルの返答で合っていますかしら?
イタリア語って、語感そのものが元気になれる要素を含んでいますね。

花たちが歌っている、、、ホントそんなんです。
セツブンソウは仲良くコーラスで、ミスミソウはおしとやかなソロで、、、聴き惚れちゃいます(^。^)
ミスミソウは山の急斜面に咲いていて、容易く近づけないものがほとんどでした。
花も身を守るために咲く場所を考えているんでしょうかね~

鳥たちの様子を眺めていると時間を忘れますね。
もうもう素早い動きでジットしちゃいませんから、はたして写真に撮れてるかどうか撮影してるときはわからないのですが、PCに落としてみてかわいい姿にデレ~ん。
連写で撮らずにワンカットづつシャッター切っているので、ステキなタイミング♪だけのものが撮れるという、カミの思し召しショットです(笑)

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