TOKIDOKI 日記

日々のなかで、「へぇ~」「ふぅ~ん」と思った、
私につながるステキなコトやモノ、そしてヒトたちの記録です。

林道沿いに咲くシナノコザクラ

2012-06-18 | 写真日記

地方紙の記事に「シナノコザクラ開花」とあったのを数年前に見て
行ってみたくなり、5月23日ようやく実現することができた。

記事によると、南アルプススーパー林道沿いの石灰岩の岩場に咲いているそうで、
誰でも容易に見ることができるらしい。林道はマイカー規制されているのでバスを利用。

ダム湖を通り過ぎて左折、仙流荘の隣にバス乗り場が見えてくる。
クルマから降りると、ワ~ンとハルゼミの大合唱が聴こえてきた。

  

バス乗り場横にバス乗客用の駐車場、山へ向かってスーパー林道が伸びている。
バスは2時間に1本、この時期の始発は08:05で、この一番バスに乗りたかったけど間に合わず、
約1時間待って、次の10:05に乗車。運賃は、歌宿まで往復で¥1,640也

バスを待つ間に近くをブラブラしてたら 
道路脇の岩場にギンランがポツリと咲いていたが、他に花は無し。
この日は夏を思わせる陽気で陽射しが強く、こんな山深いところでも日陰に身を寄せたくなるほど暑い。

10人ほど客を乗せてバスが発車。林道入口のバス停、係員が開閉するゲートの戸台大橋で
捕虫網を携えた夫婦連れ一組が乗車。バスはゆっくりしたスピードで、クネクネ道を緩やかに上がっていく。
この道32年というバスの運転手さんが慣れた調子でガイド役も兼任。


バスの車窓から眺める中央アルプス。残雪の峰が青空にくっきりと美しい!

 

長いことここを走っている運転手さんは、移り変わる自然をつぶさに目にしていて、
その様子を景色と重ね合わせながらいろいろ話をしてくれた。

  

ザレた急斜面に見える横スジは、カモシカが横切って歩いた跡だそうだ。
あんなに傾斜の激しい面を上手に歩くものだと感心してしまう。 四つ足の安定感たるや、
恐怖など微塵も感じないのか?羨ましい。

 

山の中腹で捕虫網を持った夫婦連れが途中下車。こんなところで何を捕るんだろうと
思っていると、いまのかたたちがここで降りた理由わかりますかと、
運転手さんが乗客に問いかけた。車内はシーンとしてそれに答える者はいない。
その理由は、なんでもこの辺りでツジヒゲコバネカミキリというカミキリムシが発見され、
カミキリムシを探しにくる人
たちがやってくるそうだ。体長わずか5mmの小さな虫を
探して山の中を歩き回るのもタイヘンなことよ、と思いきや、帰りのバスの中から
見かけたのは、また別の虫屋さん。ひとり歩いていたその人は、真っ黒に日焼けした
顔をほころばせ、いかにも楽しそうだった。求めれば、尽きぬ喜びがわんさかあるのが
自然のフィールドだ。

 

 

林道わきに聳える石灰岩の大きな岩 
この岩肌にシナノコザクラのピンクの花が散らばるように咲いている。
花に近寄って見れるよう、親切な梯子とロープが設置されているところもあった。
花が咲いている場所は、運転手さんが丁寧におしえてくれる。

こうしていくつか花ポイントを通過した後、歌宿てまえの岩場でバスを降りることにした。
ここから林道を歩いてもどり、帰りのバスが来たところで乗ることにする。

 

 ほぼ垂直な壁に点々と咲くシナノコザクラ。

 

陽当りによるのか 
ピンク色の花弁も濃淡いろいろ。

 

 爽やかな五月晴れのなか

 

新緑の山肌を眺めながら 
行く林道。クルマの往来がないぶんゆったりした気分で歩ける。

 

山側の樹林の下にはミヤマスミレやコミヤマカタバミが咲いている。

  

 

 

 

甲斐駒ヶ岳を遠望しながらひと休み。時刻は12時をまわったところ。
3年前の9月、甲斐駒へ登ったときのことなどを思いめぐらしながら昼食。

 

さて、バスがやってこないうちにホテイランが咲いてた場所へ向かわなくては、、、
どこだったろう?と探しながら歩いてポイントに到着。

薄暗い樹林のなかにひっそりと佇むホテイラン、樹林の隙間から射し込む光が
スポットライトのように花を照らす。

 

個性的かつ麗しいそのお姿、、、ひゃ~立派なもんです。

 

はるばる会いに来た 
かいがありました。。 亜高山帯の森で、しみ~じみ野生のランと向き合うひと時、
人の気配はなく、ただ静かな満ち足りた時間が流れてゆく。。

 

バスの時間を気にしながら先を急ぐ。
道の途中、石灰岩でできた岩にはどれもシナノコザクラが咲いていた。バスから見た
最初の岩場には梯子もついていたので登ってみる。

 遠目ではわからないけど
近づいて見ると、花弁が傷んでいるのが多かった。この岩は、咲きだしてから日にちが
経っているのが多いみたい。

下の方に咲いていたけど 
まだ綺麗な個体。

ひととおり写真を撮ったところでバスがやって来た。
普通にはなかなか見られない山の花が、お散歩気分で見られ、アルプスの山々も
一望できてなかなかよかった。 足の弱い人でも誰でも、自然そのままの花が見られる
こんな場所がひとつやふたつあってもいい。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« New Face | トップ | 梅雨の晴れ間に八ヶ岳 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。