藤圭子 かえり船

2017-05-12 02:12:37 | 懐かしのメロディー
藤圭子♥かえり船


http://blog-imgs-76.fc2.com/t/o/s/toshiichi/2015051905574221c.mp3

1 波の背の背に 揺られて揺れて
  月の潮路の かえり船
  霞む故国よ 小島の沖じゃ
  夢もわびしく よみがえる

2 捨てた未練が 未練となって
  今も昔の せつなさよ
  瞼(まぶた)あわせりゃ 瞼ににじむ
  霧の波止場の 銅鑼(ドラ)の音

3 熱いなみだも 故国に着けば
  うれし涙と 変わるだろう
  鴎ゆくなら 男のこころ
  せめてあの娘(こ)に つたえてよ



昭和21年(1946)11月、テイチクから発売され、大ヒットとなりました。

田端義夫さんは、気さくな人柄からバタヤンの愛称で親しまれていましたよね。

ギターを胸の高い位置で水平に構え、「オースッ」と威勢よく挨拶してから歌い始めるのが特徴でした。

この歌は敗戦によって南方諸島や台湾、朝鮮、満州、樺太などから引き揚げてきた人びと、いわゆる引揚者の心情を歌ったものです。

筆舌に尽くしがたい苦難を重ねた末、やっとたどり着いた日本。船からその影を見たとき、万感胸に迫って泣く人も多かったはずです。

帰還前になくした家族や自身が受けた被害、国に残してきた老親や恋人は無事か、家は残っているかなど、さまざまな思いが胸の中で渦巻いたことでしょう。

引揚者が上陸したおもな港は、博多港、佐世保港、舞鶴港、浦賀港、仙崎港、大竹港、鹿児島港、函館港などですが、この歌の舞台になったのは博多港だといわれています。

一番の歌詞にある「小島」は博多湾外の玄界島だと思われますが、船は湾内の能古島(のこのしま)近くに停泊し、引揚者たちは検疫などを受けたのち、上陸したといいます。



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