砂の器 (宿命)

2016-10-13 14:09:53 | マスターお薦め曲
砂の器 BGM(2004年)


都会の駅の操車場で起きた、とある殺人事件を発端に、刑事の捜査と犯罪者の動静を描く長編小説「砂の器」、1960年5月17日から1961年4月20日にかけて『読売新聞』夕

刊に連載された松本清張の長編推理小説です。 

1974年に松竹で映画化、またTBS系列で2回、フジテレビ系列で1回、テレビ朝日系列で2回の5度テレビドラマ化され、その都度評判となりました。

マスターが観たのは、TBS系列で、2004年1月18日から2004年3月28日まで「日曜劇場」枠で放送された2004年版、その全編に流れていたのがこの「宿命」です。

ところで、この宿命ですが、運命と響きが似ており、同じような意味として考えている人が多いかもしれません。

しかし、この2つの言葉には大きな違いがあります。

「宿命」とは、その名のとおり「宿る命」と書きます。

生まれつき宿っていることを、宿命といいます。

たとえば、私を例に挙げましょう。

私は男ですが、男として生まれたことは宿命です。

長男として生まれたことも宿命。

日本人として生まれたことも宿命。

人間として生まれたことも宿命です。

このように、変えようがなく「生まれつき宿っていること」を宿命といいます。

変更ができないのですから「宿っている」ということです。

「前提」を変えることができないのですから、生まれたときに、ある程度生きるであろう道のりは決定されてしまいます。

一方「運命」とはなんでしょうか。

「運ぶ命」と書くように、生きてから自分で経験して、加えていく道のりのことです。

運ぶ命と書くように、自分の力で運び、動かすことが可能です。

自分でコントロールすることができる。

どんな人と出会い、経験をして、どのような学校へ行き、どのような仕事をして、どんな人と結婚するのかは、運命です。

自分しだいだからです。

自分からアクションを起こすことで決定され、命をどう運んでいくかを自分で決めることができるからです。

たとえば、マスターと今このようにお話ししていることは運命です。

あなたが自分から積極的に「探して」「読む」という行動をしたから、今こうした運命に至っているのです。

読むことをやめようと思えば、いつでもできます。

しかし、あなたは、やめずに読むという行動をしている。

こうした文章を読むことで、あなたの生活が変わる。

これは「運命」です。

運命は自分の意思や行動によって、いかようにも変えることができることなのです。
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