途上

2016-11-12 02:10:21 | 松山千春


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静かに過ぎる 今日という日が
どれほど大事な 一日なのか
眠れぬままに 朝を迎えた
あなたに優しく 語りかける

どうか どうか 振り向かないで
思いのままに歩いてほしい 
あなたの道を

ふたたび回り逢えることない
愛とか夢とか心の奥に
いくつも深く刻み込んで
誰もが遥かな旅を続け

どうか どうか 振り向かないで
思いのままに歩いてほしい 
あなたの道を

思いのままに歩いてほしい 
あなたの道を




人それぞれに夢があります。

たとえ、それが他者から見て、ほんのささやかで、ちっぽけな夢であったとしても、それはその人にとって、かけがえのない夢であるはずです。

Dreams come true-夢は現実となる、夢は叶う。
好きな言葉です。
でも、なぜか、せつない言葉です。

ささやかな、ちっぽけな夢でさえも、ときとして、叶わざる夢となってしまうことも、哀しいことに、true-事実であることを知っているからです。
そう、Un unfulfilled dream-見果てぬ夢。

だからこそ、人偏に夢、人の夢と書いて、儚い-はかない、と読ませるのでしょうか。

若いというだけで、ただそれだけで夢があった、そんな夢見る頃を過ぎると…。

夢は夢にして終わるもの、だからこそ、それが夢なんだよねぇ~と、したり顔して、達観した顔つきになって、問わず語りに答えている。

そんな、自分の姿に気がつくときに、なぜかそこに、醜く老いそうな自分を見つけたような気がして、自己嫌悪に陥ることがあります。

人は、夢があるときは、前を向いて歩いていきます。
ときに早足に、ときに駆け足となっても、たとえ坂道であっても、目の前がドブであっても、前のめりになって、ずんずんと前を進んでいきます。

しかし、夢を失って、なすすべもなく、立ち止まったときに、人は恨めしげに、ただ天を見上げることになります。

そこではじめて、いままで気がつかなかった、空の広さ、空の青さに気がつきます。

夢は失った…、でも、そのおかげで視野は広がった…、見えなかったものが、見えるようになったんだ…、そう考えたい、ものなんですけどね。

強く愛し合いながらも
別の道を歩まなければならないふたり
自分の気持ちをそっと抑えて
送り出す女、旅立つ男…

素直に解釈すると、こういった感じなんでしょうが、人生の途上、日々精一杯歩み続ける自分自身にエールを贈る、そんな歌かもしれません。


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