東京

2023-06-24 09:12:29 | 鈴木一平
鈴木一平 「東京」 



夢が通り過ぎる度に
街を出てゆく人たち
心開けてみせてごらん
一度だけ
星も見えない夜だけど
愛を囁いているのか
腕組み歩く恋人たちも
心は泣いていたよ
東京いつも哀しい街さ
だけど陽はまた昇る
不思議な色の街
東京琥珀の空に映る
季節に埋もれながら
眠る街

互い小説を読み終え
街に続きを探せば
生きるドラマが渦巻き
夢を誘う
なにがそんなに悲しいの
ただ俯くばかりで
なにもしてあげられない
空しさ漂う街
東京妖しく踊る街さ
乾いた風に揺れる
真昼の蜃気楼
東京さよなら間に合う街
そして出逢いと別れ
繰り返す
東京いつも哀しい街さ
だけど陽はまた昇る
不思議な色の街
東京琥珀の空に映る
季節に埋もれながら
 眠る街




マスターは学生・社会人として6年ほど東京に住んだことがありますが、住みやすい街だと思ったことは一度たりともありませんでした。(笑)

比べて大阪ですが、大阪在住は12年くらい、期間も東京に比べれば永いわけですが住みやすい街だと何回も実感したことがあります。

何故かと考えてみますと、大阪は街に住む人の8割くらいが生粋の大阪人と関西圏出身者なのに対し、東京はその逆、つまり、他県から上京してきた人、

みんながみんなアウェイだからかも知れません。

だから探り探り、距離感をおいての人間関係になりやすいのかもです。

大阪人は初対面でも、図々しいくらいの親しみで接してくれ、迷惑なこともありますが、それでも人間味が感じられます。

最も、ずいぶん前のことで、今はどうかですが。(笑)









































































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