美しい女

2016-11-07 02:46:04 | 来生たかお
美しい女


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サヨナラは言わないで 去ってくれ
いつかどこかで会える 日のために
わかっているよ あなたの心には
別の誰かが住んでいると

愛とは 時にはそっと 背中を見送ることだ
お行きよ 美しい女 だけど死ぬ時まで
待ちつづけよう あなたを SEE YOU AGAIN

忘れられない人を 追ってゆけ
果てしない 星たちの海原を
こごえた夜は 思い出すがいい
つかのまだった このやすらぎ

※あなたと もっと昔に 会えたら よかったけれど
お行きよ 美しい女 男は離れても
愛に生きられるものだよ SEE YOU AGAIN※

(※くり返し)



WOWOWで少し前に放映された「ソドムの林檎」というドラマ。そこに登場する女性、ひとりは美しく生まれたがために男性から翻弄され、歪んだ愛と性に支配されていきます。もうひとりの女性はブサイクに生まれたがためにひどい扱いを受け、男性恐怖症に。ブサイクに生まれても、美しく生まれても、苦悩は付きものということですが、話はそこまでに留まりません。美しく生まれた女性は、事故をきっかけにブサイクに整形し、結婚詐欺師となります。いっぽう、ブサイクに生まれた女性は美しく整形し記者に。

結婚詐欺師となった女性は、「顔が美しくなくても男は手玉にとれる」ことを証明したかったのかもしれません。実際、この詐欺師に騙された男性の多くが、彼女の優しさ、母親のような温かさに惚れ込み、何千万円と振り込んでしまうのです。その反面、美しく生まれ変わった記者は、「顔がキレイ」だから愛されるということに、大きなわだかまりを覚えます。「顔が好きなだけ」という虚しさ。ブサイクでも自分を見てもらえなかった上に、キレイになってもやはり自分の内面を見てくれる人はいない……。ここで重要なのは、人の心をとらえるのは顔立ちだけではないことに、気が付けるかどうか、なんです。

詐欺師となった女性はそこに気が付き、徹底的に男性からモテるための武器を身につけていきます。でも記者の女性は、次々につき合う男を変えながら、「今回も私を愛してくれる人ではなかった」と失望。そこには「私はキレイなんだから、愛されるはず」という思いが根強く支配しているんですね。記者の女性にはないモノを、詐欺師の女性はいっぱい持っていた。でも記者の女性は、「あんなにも、ブサイクなのにモテるのはなんで????」と詐欺師の女性を見て思うのです。

もしもあなたが「愛されていない」と感じるなら、それは何かが足りないから。しかもあなたが「モテるためにはこうするべき」と思ってやっていることが、的外れなのかもしれません。詐欺師の女性は、いつも幸せそうにご飯を食べ、楽しそうに買い物をしています。記者の女性は、いつもイライラとして「愛されない」ことに不満を覚え、「男はバカだ」と蔑む。

結果的に結婚詐欺師の女性は、その後次々と男性たちを殺し、美しかったころに植え付けられた歪んだ愛の復讐を果たします。ここは真似してはいけませんが、男を手玉に取るために努力する部分は、参考になるかもしれません。…

実際に遭った事件をモチーフに作られたドラマですが、現実でもその女性が法廷に立つ際、きちんと身だしなみを整え、愛らしい雰囲気で受け答えをし、たくさんの人が魅了されたといいます。さらに獄中結婚まで果たすなど、驚きの数々。「君じゃなくちゃダメだ」「君がいなくなったらどうすればいいんだ」、こんな言葉を言われ続けるぽっちゃりブサイクの女性。

愛されたいと思うのなら、もう一度、自分を遠くから見直してみてくださいね。幸せそう、楽しそうなど、周りにあなたの印象を言葉にしてもらいましょう。「○○そう」というところに、プラスの形容詞は入るでしょうか?

「ソドムの林檎」DVDでレンタルできますので、もし良かったら参考までに。(かなりドロドロしていますが)




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