安達 明さん~海の虹~

2017-08-13 16:48:06 | 青春歌謡
安達 明さん~海の虹~


http://blog-imgs-93.fc2.com/t/o/s/toshiichi/201605270530153a6.mp3

いつか ふたりでみたね 海の虹
肩を並べて 砂山で
ひとみきらきら かがやかせ
ああ ぼくは ぼくは
そんな 君が好きだった

いつか ふたりでみたね 海の虹
そしてたがいの 心にも
そっとつながる 虹の橋
ああ ぼくは ぼくは
とても 君が好きだった

いつか うすれて消えた 海の虹
あとにさびしい 風ばかり
虹ははかなく 消えたけど
ああ ぼくは ぼくは
だけど 君が好きだった



少ない語彙で書かれたとてもシンプルな詞、余計な言葉がひとつもありません。

虹の変化に託して、ほんの少し言葉を変えるだけで、おさない恋の始まりから終わりまでの推移を見事に描ききっています。

遠い空にきらめく虹は幸福や希望のシンボルとして歌謡曲では愛好されます。

誰でも何曲かは「虹」を歌詞に使ったヒット曲が思い浮かぶでしょう。

虹は世界の多くの神話で天と地を結ぶ橋で、日本神話でイザナキとイザナミがその上に立った「天の浮橋(あめのうきはし)」も虹です。

そして離れた二つの領域の両端、端と端とをつなぐのが橋。

水平につなぐのが橋、垂直につなぐのが梯(はし=はしご)、日本語ではもともと、端も橋も梯も同じ言葉です。

海の虹が少年と少女の心もつないだというのですね。

輝かしい希望や幸福のシンボルである虹は、しかし、遠いもの、遥かなものであり、しかもすぐにはかなく消えてしまうものです。

ロマン主義の本質と重なるイメージです。

この海の虹もまもなく「うすれて」消えてしまいました。

少年と少女の恋もはかなく消えてしまったことを意味します。

もちろん、二人で虹を見ていた短時間に恋が始まり終わった、というのではありません。

恋の始まりからお互いの心の確認、そして別れへとつづいたもっと長い時間のドラマを、二人で虹を見ていた短時間の回想に凝縮しているのです。

そこがこの詞の魅力です。
 
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天地真理 恋人たちの港

2017-08-13 11:06:34 | マスターお薦め曲
天地真理_ 恋人たちの港 _


http://blog-imgs-114.fc2.com/t/o/s/toshiichi/20170813050430a69.mp3

はじめてよ 二人して 港へと来てみたの
キラキラと船灯り 夢見ているみたいにきれい
白いあの船にのり どこか遠くの国へ
あなたと今二人 行ってみたい知らないとこ
港の通り歩いてゆけば 遠く汽笛が鳴るわ

海ぞいの このお店 窓ぎわへすわったの
美しいことばかり なぜ私とあなたにあるの
あれはギリシャの船と 指で教えるあなた
目と目が合い二人 何も言えず黙ってるの
お店の窓をふるわせながら 遠く汽笛が鳴るわ

白いあの船はまた 海に出てゆくのでしょう
明日もこの愛は きっと何か見つけるでしょう
港の街と別れてゆけば 遠く汽笛が鳴るわ



清潔感、さわやかさ、楚々とした女性らしさが売り物だった天地真理さん・・・

この曲は9枚目のシングルでした。

大人へのイメチェン曲として作ったらしいのですが、結果はオリコン4位が最高で、当時の真里ちゃんとしては不本意な曲だったかも。

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天地真理 ☆ 夏を忘れた海

2017-08-13 01:34:00 | マスターお薦め曲
天地真理 ☆ 夏を忘れた海


http://blog-imgs-114.fc2.com/t/o/s/toshiichi/201708130137526ec.mp3

夏を忘れた海 カモメが飛びかう
私は覚えているの 燃える太陽
胸の中で あの人を
愛しているのが  たまらなくって
波の来ないすきに  砂に書いた名前
今は振り返る人もない

夏を忘れた海 カモメがとびかう
私はひとりぼっち 思いでのページ
熱い風に ざわめきが
貝に耳をあて 聞こえるの
くちづけさえしない 二人だったけれど
知り始めた青春の日を

広い海が 青い空が
若い明日を 教えてくれる
消しておくれ波よ あの人の名前を
知り始めた青春の日を



アイドル路線とはぜんぜん違うこの曲、とっても玄人好みっていうか、何回も聴いて、やっと味がわかる、そんな曲です。

アイドルとして幅広い年齢層に受け入れられて、
国民的アイドルって言われるようになっても、
歌手仲間と話すことも止められて、
結果、お友だちもできず “ひとりぼっち” ・・・

想像ですが、たぶんこの歌詞とメロディ、当時の彼女自身の気持ちそのものだったんじゃないでしょうか。

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