谷川晃一という画家が、テレビで語っていた。彼、伊豆の別荘地に家を構えて、もうずいぶんの年月が経つらしい。大切なパートナーを失ってその喪失感にうなだれていたとか。毎日のように散歩をするなかで、雑木林のなかを歩いていてかんじたらしい。彼ら植物たちは、いつもけなげで明るくやっている姿と。そこにふれて、自らも毎日明るく生きなければと、おもったというのだ。そう言葉ではっきりと言われてみて、こちらも明るくやってこられたのは、そのせいだったんだと今更ながら、合点した次第。それと雑めくということばを発見したというのだ。それはひらめくなどの言葉に近いが。このことばもこちらに、すなおに届いたのだ。そうか、雑めくことは多々あるよなぁと。
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