わじゅ カタル

山里・龍昌寺

贈与論

2016-12-07 20:59:17 | 日記

 モームの贈与論を読書会で読んでいる。書かれた時期が1925年出版もの。ゆえオセアニア、や、インディアン、などその当時にとっての辺境の地域を調べての調査結果をモームがまとめたものらしい。けれど、今の日本でも歳暮や中元などから婚礼や祭儀などのもらうこと、返礼することのむずかしさはやはりある。ここの在所の村に最初入った時の、村人たちとの関係や田んぼを借りる上での諸問題も今となれば、笑い話にしか聞けないが、当時はやはりどうしていいのか解らず、そのつど村の長老格の方のところに行って、相談と言うか、お伺いを立てながら、さまざまなことをやってきたことを思い出す。それら贈与の関係は都会に生まれて、会社組織しかしらないものにとっては、なんでこんなに面倒なのか。だろうと思われる。しかしながら、お金や仕事の役割だけでは解決づかない、人間関係が色んな意味で人のあり方を裕福にさせている。人として生きていることそのものは、お金があればそれこそなんでもかなう世の中ではあるけれど。そのことは孤立、孤独を産み出している。人としてあることのある醍醐味は、もらったり、あげたりすることで人との関係が深くなり、濃い絆をうむことになるから、事故や災害などにさいしても大きな作用を発揮することになる。

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