井筒俊彦さんの「イスラーム生誕」を読んでいる。
今日の下りのところで、コーランからこんな詩編を引用している。
あだな張り合いごとにうつつをぬかすお前たち
墓に行くまでそのままなのか。
いや、いや、いまに思い知る時が来るだろう。
も一度言おうか、いまに思い知る時が来るだろう。
いや、いや、今ここではっきり知って貰いたい。
きっと、きっとお前たち、その目で地獄を眺めるぞ。
も一度言おうか、きっとお前たち
その目で地獄を眺めるぞ。
その日こそ、お前たち
遊びほうけて来た罪を問われるぞ。 (第102章1−8節)
ここのところ井筒さんは、神への恐れと信心が同時になっているところだと言われる。そして神への恐れがもっとも高貴なる人である。とも・・・。