「最近叱ってばかりで、なんかヤダ」。
切り出したのは私でした。
息子のしつけについてです。
「うちって細かすぎるよなぁ」
と夫。
彼は決して感情的に叱ることはしませんが、やはり細かいほうです。
「洋服が着られないってダダこねようが、食事中にお椀を倒そうが、なにも15や16になってもやるわけじゃないし。そう思うと、何で叱るのかわからなくなった」
と私。
「たぶん俺たち二人とも、一度例外をつくるとどんどん(息子の)タガが外れるんじゃないかって恐れてるんじゃない?」
確かにそう。
柔軟性に欠ける我々夫婦。
「試しに明日はさ、なーんにも叱らない日にしてみない」。
そんなわけで、ある土曜、私と夫は決行しました
朝の着替え、ご飯、手洗い。多少時間はかかるけど、なんのことない、叱らずとも4歳児は一人でやってみせます
叱られなかった彼も、叱らなかった私たちも、なんだかとってもいい気持ち
笑顔で過ごせるのが一番です
しかし最大の難局はすぐに訪れました
網戸の掃除を始めた直後です。
炎天下、洗剤シュッシュ、ブラシでごしごしと汗を流す夫のその横で、息子はバケツの水をぶちまける 触るなという洗剤ボトルを握ってこぼす 水鉄砲で夫を撃ちまくる 網戸を洗うブラシで鉢植えの土をゴシゴシこする…
「怒らないって難しいよ!」
と台所の私に小声でSOSを送る夫。
どうだ、私の毎日を思い知ったか!
しかし夫は気を取り直し
「あそれはどうかなー?やっちゃダメだよねぇ」
「それよりこっちの水洗いを手伝ってくれる」
などと叱らずに「教育的指導」を始めました。
お頑張ってるじゃん
その晩、私たちは反省会を開きました。
「理屈はともあれ、叱らないって気持ちいいよね」。
毎日の会話から
「やめなさい」
「ダメよ」
を削るとなんと気分のいいことか
でも私にとっての一番の収穫は、子育てを一人でやってるんじゃないってことを実感できたことかな
育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ
切り出したのは私でした。
息子のしつけについてです。
「うちって細かすぎるよなぁ」
と夫。
彼は決して感情的に叱ることはしませんが、やはり細かいほうです。
「洋服が着られないってダダこねようが、食事中にお椀を倒そうが、なにも15や16になってもやるわけじゃないし。そう思うと、何で叱るのかわからなくなった」
と私。
「たぶん俺たち二人とも、一度例外をつくるとどんどん(息子の)タガが外れるんじゃないかって恐れてるんじゃない?」
確かにそう。
柔軟性に欠ける我々夫婦。
「試しに明日はさ、なーんにも叱らない日にしてみない」。
そんなわけで、ある土曜、私と夫は決行しました
朝の着替え、ご飯、手洗い。多少時間はかかるけど、なんのことない、叱らずとも4歳児は一人でやってみせます
叱られなかった彼も、叱らなかった私たちも、なんだかとってもいい気持ち
笑顔で過ごせるのが一番です
しかし最大の難局はすぐに訪れました
網戸の掃除を始めた直後です。
炎天下、洗剤シュッシュ、ブラシでごしごしと汗を流す夫のその横で、息子はバケツの水をぶちまける 触るなという洗剤ボトルを握ってこぼす 水鉄砲で夫を撃ちまくる 網戸を洗うブラシで鉢植えの土をゴシゴシこする…
「怒らないって難しいよ!」
と台所の私に小声でSOSを送る夫。
どうだ、私の毎日を思い知ったか!
しかし夫は気を取り直し
「あそれはどうかなー?やっちゃダメだよねぇ」
「それよりこっちの水洗いを手伝ってくれる」
などと叱らずに「教育的指導」を始めました。
お頑張ってるじゃん
その晩、私たちは反省会を開きました。
「理屈はともあれ、叱らないって気持ちいいよね」。
毎日の会話から
「やめなさい」
「ダメよ」
を削るとなんと気分のいいことか
でも私にとっての一番の収穫は、子育てを一人でやってるんじゃないってことを実感できたことかな
育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ