育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

叱らないって気持ちイイ♪

2007-06-27 14:28:21 | Weblog
「最近叱ってばかりで、なんかヤダ」。
切り出したのは私でした。
息子のしつけについてです。

「うちって細かすぎるよなぁ」
と夫。

彼は決して感情的に叱ることはしませんが、やはり細かいほうです。
「洋服が着られないってダダこねようが、食事中にお椀を倒そうが、なにも15や16になってもやるわけじゃないし。そう思うと、何で叱るのかわからなくなった
と私。

「たぶん俺たち二人とも、一度例外をつくるとどんどん(息子の)タガが外れるんじゃないかって恐れてるんじゃない?」

確かにそう。
柔軟性に欠ける我々夫婦。

「試しに明日はさ、なーんにも叱らない日にしてみない」。

そんなわけで、ある土曜、私と夫は決行しました

朝の着替え、ご飯、手洗い。多少時間はかかるけど、なんのことない、叱らずとも4歳児は一人でやってみせます

叱られなかった彼も、叱らなかった私たちも、なんだかとってもいい気持ち
笑顔で過ごせるのが一番です

しかし最大の難局はすぐに訪れました
網戸の掃除を始めた直後です。

炎天下、洗剤シュッシュ、ブラシでごしごしと汗を流す夫のその横で、息子はバケツの水をぶちまける 触るなという洗剤ボトルを握ってこぼす 水鉄砲で夫を撃ちまくる 網戸を洗うブラシで鉢植えの土をゴシゴシこする…

「怒らないって難しいよ!
と台所の私に小声でSOSを送る夫。
どうだ、私の毎日を思い知ったか!

しかし夫は気を取り直し
「あそれはどうかなー?やっちゃダメだよねぇ」
「それよりこっちの水洗いを手伝ってくれる
などと叱らずに「教育的指導」を始めました。

頑張ってるじゃん


その晩、私たちは反省会を開きました。
「理屈はともあれ、叱らないって気持ちいいよね」。

毎日の会話から
「やめなさい
「ダメよ
を削るとなんと気分のいいことか

でも私にとっての一番の収穫は、子育てを一人でやってるんじゃないってことを実感できたことかな


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

“女”と“妻”と“母”は果たして同居できるのか

2007-06-26 12:27:24 | Weblog
ある火曜日のランチタイム。
ダイエットの話から意外な方向へ話題がそれました。

「うちのダンナ、ジャージ姿が最高なのもこみちク~ンって感じ
とKさん。
「えー!今どきダンナにときめいちゃうのォ?」
と一同。

ここ数年間、ずっと答えを探していることがあります。
それは「“女”と“妻”と“母”は果たして同居できるのか」という問題。

そりゃ私だって、たまには旦那をドキッとさせるくらいの“女”を、自分の中に持っていたい。
だけど、心とは裏腹に現実は……。

先日『眉山』という映画の公開に合わせ、小倉アナが松嶋奈々子にインタビューをしていたのを見ました。
「出産後4ヶ月で復帰して、むしろ以前より美しいプロポーションでしょ。当然何かやってらっしゃるんですよね?」。
「いいえ、本当に何も。強いて言えば、お米を少なくしておかずを多めにいただくことかしら」。

ウソはいけません

それじゃおっぱい出ないし、育児という24時間営業に耐えられるわけもない。
それに片膝に赤ちゃん乗せてガニマタで食事しなくちゃならないし、赤ちゃんに左のおっぱい飲ませながら右手で上の子の歯磨きしなくちゃならない(へへっすごいでしょ)。
隙のない身奇麗な女を演じるのは到底無理です。

じゃあ夫婦がいつまでも適度な緊張感で、お互いを意識しあうには何が必要か。

それを解くカギが「言葉」じゃないでしょうか。
若さと情熱があせた代わりに、言葉が重みを増してくる。
この際自分の言動は棚にあげ、あえて男性諸君に言いたい。
「いつもよくやってくれてるよ。ありがとう
と惜しみなく妻にささやいてください。
そうすれば私たち、優しい気持ちになって、アナタがすごーく愛しくなるの
育児ってだあれも評価してくれない、孤独なお仕事。
そこに潤いの水を与えてもらったら、明日のおかずは一品増えます確実に。

エラそうに演説をブッてしまいましたが、一番言いたいのは
「今度生まれ変わったら松嶋奈々子に生まれたい」
ということです。
も、もちろんそうなっても私はキミを選びますってダンナ様


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

叱る前に

2007-06-25 13:39:16 | Weblog
4歳の息子は最近、自分でバターやジャムを塗りたがります。
朝食が終わるころには、両手はベタベタ
その日は、私が促すまでもなく、珍しく自分からスタスタと洗面所へ向かいました。
しかし、なかなか帰ってこないばかりか、不気味な静けさです。
こんな時は何かやってるに違いありません

黙って台所から様子をうかがっていましたら、ついに洗面台下の戸棚を開ける音。
洗剤ボトルの並ぶそこは、日ごろ禁止されているだけに、彼もそ~っと開け閉めをしている模様です
その努力(?)を買って、現行犯逮捕はやめ、戻ってきたところをやんわり事情聴取することにしました。

「何かやった?」
「なんにもやってない」
「戸棚開けて何か触ったんじゃない?あそこはダメだよね」
「なんにも触ってないってば
「じゃあなんで扉の音がしたのかなー」。

慌てるでもなくしおれるでもなく、彼は静かに言いました。
「シャラシャラを聞いていただけ」。

シャラシャラ

不思議そうな顔をしている私を、彼は嬉しそうに洗面所に案内しました。

戸棚を開け、曲がりくねる水道管を指差し、耳を近づけろと手振りします。
そして自分は洗面ボウルに栓をして、水をいっぱいに溜めたあと、スポっと勢いよく栓をはずし、
「今だよ、今!」
と叫び声
その瞬間、私の耳にはシャラシャラシャラと、水道管をうねりながら流れる涼しげな水音が、大音量で聞こえてきました

蒸し暑さで汗だくになっていたからだに、清涼剤のように染み込みます
「こんな音がするんだ!いつ知ったの?」
「前から。スゴイでしょー

誤認逮捕に怒るでもなく、教えてくれてありがとう
こうして言葉で伝えられるようになるまでに、この子はいったい何度私から理不尽な説教を受けたのでしょう。
これからは、叱る前に
「なんでそうしたの?」
を必ず聞こうと胸に誓いました。


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

尊重?甘やかし?

2007-06-24 14:17:55 | Weblog
あれはいったいなんだったのでしょう。

4時間おきの正確な食事タイム。
ハカリで量ったようにきっちり盛った離乳食。
教科書通りに食べてくれないとスプーンをぎゅうぎゅう突っ込んだり、ウンチがゆるけりゃ大騒ぎ
上の子には申し訳ないが、あれは間違いなく“押しつけ育児”でした。

二人目なんてどうです。
いつゴハンをあげたか覚えてない。
あれ
このおかゆ何日前のだっけ
なんてこともある(さすがにそれはまずいかな

暑くなく、寒くもなく、空腹でなけりゃいいじゃない、と余裕しゃくしゃくです。

『赤ちゃんのつぶやき』(大塚昭二・赤ちゃんとママ社)を読みました。
他の育児書とはひと味違い、母親たちの暴挙(?)に対する、赤ちゃんたちの叫びが聞こえてきます。

「厚着に布団はやめてくれアンカや暖房はまっぴらだ
「じゃあ聞くが、あんた方に食欲ない日はないのかい
「タカイタカイは迷惑だ夜泣きの原因だってわからない
「赤ちゃんは誰でも“はいはい”するなんて勝手に決めるな

小児科医が、日頃“勘違い”で駆け込んでくる母親たちへのメッセージをズバリ「赤ちゃんのつぶやき」としてまとめたもの。
教科書頼みの育児に陥りがちな昨今、耳の痛い話ばかりですが、相手の立場に立ってみると、なるほど、ごもっともです。

「子どもは大人のパートナー」というセミナーに、去年参加したKさん。
その内容がとても印象深く、育児に対する考え方が180度変わったそうです。
叱るにせよ注意するにせよ、
「いま子にしているのと同じ口のきき方を、果たして夫や友人にするかどうかを考えよ」
という教え。
親はつい、
「甘やかしてはいけない」
と焦りますが、 “しつけ”と称して上からモノを言ううちに、親子関係を上下関係と勘違いすることがしばしばおきます。

相手を尊重することと甘やかしは、全く異質なものだということを、常に忘れずにいたいです。


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

やったねお父さん!潮干狩りは大成功

2007-06-19 14:41:54 | Weblog
梅雨入り直後にこの陽気!

抜けるような青空の下、総勢15家族を乗せた超満員の大型バスは、船橋三番瀬海浜公園に到着しました。

予定より1時間近く早く着いたにもかかわらず、浜には人、人、人……。

「こんな混雑で、子どもたちは迷子にならずに済むのかしら」
という心配顔の母さんたちの横で、突如、父さん隊が行動を開始しました。
全員、オレンジ色のビブスを着用。

あれれ?っと驚く間もなく、今度は幾人かのグループに分かれ、テントをちゃちゃちゃっと組み立て、荷物を配置。

そのたくましい背中に、母さんたちはおぉッと感動し立ち尽くすのでありました。
用意が整うと、子どもたちを引き連れ、いざ!あさりの待つ海へ。

ギラギラと照りつける浜で家族サービスに全力投球。
ウットリしてしまった母さんたちは、大活躍の父さんたちにビールの差し入れをしました。

今日は父の日ですもの、どうぞゆっくり召し上がれ。

プシュっとやりながら、しかしまたまた父さんたちは、戦利品のあさりたちに流れ作業で名札をつけ、クーラーボックスへしまっているではありませんか!

いつも「企画会議」と称した飲み会がとっても楽しそうなので、てっきり遊んでるのかと思ったら、なんとなんとこんな緻密な計画まで!

微にいり細にいり、見事でしたよ、お父さん!

おかげで楽しい休日になりました。
ありがとうございます。


育児サークル「わはは」
投稿者:ゆうこ

うまくいく潮干狩り7か条

2007-06-10 23:56:29 | Weblog
知っている方もいるかも知れませんが、潮干狩は時間と小技の勝負です。
今回、わはは隊はバスで団体で行くので、個人で行く時のみに役立つ事は省きます。

①着いたら海水の確保! 潮抜きに必要な海水(貝と一緒にクーラーボックスに入れて帰れば、翌朝には砂を吐いています)。でも、潮が満ちてくる頃には海水汲み場は長蛇の列!空いているうちに確保しておくのがグー!
②腰を痛めないように! しゃがんだ姿勢は腰痛の人には拷問級!あきらめてお尻をつくか、お風呂の椅子など有ると楽ちん。洗面器を持って行くと、椅子と大小選別用のトレーになる。
③日焼け対策!必至 強烈に焼けます。クリームよりまず隠す!
④真水! 飲み水とは別に、小さいペットボトルに真水を入れてリュックかウエストバッグに。潮干狩場では、何もかも砂だらけ。水場は超混雑。カメラや携帯も砂だらけにならぬよう。いざという時のお水。※手ぶらが基本!
⑤同じ1キロなら大粒を! 少しずつ網に入れる前に選別をすること!
⑥カットバン必須! ビーサンに砂がはさまると、足にまめができやすいので忘れずに。
⑦要睡眠! 2~3時間の潮干狩。でも、疲労度はマラソン並み。前の晩は早く寝て、帰った後も早く寝れるように、宿題はやっておくこと!

育児サークル「わはは」
投稿者:わはは隊長