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東京地検、石川議員ら逮捕 小沢氏団体の土地問題

2010年01月12日 | 記事紹介

アサヒ・コム

http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201001150431.html

2010年1月15日配信

  記事の紹介です。

 

東京地検、石川議員ら逮捕 小沢氏団体の土地問題

2010年1月15日23時41分

石川知裕衆院議員

 

小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が2004年に取得した土地の購入原資4億円が政治資金収支報告書に記載されていない事件で、東京地検特捜部は15日夜、事務担当者だった元秘書で衆院議員の石川知裕(ともひろ)容疑者(36)=同党、北海道11区=と、小沢氏の元私設秘書の池田光智容疑者(32)を、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕した。

 石川議員は任意の事情聴取での説明に虚偽が多く、特捜部は、証拠隠滅や自殺の恐れがあると判断。任意捜査の方針から一転し、逮捕に踏み切ったとみられる。通常国会が18日に開会される前で国会議員の逮捕許諾請求の必要がなく、検察当局はぎりぎりのタイミングで逮捕を決断した。

 西松建設の違法献金事件で陸山会の会計責任者だった公設第1秘書・大久保隆規(たかのり)被告(48)が昨年3月に逮捕・起訴されてから10カ月。小沢氏側の政治資金をめぐる捜査は現職国会議員の逮捕に及んだ。同法違反容疑での国会議員の逮捕は、03年の坂井隆憲元衆院議員以来7年ぶり。

 特捜部の調べでは、石川議員は大久保秘書と共謀のうえ、04年10月29日、複数口座を使って分散入金した4億円で、東京都内の宅地を約3億4千万円で購入したが、04年分の収支報告書にはこの4億円を収入として記載せず、支出総額も約3億5千万円を過少に記載した疑いが持たれている。

 また、池田元秘書も大久保秘書と共謀し、05年分の収支報告書の支出総額には約3億5千万円過大に記載し、07年分の収支報告書には4億円過少に記載した疑いがあるという。特捜部は、大久保秘書についても同容疑で逮捕状を取っており、16日以降に逮捕する方針だ。

 石川議員は昨年12月27日に1回目の任意の事情聴取を受けた。4億円の不記載は認めたが、原資については「小沢氏の個人資産で、紙袋で受け取った」と述べ、資金を分散入金した理由も明らかにしなかった。だが、特捜部は、石川議員が「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)工事の受注に絡んで中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)から裏金を受領し、土地購入原資に充てた疑いが強いとみている。

 特捜部は小沢氏本人にも聴取を要請したが、小沢氏側は「必要性がない」と拒否。特捜部は、石川議員から2回目の聴取をした13日、陸山会や石川議員の事務所、胆沢ダム本体工事を元請け受注した大手ゼネコン「鹿島」などを一斉に家宅捜索した。そのうえで14日にも石川議員から3回目の聴取を行ったが、石川議員は否定を続けたとみられる。

 一方、水谷建設の元幹部は特捜部の聴取に、胆沢ダム関連工事を下請け受注した時期と重なる04年10月と05年4月に、大久保秘書の要請を受けて、5千万円ずつ計1億円の現金を石川議員と大久保秘書に渡したと供述した。特捜部は、土地取引と同時期の1回目の5千万円について、元幹部が証言した授受日の直後に陸山会口座に同額が入金されていることから、分散入金された4億円の購入原資の一部になったとみて捜査している。

 国会会期中に国会議員を逮捕するには、国会に逮捕許諾請求を提出し、許諾の議決を得る必要がある。検察当局は、国会審議への影響を配慮して許諾請求は避けたい考えで、土日を除いて最後の機会となる15日に方針を決断した。

  記事の紹介終わりです。

 

 

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