若葉か街に 急に萌えだした
ある日私が 知らないうちに
あなたのことで 今はこの胸が
いっぱいだから わからなかったの
愛はよろこび それとも涙
誰も知らない ことなのね
若葉が風と ささやく街を
愛を心に 私はゆくの
天地真理 「若葉のささやき」
爽やかなるもの
・・と、そう想った
そして
此を聴くと
元気に成った
昭和48年(1973年)
19才の私
爽やかなりき
あなたの心に 風があるなら
そしてそれが 春の風なら
私ひとりで ふかれてみたいな
いつまでも いつまでも
あなたの心に 空があるなら
そしてそれが 青い空なら
私ひとりで のぼってみたいな
どこまでも どこまでも
・・あなたの心に・中山千夏
昭和44年(1969年)
♪あなたの心に 空があるなら
・・・今でも口遊む
そして
爽やかなりし 時代を想い出す
リンク→折角の恋心
帝国ホテルの紫木蓮(シモクレン)
桜より一足早く
春を告ぐる
こぶし
今年も亦
花咲く春が来た
JR環状線桜ノ宮駅側のこぶし
青空と
花との
コラボ
なんと
艶やか (アデヤカ)
心地佳し
北風吹きぬく 寒い朝も
心ひとつで 暖かくなる
新淀川・アーチは長柄橋
余分を極限まで排して
極寒に耐えるシルエットに
力強さ
生命力をみる
・・・
そんなふうに
みえる瞬間がある ( ミエル トキ )
・
道は単純、真直ぐがいい ( マッスグ )
而して
シンプルに生きん
此が、究極の理想
・・・そう、想う
どぶ川にも 花は咲く
浮草にも 夢がある
今日が昨日のつづきでも
もう少し もう少し
生きてみろよ
そうしていつの日か いつの日か
燃やせ 人生くれないに
・・・人生くれないに 杉良太郎歌
もう少し もう少し
生きてみろよ
そうして
いつの日か いつの日か
燃やせ 人生くれないに
いつの日か いつの日か
・・・・と、
今日も暮れ往く
此れ、
吾生涯・・哉
街の舗道に 木枯らしふきぬける
さよならを言いましょう 次の角で
いつか月日が 流れていったなら
すばらしい青春と思うでしょう
山のぼり 魚つり
いろんなことを 教えてくれたあなた
そんなことするだけで 幸福だった (シアワセ)
帰らないあの頃が とても愛しい
・・・天地真理 1974年
何処へ
紅葉した欅並木 (ケヤキ)
晩秋の夕暮まじか
落ち葉散る 舗道を 一人行く女性
足どり軽やかなるは 何故かしらん
・
・
・
昭和49年(1974年)11月
東京・中野サンプラザ
2階ホールに、ジュークボックスが存った
そして
初めて体験す、ジュークボックスのサウンド
ヘッドホーンから流れてきたのは
天地真理の 「 想い出のセレナーデ 」
切ない 優しい
その歌声は
私の心に響いた
大音響で
響き渡ったのである
リンク ↓
想い出のセレナーデ
夏は来ぬ
早朝
四時半
空がシラケルとともに目覚め
五時頃
日の出の頃合に窓を開ける
此は、母に外の景色を見せんが為也
果して、外は紅色の景色哉
今日も亦いい天気哉
五時半頃
蝉の一斉鳴き声高なる哉
「お母ちゃん、ごめんな」
「もっと、外の景色を見たからうに」
・・・と
外を眺むる遺影に そう詫びながら
そっと 窓を閉める
惟・・毎朝のこと
明るい
夏空に夏雲
鮮やか哉
夏は来ぬ
やっぱり、夏はいい
大川の杏
ふるさとを出たときは 初心だった ウブダッタ
初恋の人を追い 汽車に乗る
まだ固いさくらんぼ 食べながら
今日からのしあわせを 夢みてた
あれも遠い 今は遠い
わが町は 緑なりき
あの人は今はもう 母になり
このひとも しあわせと聞かされた
熟れ過ぎたさくらんぼ 口にして
ほろにがい ためいきついている
あれも遠い 今は遠い
わが町は 緑なりき
・・・わが町は緑なりき 千昌夫
この曲を口遊む時
想い出すは
昭和47年(1972年) NHK時代劇 「天下御免」
女優・中野良子の 初々しい「紅」さん
碧なる 若き瞬間は美しき トキハ
・・・・哉
梅雨がくるまえに
・・・
青空の下 (アヲゾラノモト) (花菖蒲、カキツバタ、アヤメ・・・区別できない私である)
今のうちに
日の光を たっぷりと
浴びて 咲くや
花菖蒲
菜の花畠に 入り日薄れ
見渡す山の端 霞ふかし
春風そよふく 空をみれば
夕月かかりて におい淡し
夕月かかれば 朧月夜
此れ
真に 心の景色と謂えようか (マサニココロノケシキ)
そよ風ふいて
爽やかに
青きに映える 菜の花
其は
輝きの如く
・
いつまでも
光を浴びて
輝いていたいものと
・・・
私は そう想う