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「モンスター」

2004-10-14 20:59:11 | 映画(映画館)

渋谷・シネマライズにて、パティ・ジェンキンズ監督。
心に痛い映画。

その日暮らしを送る娼婦アイリーン・ウォーノス(シャーリーズ・セロン)はレズビアンのセルビーと出会い恋に落ちる。
しかし暴力的な客を殺してしまう。
アイリーンはセルビーと暮らすため、職につこうとするが受け入れられず、娼婦を続けるうちに客を殺して金を奪うようになってしまう。

たるんだ肉体を持つ底辺の娼婦にも需要があり、切羽詰った日々の暮らしがあるということを容赦なく描く。
人心を荒廃させるアメリカ社会の実相も。
シャーリーズ・セロンの変貌ぶりについて、井筒監督は「女優なら当たり前」と言っていたがそんなことはない。
彼女だからこそできた難役であり、ものすごい存在感を放っている。
日本の女優が「体当たりの演技」とか言っても、せいぜい泣きわめいて遊郭が燃え上がるくらいでしょう。
ただ、2人目の殺人に至るところの心の描写がよく理解できなかった。
またジャーニーのDon't Stop Believin'(好きだけど)が2回、重要な使われ方をしているが、なぜこの曲なのかが分からなかった。
プア・ホワイトが聴きそうな曲だから?

日本で、性を売る女性の悲しく恐ろしい実話といえば、この映画を観た街・渋谷で起こった「東電OL殺人事件」である。
映画化はムリだろうけど、もし実現したら監督と女優を尊敬します。

「犬猫」の前売り券を買ってあるのだが、榎本加奈子と大魔神の不倫スキャンダルを聞いて、観たくなくなってしまった。
私にとってのお姫様4強(小川範子、小沢真珠、宝生舞、榎本加奈子)の中では一番どうでもいい存在だけど、加奈子ちゃんの華奢な身体が佐々木投手の巨体に組み敷かれてると思うと、ちょっとねえ…
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4 コメント

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こんにちは。 (よしづきみや)
2004-10-22 19:35:22
わたしはシャーリーズ・セロンって知らなくて、映画を観た後に画像を探してびっくりしました。

役の為にあんなに変わっちゃうのって凄いと思いましたよ。
ほんとスゴいですね。 (冬のマーケット)
2004-10-22 20:10:49
CMにシャーリーズさんが出てますが、ナイス・ボディに戻っていてびっくりしました。日本の女優にも期待したいですね。
はじめまして (ももちき)
2004-11-27 09:27:27
トラバさせていただきました。



二人目の殺人にいたるのは、セルビーという希望に追い詰められたのと、それまで抑圧されてきた感情が噴出してきた結論だとおもっていますが、どうでしょう?



アメリカ社会の実情について描いていると書いておられるブログが少なく、ありがたく思いました。(私はソウ見たので・・)
はじめまして (冬のマーケット)
2004-11-27 11:25:06
病んだアメリカという点では「砂と霧の家」もていねいな秀作ですね。ラックス・スパモイストのシャーリーズには口元にアイリーンが生きていて複雑な思いを抱かせます。「ガタカ」のSF設定に疑問を抱かれてるようですが、SFの99%は荒唐無稽では...「スターウォーズ」「スターシップ・トゥルーパーズ」のようなバカSFでなければよいと思います。

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