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チヤホヤ #2 — ブリットポップの頃

2017-04-20 19:40:59 | 音楽
50 Best Britpop Songs
1) Supergrass / Caught by the Fuzz (1994)
2) Pulp / Common People (1995)
3) Oasis / Don't Look Back in Anger (1995)
4) Pulp / Disco 2000 (1995)
5) Suede / We Are the Pigs (1994)
6) Supergrass / Richard III (1997)
7) Saint Etienne / Avenue (1993)
8) Pulp / Razzmatazz (1993)
9) Teenage Fanclub / Everything Flows (1990)
10) The Verve / Bitter Sweet Symphony (1997)



11) Oasis / Live Forever (1994)
12) Suede / Animal Nitrate (1993)
13) Saint Etienne / Like a Motorway (1994)
14) The Verve / The Drugs Don't Work (1997)
15) Out of My Hair / Mr Jones (1995)



16) Supergrass / Alright (1995)
17) Elastica / Waking Up (1995)
18) Super Furry Animals / Ice Hockey Hair (1998)
19) Suede / Stay Together (1994)
20) Kula Shaker / Tattva (1996)
21) Saint Etienne / You're in a Bad Way (1993)
22) Manic Street Preachers / A Design for Life (1996)
23) Martin Newell / The Greatest Living English Man (1993)
24) Blur / Song 2 (1997)
25) Primal Scream / Rocks (1994)
26) Hurricane #1 / Step into My World (1997)
27) Suede / The Wild Ones (1994)
28) Edwyn Collins / A Girl Like You (1994)
29) Supergrass / Moving (1999)
30) Out of My Hair / In the Groove Again (1996)
31) Thurman / Now I'm a Man (1995)
32) Super Furry Animals / Something 4 the Weekend (1996)



33) Pulp / Help the Aged (1997)
34) Elastica / Connection (1995)
35) McAlmont & Butler / Yes (1995)
36) The Chemical Brothers / Setting Sun (1996)
37) Kula Shaker / Sound of Drums (1998)



38) Saint Etienne / Only Love Can Break Your Heart (1990)
39) The Space Monkeys / Blowing Down the Stylus (1996)
40) Echobelly / Great Things (1995)
41) Ocean Colour Scene / The Riverboat Song (1996)
42) The Verve / History (1995)



43) Blur / This Is a Low (1994)
44) Ash / Kung Fu (1996)
45) The Boo Radleys / Wake Up Boo! (1995)
46) Catatonia / Mulder and Scully (1998)
47) Space / Female of the Species (1996)
48) Strangelove / The Greatest Show On Earth (1997)
49) Cud / Magic (1990)
50) Denim / Back in Denim (1992)



前回の「チヤホヤ」は、作家・筒井康隆の炎上を題材にお届けしました。まだブスブス燻っているようだ。自分が有名であることにすがりつくタイプの人たちって、ほんとう付ける薬がない。売名や嫉妬、老いてなお盛ん。

私が彼の代表的長篇と考える『大いなる助走』につながる短篇で「となり組文芸」というのがある。町内で同好会的に同人誌を作るうち、人気を集める者が現れ、やっかみ、内輪もめ、やがてはみなPTAや町内会の肩書を欲しがったり文学賞をでっちあげて—という、どこぞの政界や芸能界と変らぬ展開。

美術や音楽なら、死んでから評価され、有名になるということが、かつてあったし、いまも可能性は少ないがありえなくはない。「小説」はその点、即時的な読者や評価を必要とする。媒体依存が強いため、売れて有名になれば、仲間うちのチヤホヤも商品化され、それがまた羨望を呼んで次の志望者を—




移民の安易な受け入れは、その国の社会制度を破壊する。私が7年間暮らした米国の高校教育は荒廃していた。コンピューターやロケットの開発で理数系の人材が不足したら中国などから連れて来ればいいという発想だ。移民で用が足りるなら、国は教育にも出産や育児にも投資しないだろう。

そうした積み重ねの結果、中間層以下の人々は「見捨てられた」と考え、孤立感を深めた。

中間層が頼りにしてきた左派政党は、グローバル化から市民を守るどころか、礼賛した。民主党のクリントン元大統領や労働党のブレア元英首相たちだ。ブレア氏は自国の労働者を重んじるより、安くてよく働くポーランド移民を受け入れた、との印象だ。

左派が間違いを犯した要因は、大都市しか見てこなかったことにもある。ロンドンやローマは繁栄し、底辺の仕事は外国から来た人々が請け負っている。取り残された地方の労働者たちは、左派政党に愛想を尽かしてしまった。左派が信頼を取り戻す道は、現状を学び直し、元の支持者に頭を下げるしかないだろう。 —(ドイツの社会学者ウォルフガング・シュトレーク 「統合の行方 揺れる欧州 — 左派への失望 混迷招く」より、東京新聞2017年4月20日)



先月の終わり、Pitchforkが「The 50 Best Britpop Albums」という特集を組んだ。ブラー、スウェード、オアシス、パルプといった人気バンドが集中して現れ、活況を呈した90年代半ば。私も印刷会社に出向して営業活動の合間に、神保町のレンタル店JANISに通って新作CDを漁っていましたな。フジの深夜にやっていた『ビートUK』という音楽番組も重宝したものだ。

ユーミンのプレイリストを記事化するための前段で、彼女の90年代のCDは10枚セットで出品されるなど、中古市場でダブついていて(80年代のCDとは打って変って)格安で入手できることを知ったが、どうやらこれは世界的に共通する現象のようだ。

戦後の、生産年齢人口の増大と、情報化や都市化、消費社会の進展と成熟。これらが頂点に達したのが先進各国では90年代だった。なので日本では90年に株と不動産のバブルは崩壊したものの、しばらくは経済的な活況が続いたと記憶する。それが逆に、デフレや少子化へつながる構造問題から目をそむけさせ、失われた20年を招いたともいえるだろう。↑に引用したドイツの学者によれば、ブレグジットやトランプ現象、欧州各国で極右が台頭していることにも、日本と共通する背景が。

Pitchfork記事の冒頭で、立役者の一人ジャーヴィス・コッカー(パルプ)が「オルタナティブな音楽を英国旗のブランドで一括して売り出し、信用を買おうとするような、国家主義的なくだらない言葉=ブリットポップ」と。Pasteが記事化したオルト・カントリー・アルバム50選と併せ、あらためてこの時期の音楽を漁ってみたが、どうも英国勢は幼稚な感じの曲が多いようだ。エコーベリーの1stなど1曲も残らなかった。モリッシーのフォロワーだそうだが、こじらせると単なる厨二病に。2ndからのGreat Thingsの「グレートなことをしたい。妥協したくない」と歌う女性ボーカルも、当時労働党のブレア首相がブリットポップのスターたちとチャラチャラしていたり、日本新党から出馬した小池がいま都民ファーストなどと称し怪しい面々と茶番を演じたりするさまなどと重なる、右翼政治臭が。

チヤホヤが商売になるような、知名度を競う業界は、常に志望者がおり、新陳代謝が盛んに行われる。その中の勝ち組が世襲政治家や役人と手を組んで、国家主義の勇ましい言葉でわれわれに呼びかけ、比較多数派を形成して臭いものに蓋をするのであれば、人権と民主主義は根腐れが避けられないでしょう—





Pitchfork – The 50 Best Britpop Albums
1) Pulp / DIFFERENT CLASS (1995)
2) Blur / PARKLIFE (1994)
3) Radiohead / THE BENDS (1995)
4) Oasis / (WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY? (1995)
5) Suede / DOG MAN STAR (1994)
6) Elastica / ELASTICA (1995)
7) Pulp / THIS IS HARDCORE (1998)
8) Blur / BLUR (1997)
9) Oasis / DEFINITELY MAYBE (1994)
10) The Verve / URBAN HYMNS (1997)
11) Pulp / HIS 'N' HERS (1994)
12) Supergrass / I SHOULD COCO (1995)
13) Suede / SUEDE (1993)
14) The La's / THE LA'S (1990)
15) Cornershop / WHEN I WAS BORN FOR THE 7TH TIME (1997)
16) Morrissey / YOUR ARSENAL (1992)
17) Shampoo / WE ARE SHAMPOO (1994)
18) Blur / MODERN LIFE IS RUBBISH (1993)
19) Lush / LOVELIFE (1996)
20) The Auteurs / NEW WAVE (1993)
21) Gene / OLYMPIAN (1995)
22) Saint Etienne / SO TOUGH (1993)
23) Kenickie / AT THE CLUB (1997)
24) Supergrass / IN IT FOR THE MONEY (1997)
25) Hefner / BREAKING GOD'S HEART (1998)
26) The Verve / A NORTHERN SOUL (1995)
27) Super Furry Animals / FUZZY LOGIC (1996)
28) Morrissey / VAUXHALL AND I (1994)
29) The Charlatans / TELLIN' STORIES (1997)
30) Suede / SCI-FI LULLABIES (1997)
31) Saint Etienne / FOXBASE ALPHA (1991)
32) Manic Street Preachers / EVERYTHING MUST GO (1996)
33) Black Box Recorder / ENGLAND MADE ME (1998)
34) Ash / 1977 (1996)
35) Black Grape / IT'S GREAT WHEN YOU'RE STRAIGHT…YEAH (1995)
36) Teenage Fanclub / GRAND PRIX (1995)
37) Sleeper / THE IT GIRL (1996)
38) McAlmont & Butler / THE SOUND OF McALMONT & BUTLER (1995)
39) Super Furry Animals / RADIATOR (1997)
40) The Boo Radleys / GIANT STEPS (1993)
41) Space / SPIDERS (1996)
42) Ocean Colour Scene / MOSELY SHOALS (1996)
43) Catatonia / INTERNATIONAL VELVET (1998)
44) Edwyn Collins / GORGEOUS GEORGE (1994)
45) Mansun / ATTACK OF THE GREY LANTERN (1997)
46) The Divine Comedy / CASANOVA (1996)
47) Placebo / WITHOUT YOU I'M NOTHING (1998)
48) Echobelly / EVERYONE'S GOT ONE (1994)
49) James / LAID (1993)
50) Denim / BACK IN DENIM (1992)
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