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巻き添え食ってたまるかよ

ピエールとジル

2008-02-14 18:51:07 | Bibliomania




先日のエレクトラ・レコードの回にUPしたDEEE-LITEのジャケ写はこの人たちの手になるものだという。
ピエールとジル(Pierre et Gilles)フランスのゲイの写真家コンビで、ピエール(下画像の黒髪のほう)が写真を撮り、ジルが手作業でレタッチして独特の夢の世界を作り出す。
顔のシワなどは消されて、実在の人間ではないようなつるつるした人物が、東南アジアやインドやアラブの民俗文化やキリスト教などいろいろな宗教・神話から、同性愛者特有の嗅覚で拾い集めたさまざまな要素でこしらえられた幻想世界の中に遊ぶ。
現在はファッション写真の仕事に比重を移しているらしいけれども、80~90年代には音楽のCDジャケットを多く手がけ、その中には上画像のマーク・アーモンドやサンディーをはじめ、ボーイ・ジョージ、マドンナ、ハレド、ニナ・ハーゲンなど彼らの趣味性と一脈通じるもののあるミュージシャンが多いようである。







その彼らに多大な影響を与えた先行者がいたらしいんだわ。ジェイムズ・ビドグッド(James Bidgood)なるアメリカ人で、ドラッグクイーンの仕事をするかたわらセットデザイナーやヌード写真家・ポルノ映画監督としても活躍したらしい。
代表作は1971年の『ピンク・ナルシス』だそうで、そういやあおととしの夏にシアターN渋谷でレイトショー公開されてたよ…こ~ゆ~ことでつながってくるんなら見ときゃよかった…
とわいえ「ようこそ、僕のピンクの小部屋へ」って言われまちても、月川悠貴さんの芝居を最前列で見るためならホモと思われようが男ひとりで行動する㌔映画程度でわなあ…
こ~ゆ~のに付き合ってくれる美大生の愛人を持ちたいところでわあるが、美大の女はあんまり金には転ばんのネ。



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