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インフラ企業とブラック企業

2017-03-19 21:40:27 | 政治経済
NPO法人POSSE&ブラックバイトユニオン主催「ブラック企業とジャーナリズム ユニクロ(UNIQLO)潜入取材から見えてきたもの」@水道橋YMCAアジア青少年センター・3月17日

ジャーナリストの横田増生氏は1年間アルバイトとしてユニクロ店舗に潜入取材を行い、過労死ラインを超える長時間労働やパワハラの実態を告発しました。ブラック企業と名指しされることが多いユニクロの現場で何が起こっているのか。なぜブラック企業は蔓延するのか。相談活動からブラック企業の問題を明るみに出したPOSSE今野氏と、地道な取材活動を通じて発信するジャーナリスト横田氏が議論します。

講師:横田増生(ジャーナリスト、『ユニクロ帝国の光と影』著者)、今野晴貴(POSSE代表、文春新書『ブラック企業』著者)




マガジンひとり‏ @magazine_hitori 3月16日
あす昼間、会社員時代末期の上司と飲み。昨年で定年退職されたとのことだが、会社の人と会うの8~9年ぶりなので楽しみ。NTTの現場の様子を伺いたい(;^ω^)


四半期に1度、五反田のNTT病院に通ってくるとのことで、検査と診察を終え、駅から電話をもらって私が出向き、ランチタイムに酒を飲んでもヒンシュク買わなそうな磯丸水産で飲み。フレッシュネスバーガーに移って飲み。さらに、私がこの後、↑の予定があるので、神田に移動して居酒屋で飲み。途中で抜けて↑に向った。

彼は地元・柏市にも友人が多く、友人との飲みでは途中で合流したりして何軒もハシゴするのが当然で、私とは時間や金銭の感覚が違うようだ。昨年61歳で定年。私より10年先輩にあたる。電電公社時代の高卒採用組で、最初は大手町の中央電報局に配属された。24時間輪番制の大所帯で、深夜でも400人ほどが常駐。東証の大納会や、衆院の解散の時は活況を呈するという。親方日の丸の職場は、おおむね繁忙期を基準として人員配置する。平常なら深夜はヒマ。交替で仮眠をとりにゆく。休憩室と畳敷きの仮眠室が隣接。仮眠室では禁止だが、休憩室で麻雀をする者も。麻雀よりチンチロリンの方がポピュラーだったようだ。大手町・神田周辺は常に酒場が開いており、勤務明けには飲みにゆく。

酒とギャンブルで身を持ち崩す者も。借金がかさみ、自己破産や、退職金で清算。そうして退職後も、先輩ヅラをして職場に上がり込んでくるという。施錠の厳重な今では考えられないが、電報配達のため車やバイクの車庫が開放されているので。絡んだり、小金をせびったり。「主幹」という管理者の役職は、彼らを追い返すことも職務の一つであったそうな。

彼はそこで10年近くを過ごし、大手町の別ビルの、設備系の上部部門である設建(設備建設)本部で、請負工事などの契約業務に就く。委託契約と委任契約の違い、分りますか。私も最後の職場=東京港支店の法人営業部で、彼の下で契約・決済業務に従事したのだが、何やら分らず日々流されていましたな。彼は野球部出身で、地元の少年野球の指導もしているくらい、正々堂々たる努力家なのだ。自力で商法など勉強し、契約業務のエキスパートとなって、NTT勤務をまっとうした。




ブラック企業とジャーナリズムの催しでは、横田さんは私と同年輩(50代)ながら、客席はぐんと若くなる。これから就職活動という、ブラック企業問題が切実な立場の学生もいるようだ。酒が入って、物見遊山気分の、不謹慎な私。

いま政府の「働き方改革」として労働時間の規制が議論されている。月の時間外労働を、100時間以内、2ヵ月平均で80時間以内に抑える方向だが、建設業界と運輸業界は、過労死ラインに達するとして批判を受けるこの基準さえ、適用をしばらく猶予してくれと願い出ているという。

建設と運輸。名だたる人手不足業界で、かつ高齢化業界。大口で安い(通常の3分の1くらい)契約のAmazonの荷物が増え、悲鳴をあげるヤマト運輸のように、かつては規制緩和の旗手ともてはやされたが、今は人手不足なのに低賃金で、若者が志望しない、構造デフレ業種の代表格。

前段で触れたいにしえの中央電報局も車などで配送する仕事だが、元は逓信省で、高卒の労働者を安定雇用し、私の元上司のようにやがては事務職で肩書が付くケースも。平成の今は、そうした恵まれた例は見当たらない。建設も運輸も、あるいはその他の業種も、ひたすら消耗戦で、人件費を固定費としてより、変動費として扱う傾向だ。ユニクロ店舗の非正規雇用で、戦力として計算されているのは主婦と大学生。横田さんが潜入した、ヤマト運輸の羽田クロノゲートではベトナムからの出稼ぎ労働者が多く、同じくユニクロの旗艦店ビックロでは中国と韓国の出稼ぎが多い(400人中200人が外国人)。

出稼ぎに来るのはお金のため。彼らは割り切っている。いきなりのシフト変更や延長を打診されてもきっぱり断る。飲食は常に弁当持参。せっかく稼いだ日本円を使いたくない。ひたすら貯め、母国へ送金。すなわち、これから為替が超円安などとなった場合、多くの業種で出稼ぎ労働者を確保できず、人手不足倒産という事態が起こりうる。

なので、今野さんの話によれば、驚くほどあの手この手と巧妙化したブラック企業がはびこり、新卒の人材に対して「選別=大量採用し、大量に辞めさせ、うつになりにくいタフな者をこき使う」「使いつぶし=過大なノルマやパワハラ、超長時間労働」により、さらなるデフレと少子高齢化、格差の拡大と固定化が促され、わが国の将来に暗い影を投げかけているとのことだ。

私は老残の身であるものの、ウシジマくんもいよいよ終るらしいし、耳をダンボにして細かな情報を拾い集め、ブラック企業問題などについてこれからも随時記事化してゆきたい—



『ユニクロ帝国の光と影』著者の渾身レポート ユニクロ潜入一年【文春e-Books】
横田増生
文藝春秋
ジャンル:
就職活動
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