和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

ガリ版刷り。

2017-04-24 | 道しるべ
ちょっと、気になって
どこかの本で、チラッと出てきたのですが、
どこか中国の草原でしょうか、あたりに木々はない。
子供たちが通学している。
突風から竜巻になることがよくある。
そうすると、子どもたちが手をつないで
まるくなって、その竜巻をやり過ごす。

そんな回想が、どこかにあったなあと
ほとんど、手がかりなく、その本の在りかを探す。
ほんの数行だったような気がするので、
こりゃ、さがせないなあ。と思いながら。

もちろん、出てきません(笑)。

かわりに、見つけたのが
この二冊。

一冊目は
「梅棹忠夫語る」(日経プレミアシリーズ新書)
そこに、

小山】 ぼくもアメリカとかイギリスへ行って、
アーカイブズの扱いの巧みさというものを見てきました。
パンフレットとか片々たるノートだとか、
そういうものもきちっと集めていくんですよね。

梅棹】 アメリカの図書館はペロッとした一枚の紙切れが残っている。

小山】 その一枚の紙が、ある機関を創設しようとかっていう
重要な情報だったりするんですな。それがきちっと揃っている。(p80)


もう一冊は
岡崎ひでたか著「鬼が瀬物語 魔の海に炎たつ」(くもん出版)
そのあとがきでした。

「わたしは千葉県立館山図書館の郷土資料コーナーで、
富崎村役場の記録を発見しました。
富崎村は、現在の館山市布良(めら)相(あい)の浜に当たります。
明治時代の貴重な記録を、おそらく大正時代に
がり版刷りにしたものでしょう。
紙は茶色くがさがさになって、
ガリ刷りは薄らぎ、文字の線が消えかかっていました。
しかし、それを丹念に読みとるほどに、
この村で起きた壮大なドラマがわたしの脳裏に浮かんできました。
その綴りは、かんたんな事務的な文書であったのに、
それを物語化したい思いが、三年、五年と
年月を経てもはならませんでした。」(p246~247)


さてっと、子どもたちが手をつないで
竜巻をやりすごす箇所はでてきません。

どなたか知りませんか(笑)。
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